【WOT】搭乗員の名前を好きな名前に変更しちゃおう!初心者向けガイド!

「ここが私達にとっての東京体育館あるいは代々木第一体育館!」

※追記

かなり古い記事なので現在は手順が違うと思われます。またリンク切れなどしているかもしれません。

WOT楽しいですねー!
戦車を操って戦う面白さは今までにない感じですよね!

さて、WOTでMODに凝り始めると音声MODから始まりスキンMOD、GUI系MODなどありますがやっぱり戦車といえば「ガールズアンドパンツァー」通称ガルパン系MODを入れたくなりますよね!
そんなときオススメなのがスキンMODとクルーMOD!
スキンMODは戦車の外見を変更するもので、クルーMODは搭乗員のアイコンを好きなものに変更できます。
さて、スキンも入れてクルーも入れて、よし戦場へ!と思ったらなんか変な名前がついててがっかりしませんでしたか?

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んー、せっかく全員揃っていてもなんとなく名前のせいで変に感じますよね…?
まぁしょうがない!別に気ならない!という人はかまいませんが、もし気になる方がいたら少しの手間で名前を変更できますのでお付き合い下さい。

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このあんこうチームの5人のクルー(搭乗員)の名前を変更する、というのが今回の記事のゴールとなります。

準備編!

まずは準備をしましょう!
今回必要なのは以下のアプリケーションです。持ってなければ準備してくださいね。

・解凍ソフト(LhaplusでもWinRARでも何でも良いと思います。7zipは今回出てきませんがMODではよく使うので用意推奨です!)
Poedit(翻訳作業用ツールです。洗練されたGUIで非常に使い勝手のいいツールです。日本語化しなくても日本語になってます。)

次にブラウザ上で動作するコンバーターが必要です。
それが「Online Tools for WordPress Developers」です。
本来はWordPressのテーマやプラグインの翻訳ファイルの変換に使用するものですが、WOTでも使えちゃいます。

さて最後に必要なファイルをダウンロードしましょう。
正直コレ自体必要なのかは微妙なところですが…まぁ一応情報元でも使用しているので…。
World of Tanks Official Forum “Modifying Crew Name”
こちらのiPancakesさんの投稿の下部にある「Spoiler」の横の「SHOW」をクリック。
wot_5_nations_tankmen_templates(po files(tank renamer))をクリック。
ダウンロードしたら解凍してくださいね。

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最後にフォルダを開いている時に拡張子を表示していない人は表示するようにしましょう。(MOD導入の基礎ですので…)
やり方は「Microsoft at LIFE ファイルの拡張子を表示する」を参考にしてくださいね。

さて、これで準備は完了!次は導入編です!

導入編!

さて解凍したフォルダには.moと.poが入っていると思います。
.poは翻訳を行うための拡張子
.moはゲームが読み取れるようにコンパイルされたものになります。
.mo自体はもともとWOTに標準で付属しているものになります。(日本版作成編でわかると思います)
ですので作業の流れとしては

①「?:\Games\World_of_Tanks\res\text\lc_messages」内の(各国版).moファイルを取り出しOnline Tools for WordPress Developersで.poへ変換。
②変換した.poファイルをPoeditで読み込み、リネームする。
③変更後の.poファイルを.moファイルに再変換し元の場所へ戻す。

という作業になります。
あ、ここで「難しいわ!」って思った方!大丈夫です!あくまで流れなので!
見た目ほど難しくないのであきらめないでくださいね!
とりあえず上記の①~③までの三段階で詳しく解説していきますね。

まずは作業するフォルダを確認しましょう。
今回いじくり回すのは「?:\Games\World_of_Tanks\res\text\lc_messages」です。?の部分はインストールしたドライブで変わります。
もし「自分がインストールした場所がわかんない!」という方は、スタートメニューやデスクトップのWOTのアイコンを右クリック、プロパティを開いて「ファイルの場所を開く」を押せばわかりますよ。
ダウンロードしてきたwot_5_nations_tankmen_templates(po files(tank renamer))を解凍してlc_messagesの中に中身を全て入れてください。(入れる前に全部まるごとどっかにバックアップすることを推奨します)
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テキストファイルは別に入れなくてもいいですが、入れても特に何も起こりませんので一気に全部入れちゃいましょう。
本来であればここから.moファイルを取り出し変換が必要ですが、先ほどダウンロードしたファイルで省略できていますのでここはスルーで。
ただし勘の良い方はもうお気づきかと思いますが日本実装前の古いファイルなのでjapanファイルがないんですよね。それは後ろのほうで解説しますので。

