でも今はここが私達にとっての東京体育館、あるいは代々木第一体育館!
ガルパンプルバック2、③番めの車輌は全国戦車道大会で大活躍した八九式中戦車甲型の本戦時仕様です!
目次
八九式本戦時って?
あの奇跡の快進撃を成し遂げた大洗女子学園の小さな巨人、八九式中戦車は発見時塗装・聖グロリアーナ女学院練習試合塗装など、塗装の違いがあります。
1回戦以降は、アンツィオ戦前の練習時以外ずっとこの塗装で戦ってきました。
元々の塗装であるカーキ・オリーブ色の塗装、側面にはアヒルのマーク。
この小さく軽い、頼りない戦車であのT-34やパンターと激戦を繰り広げてきたのでした。
八九式中戦車ってすごい速いの?
ガルパンではとてつもない機動で敵戦車を撹乱する八九式中戦車ですが、実は速度は路上でも25km/hほどしか出ません。
25km/hというと原動機付自転車(原付、50ccスクーター)の制限速度が30km/hですので…。
おじさんの乗るスクーターより遅いという残念なスピードでした。
しかし、速度が遅いということがイコールだめな戦車というわけではありません。
以前紹介したチャーチル歩兵戦車のように、もともと「歩兵に随伴する」という目的のために製造された戦車に速度は必要ありませんでした。
そのためマチルダと同じように速度は遅く主砲は榴弾がメインで戦車戦はあまり想定されていませんでした。
塹壕を超え、敵の陣地を榴弾で壊滅させるための戦車なのでドイツの電撃戦のような機動戦にはあまり適していない戦車でした。
劇中では八九式中戦車のけなげな頑張りと、バレー部の不屈の根性が少しだけ速力向上につながっているのではないでしょうか。
パーツです!
八九式中戦車のパーツは前回と同じく車体・砲塔・主砲・キューポラの4つ。
組み立ててみました!
同じく右側面もマークのみ!
スポーツグッズのように無駄な装飾が省かれているところがいいですね!
上から見ると帽子をかぶっているみたいです。