どんな走りをしようとも、わが校の戦車は一滴たりとも紅茶をこぼしたりしないわ。
ガルパンプルバックタンク⑦番はイギリスが誇るチャーチル歩兵戦車!
目次
歩兵戦車ってなんなの?重戦車じゃないの?
歩兵戦車とは戦車の分類の一つです。
戦車の分類にはいくつか種類があって、重さだけじゃなく役割などでも分類できました。
歩兵戦車は歩兵に随伴し戦う頼もしい戦車です。
時の首相ウィンストン・チャーチルの名を冠するチャーチル歩兵戦車は約40トンの戦車です。
世界初の実用戦車Mk.I戦車を生み出したイギリス、その正当な血筋を受け継いだのがこのチャーチルでした。
歩兵戦車の役割は「歩兵に随伴し」「対戦車砲・機関銃を防ぎ」「塹壕を突破する」こと。
すなわち、戦車開発においてMK.1戦車が求められた原則にとても近いものでした。
そのため速度は重視されず歩兵について行ける速度で十分。
走行は敵の火力を一身に引き付けることができるように重装甲に。
登坂力、超壕能力など不整地や山岳地帯なども歩兵と同じように進むことができるように作られていました。
イギリスでは他に「巡航戦車」というものも開発していて歩兵戦車と役割がきっちりわけられていました。
チャーチルってどんな戦車なの?
チャーチル歩兵戦車はイギリス戦車の血統を色濃く受け継ぐ戦車です。
砲塔前面装甲152mmというとんでもない重装甲を持つチャーチルは歩兵戦車として鈍足でしたけどしっかりとその役目を果たしました。(ティーガーでも撃ちぬけないらしいです)
歩兵戦車の本領は重装甲で突破すること。
その頃ドイツの電撃戦に代表されるように戦車を独立した機械化部隊として集中配備して戦う機動戦が注目されている中で、派手ではないけどしっかりと歩兵を守り続けたチャーチル歩兵戦車は地味ですが素晴らしい戦車でした。
脚が遅いのが弱点みたいに言われることもありますが、もともとそこは織り込み済み。
自分の役割をきっちりこなす姿はかっこいいですね!
ちなみにチャーチルはMk.IからMk.VⅢまであります。
前半I~IIまでは主砲の製造が間に合わなかったから生まれた2ポンド砲のモデル。
IIIでやっと6ポンド砲完成、IVで砲塔を溶接から鋳造に・・・などそれぞれのモデルがおもしろいです。
VIIは全面溶接になり装甲も強化されたパワーアップ版!
その分どんどん足は遅くなりますが、人間は時速5~7kmなのでまだまだ余裕余裕!
パーツです!
こちらもパーツは3種。
でもデカールがあります・・・。
さすがに水で貼るデカールはちょっと無理・・・。
今回はデカールは貼らず、プラモが上手い人にお願いしようかなって思ってます。
組み立ててみました!
左側面です。
ゴツゴツした無骨な感じがイギリスらしいですね。
砲が上を向いているのですが組み立てあってますよね・・・?
なんかカッコイイですけどあってるのか不安です。
やっぱり幅が小さな戦車ですよね。
ドラマCDでは前方投影面積が小さいことをダージリン様が力説されてましたけど。
全長も長いし、今までの戦車とは役割が違うのがわかりやすいですね。
上から見てもやっぱり大きい!
強豪校である聖グロリアーナでもチャーチルは1台しかないそうです。
ダブったので聖グロに1台寄贈したいんですけど・・・。