さて、次にWOTを立ち上げて下さい。
WOTを見ながら作業することになるのでウィンドウモードでの起動をおすすめします。
やり方がわからない人はフルスクリーン状態で「Alt&Enter」でウィンドウ化できます。(もう1回押せばフルスクリーンに戻ります)
WOTを立ち上げたら名前を変えたい車両の搭乗員を見てみましょう。
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まず大好きな秋山殿から名前変更していきます。(敬愛する西住殿からやりたかったのですが、変更前の名前のウムラウトが打てないので…。)
秋山殿の現在の名前は「Gefreiter Kiesewetter」となっています。
ですが、頭の「Gefreiter」は名前や名字ではなくて「伍長」を表す階級となります。
また、マウスオーバー(マウスをアイコンの上にのせる)と「階級 名前 苗字」となります。(マウスオーバーしないと名前の部分は省略されて表示されます)
今回は苗字を日本語で「秋山優花里」としてしまうことで省略されてもちゃんと表示されるようにしようと思います。

準備編でインストールしたPoeditを使用します。立ち上げて下さい。
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左上の「開く」をクリック。
先ほどファイルを放り込んだ「?:\Games\World_of_Tanks\res\text\lc_messages」を開いて下さい。
.poのファイルのみ選択できます。
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各国別にわかれています。今回はドイツⅣ号戦車の搭乗員名の変更なので「germany_tankmen.po」を開きましょう。
ダージリン様や同志カチューシャを入れたい時はそれぞれの国を開けばオッケーです。

さて、開くとこんなかんじになります。

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ちょっとわかりづらいので、書き込んでみたバージョン。
無題111111

こんな感じで使います。
上の段の名前一覧から変更したい名前を見つけ出し、一番下の「翻訳」に好きな名前を入れる、というのが使用方法になります。(かんたんですね!)
今回は「Kiesewetter」という名前を「秋山 優花里」にしたいので「Kiesewetter」を探します。
といっても一覧をコロコロ一つづつ探すのは大変、上のメニューにある「編集」から「検索」を選びましょう。
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検索欄に変更前の名前を入れます。
するとリストから「Kiesewetter」を発見!
早速名前を変更しちゃいましょう!
下の「翻訳」のところに「秋山 優花里」と入れます。
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するとリストの方も「秋山 優花里」になってますね。
これでオッケーです。
他の4人も同じ要領でできますので一気にやってしまいましょう。(ウムラウトはGoogle日本語入力なら”ウムラウト”で変換すればでますよ)
では保存しちゃいます。
上のメニューのファイル→保存で上書き保存されます。
もちろん上部の「保存」アイコンでもオッケーですよ。
あ、まだ終わりじゃないですからね!もうちょっとです、頑張りましょう!

最後に保存した「germany_tankmen.po」をゲームで読み取れるように.moに変換します。
あ、拡張子を無理やり書き換えてはダメですからね!
さて準備編で紹介した「Online Tools for WordPress Developers」をブラウザで開いて下さい。
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4つありますが、今回は.poを.moに変換したいので「Convert .po to .mo」の下にある「ファイルを選択」を押しましょう。
先ほど保存したファイルは「?:\Games\World_of_Tanks\res\text\lc_messages」にあるはずです。
「germany_tankmen.po」を選択して右側の「Convert」を押して下さい。
変換後のファイルがダウンロードできたら、それを同じく「?:\Games\World_of_Tanks\res\text\lc_messages」に入れてください。
これで完了です!
WOTを一度閉じて、再度立ち上げてみましょう。
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名前がしっかり変更できていれば完了!お疲れ様でした!
これでⅣ号戦車らしくなりましたね!
あとは色々と好きに弄ってみてくださいね。

オマケ「日本編」

後ほど書く予定です…。

最後に有益な情報をYoutube上で解説してくださったHildrさん、ありがとうございました!
Hildrさんの動画はこちら!(2013年1月の動画なので古いですが現在(0.9.9)でもそのまま利用できる方法です)

また、ハイクオリティなMODを制作してくださっているクリエイターの方々、ありがとうございます!