『俺の彼女に何かようかい』 高津カリノ

人間になりたい

俺の彼女はようかい!

最近眠すぎてベッドの上で溶けているALVAです、こんばんは。

『WORKING!!』でおなじみの高津カリノ先生が2014年末に出版された『俺の彼女に何かようかい』というマンガを買いました。
実は以前友人から貸してもらって読んだことがあって、最近書店で見かけたので買ってみました。

俺の彼女に何かようかい(1) (ガンガンコミックス)

通常の光沢タイプじゃなくて、和紙のような表紙で本当に優しい印象の表紙です。
画像じゃわかりにくいですけど、パステルカラーの雪の結晶がとてもきれい。
この女の子はヒロインの無垢ちゃんなのですが、髪のグラデーションが美しいです。

本作は主人公の福住くんとヒロインの無垢ちゃんのラブコメディが主軸です。
でも『WORKING!!』でわかる通り高津カリノ先生は登場人物を全員大事に扱って無駄に消費しないので、まわりの登場人物の変化にも注目でしょうね。

無垢は雪女の家系に生まれたため、体質的に「優しくされると溶けちゃう(物理)」という問題を抱えています。
ちょっと伊波さんの「男を見ると反射的に殴ってしまう」に共通する部分がありますね。
愛情に対して正しく応えられない悩みを持つ二人なので仲良くなれそうです。無垢は溶けちゃうけど。笑

主人公の福住くんは小鳥遊くんと違い・・・むしろ逆です。
なんでも素直に信じてしまい、一直線な少年です。
無垢のことが好きすぎて、考えすぎて一周回って無垢に友だちがいないことを心配しだしたり。
すごい応援したくなるカップルですよね。笑

レギュラーであり福住の友人である愁也は猫の妖怪。
8割人間、2割猫ぐらいかな?
弟とかは普通の猫なのでいったいどうなってるんだか・・・。
でもクールでかっこいい常識人なのに、ねこじゃらされたりするのが可愛いです///

高津カリノ先生のマンガの登場人物はたいてい全員大好きになるのですが、ジュノンに関してはまだ1巻では判断難しいですね。
すっごい初心な子にしちゃえばよかったのになって思っちゃいます。笑