ガルパンプルバックタンク「⑥M4 シャーマン 75mm砲搭載型」

このタフなシャーマンがやられるわけないわ・・・!

ガルパンプルバックタンク⑥はサンダース大学付属高校のM4シャーマン!

M4シャーマン?

シャーマンことM4中戦車はアメリカ製の30トン級中戦車です。
以前WOT戦車紹介で紹介させていただいたアメリカ陸軍初の制式戦車M2中戦車以降、アメリカは戦車開発が思うようにいっていませんでした。
1940年代に入り、強力なドイツ戦車が登場する中でM2中戦車の量産が決定します。
しかし前時代的な設計だったM2中戦車はヨーロッパ戦線へ投入される頃にはすっかり力不足になってしまいました。
ヨーロッパでの経験からアメリカでは「75mm砲」の搭載が急務だと考えられ、その場しのぎ的ではありますが回転砲塔ではなく固定砲塔としてM3中戦車、通称M3リーが開発されました。
そしてM3で得られた技術を活かし、M3のシャーシに単一砲の回転砲塔を載せたものがM4シャーマンです。
なんとその生産数は約5万輌だとか・・・アメリカの生産力すごいですね。

M4s

75mm砲搭載型って?

M4シャーマンの特徴といえば生産数とそのバリエーションの多さ!
M4無印だけでも75mm砲搭載型、105mm砲搭載型の二種類&ロケットまで搭載されたり…。
M4A1はアリサが乗っている丸っこい鋳造タイプで76.2mm砲搭載型。(75mmもある)
M4A2はエンジンが星形のガソリンエンジンからディーゼルエンジン2基へ。
M4A3はついに戦車専用のエンジンに切り替え、75,76,105mmの3タイプ。
ここまでが第二次世界大戦で、戦後も様々な形で生産・改造され世界中で使われた戦車のベストセラーです!

M4シャーマンは他国にも供与されており、イギリスでは無印のM4に76.2mm(17ポンド)砲を搭載したシャーマンファイアフライが生み出されました。

ちなみにアリサの乗るM4A1が76.2mm、ファイアフライも76.2mm。
なぜ本編であれほどファイアフライが強力に描かれているかというと、砲身長の長さの違い。
同じ大きさの砲でも砲身が長ければエネルギーを効率よく砲弾に伝えられるんだとか。
そのため砲弾の飛んで行くスピードが向上して、重装甲でも撃ち抜けるんですね!

パーツです!

IMG_1475_Rたった3つのパーツ!
「バカでも乗れるぐらい操縦が簡単で!」とアリサも言ってましたし、バカなわたしでも組み立てられるようになっているみたい!笑
IMG_1478_R「バカでも扱えるマニュアル付きよ!!」
はい、アリサさんの言うとおり。
今までにないレベルの簡単さです。

組み立ててみました!

IMG_1557_R左側面から!
M4A1との違いがわかりやすいですね。
側面の車体の傾斜がカクカクしてるのが溶接で製造された無印M4の特徴だそうです。

IMG_1558_RM4は航空機用のエンジンを積んでいるから車高が高いそうです。
他の戦車に比べて確かに背が高い印象です。

IMG_1559_R正面から!
やっぱりシンプルでカッコイイです。

IMG_1560_R

車体後部もすっきりしてますね。

IMG_1561_R上から見て初めてキューポラの位置がわかるぐらい簡素ですね。

M4は大好きな戦車なのですが、今回はダブらず残念。
せっかくだし盛大にダブってM4小隊ぐらい作れればよかったのですが・・・。
次のシリーズでは鋳造のM4A1、ファイアフライもぜひ!

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