最終章、楽しみですが終わっちゃうのは残念。
こんばんは、ALVAです。
最終章として制作されているガールズ＆パンツァーの最新作のPVが公開されていました。
序盤は大量のゴリアテ。
ゴリアテは第二次大戦でドイツ軍が使用した、ざっくり言ってしまえばリモコン戦車です。
ラジコンと言うとラジオコントロールとなってしまいますが、このゴリアテの場合は有線誘導です。
動力がモーターかエンジンなのですが見た感じSdKfz.302なのでたぶんモーターです。
ちなみにお値段は一台300ライヒスマルク。
ヒトラーが国民車として安価で販売したフォルクスワーゲン KdF（後のビートル）が約1000ライヒスマルクでした。
現在の日本円だとてきとうにめっちゃざっくり計算すると１００万円弱ぐらいでしょうか。
今でいう軽自動車ぐらいの値段だったと大学で習ったはずなので、まあそんなかんじ・・・？
ゴリアテは３０万円ぐらいでしょうか。
この兵器は対装甲目標にも使えますが、当然人が乗ってるものではないので戦車道としてはありえない兵器です。
また、あきらかに戦場ではない場所を走っています。
具体的には大洗女子学園の内部から校門へ向かうメインストリートの部分です。
地面のタイルの色と街灯の形、校舎の並びから推測です。
（これはTVシリーズ第７話で映った校門です。街灯が同じですよね。）
なぜこのような兵器があるのか謎だったのですが、さらに謎が深まるのがこのシーンです。
これは一見ただの飛行船ですが、実は対空兵器の一種で敵攻撃機の接近を阻害するための「バレッジ バルーン」などと呼ばれたものだと思います。
日本語では「阻塞気球」と呼ばれ、要するに爆撃機が「ひっかかる」ように作った網みたいなものです。
爆撃機はこれを発見すると気球の滞留する高度よりも高い高度を維持せねばならず、対空兵器の集中する高度まで上昇せねばならなくなる・・・らしいです。
これが学園艦上で展開しているということはおそらく対地攻撃機が接近していることを示します。
ゴリアテの進行方向から見て、どちらの兵器も大洗学園艦の装備のように思えます。
ということは大洗学園艦を武力で制圧しようというシチュエーション！？
と思わせるような演出になってますよね。
また大洗学園艦の艦橋内？も映し出されますが、照明によって赤く染まっているのは緊急事態や過大なダメージを受けた際の演出ではありません。
これは夜間戦闘時などに煌々と照明で照らしてしまうと艦橋の位置がまるわかりになってしまうこと、明るい船内から暗い外を見ても目が慣れず順応できないなどの問題が発生します。
そのため夜間でも一応照明として機能し、暗順応に一番適した赤色の照明が使われています。
ただ、OVA３に出てきた艦橋とはちょっと違う雰囲気（窓が見当たらない）なので戦闘指揮所（CIC）かもしれません。
残念なことに号外の裏側しか見れませんね。
険しい表情で新聞を配る放送部と困惑した表情で紙面を見る生徒。
何か大きな事件に大洗学園艦が巻き込まれているのでしょうか。
劇場版で全員退去してるのにそれ以上の事件が起きているということでしょうか。
ここには「シミャウィで行く日帰りミステリーツアー」の記事が！
号外なのにこんな広告が載ってるのは変ですよね。笑
ネタバレを隠すために広告になっていて、本編では差し替えられるかもしれませんね。
ちなみにシミャウィはポーランドの素敵な走行列車。
こんにゃくのおみやげ・・・。
下は求人コーナー。
ちょっと画像荒いのであってるかは微妙ですが・・・。
・フード
「74アイスクリーム」
「マンシュタインバーガー大洗店 新規開店につきオープニングスタッフ大募集」
「ルーデルスツーカ？フライドチキン大洗女子学園艦店 チキンをシメてくれる人募集」
「ナースホルン（ナス焼き専門店）なすを焼くだけの簡単なお仕事です。ナス嫌いの人にはお勧めできません。」
・不明
「マジノ・・・」
みたいな感じのようです。笑
読めないところも多いですがそれぞれ元ネタがちゃんとある遊び心たっぷりの内容ですね。
ナースホルンが面白すぎてついTwitterにも投稿しちゃいました。
個人的にちゃんと冬はジャージ着ていて安心しました。
なんかキャプテンは寒さに強そうなので。笑
今のところ細かい情報はわかりませんが、PVとか予告でけっこう遊んでいることが多いので今回のゴリアテや阻害気球に関しては話半分で見ておいたほうがいいでしょうか。笑