ついに戦車道界の伝説が参戦!「ガールズ&パンツァー リボンの武者 5巻」 野上 武志

私の友達の強さを語ろう

ガールズ&パンツァー リボンの武者 5<ガールズ&パンツァー リボンの武者> (コミックフラッパー)

こんばんは、ALVAです。
ガールズ&パンツァーのスピンオフとして始まった「リボンの武者」もついに5巻!
4巻では最近ようやく独立して戦車道を開始した竪琴高校と手を組みアンツィオ高校と戦うというストーリーでした。

ガールズ&パンツァー リボンの武者 4巻
ガールズ&パンツァー リボンの武者 4巻
「我等はあの西住流に――槍をつける!」

そして物語は進み、ついに高校戦車道界の王者である黒森峰の参戦が決定。
姫と鈴は黒森峰へと偵察に向かいます。
黒森峰では従来の重戦車突撃運用だけでなく、軽戦車や中戦車も利用した機動戦術の練習をしていました。
練習後は上級生が下級生をねぎらってノンアルコールビールパーティ。
戦術も雰囲気も勝利のために貪欲に変化していく黒森峰は旧来のやり方に縛られない強さを得たようです。
偵察がバレた二人は西住まほから試合を申し込まれます。

場面は変わって今度はBC自由学園。
先のムカデさんチームとの戦いでの手痛い敗戦を教訓にしたBC自由学園は、二分化していた派閥をアスパラガスのリーダーシップで統合。
BC側副官として新たにボルドーを登用し指揮系統の強化と信頼回復に努めたことがわかります。
勝利のために変化を求めたBC自由学園を共に戦う仲間として選んだ姫。

そして5巻はエリカ率いる黒森峰選抜「シュバルツバルト戦闘団」との戦いが描かれました。

黒森峰はⅡ号戦車F型12輌。
BC自由学園&ムカデさんチーム側は九七式軽装甲車1輌、ルノーAMR 1輌、ルノーR35 7輌、M22ローカスト3輌。

この戦いの見どころはやっぱり戦車道の王者黒森峰が次の世代へと移り変わる中で先の敗戦をどのように受け止め、どのように進化しようとしているか。
そして校内で2分された勢力が憎み合っていたBC自由学園がわだかまりを解消して手を取り合うことができるか。
という所だと思います。

前回記事のようにネタバレするのもあれなので、今回は聖グロリアーナのダージリンが一体何をしようとしているのかを考えてみました。

3巻のあたりからダージリン様が暗躍するようになりましたよね。笑
多分大洗磯前神社奉納仕合が初登場・・・?
試合観戦後すぐにプラウダに電話をかけて参戦を促したりしています。
そしてボンプル高校とプラウダの試合後にもダージリンは何かを「提案」しています。
4巻では竪琴高校の試合観戦にも来ています。
大洗の試合を全部観戦していたことから、ダージリンは自分が何かを感じたチームは追っかけるみたいですよね。
そして黒森峰を焚き付けたのもダージリンかのような描写もあります。
そして5巻の最後ではアンツィオのアンチョビと西住まほが
「準備のほうは順調か?」
「アンツィオを舐めるな!こっちに関しちゃウチはまったく抜かりはないさ!」
「頼むぞ、これからが本番だ!」
と語っています。
この流れがダージリンの仕掛けだとすると、一体何を企んでいるのでしょうか。

個人的にはタンカスロンチームVS高校選抜チームみたいなのも面白そうですよね。
でもそれやると終わっちゃうので、できれば長く続いて欲しいなー。

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