『ガールズ&パンツァー フェイズエリカ』

ついにやってきた!西住まほさんがいる黒森峰女学園中等部に!

ガールズ&パンツァー フェイズ エリカ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

エリカの知られざる物語・・・!

気がつけば2月も終わりで焦るALVAです、こんばんは。
2月って短いしなんか計算が狂いますよね。寒いし。

さて、ガールズ&パンツァーの逸見エリカを描いた『ガールズ&パンツァー フェイズエリカ』。
とても面白かったです!
エリカはどうしてもアニメ本編の表面だけをみるとみほに辛くあたるし・・・あまり立場の良いキャラクターではありません。
にもかかわらずネットやSNSでのエリカの人気はいつのまにか非常に高くなっていました。

エリカの魅力はきっと「不器用」なところ。
つい言葉に刺々しさが出てしまうのも、不器用だからこそ。
ほんとうは自分の信じた戦車道にとても忠実な人物なんですよね。

さて『ガールズ&パンツァー フェイズエリカ』は黒森峰女学園中等部でのエリカやみほ・まほを描いた作品です。
西住まほは2年生で中等部の隊長で、みほは副隊長を努めています。
しかしみほの実力に疑問をいだいたエリカは勝負を仕掛け・・・といった感じ。

エリカは黒森峰、そして西住流に対して憧れがあるからこそ、その枠に収まらないみほの戦車道に対して嫌悪感があるようです。

エリカとみほは副隊長の座をかけて戦うのですが、みほは副隊長をやりたくないのでそもそも噛み合わないんですよね。笑
結局手を抜かれてエリカに勝ちを譲ってしまいます。
エリカはその「手を抜いた」ということに怒り、みほを問いただすとみほは「わたしが勝たないほうがいいと思ったの・・・」とつい言ってしまいます。
みほもきっと自分の気持ちを理解してくれる友達が欲しかったんでしょうね。
本来なら相手の気持を汲もうとするみほが言うような言葉じゃありませんが、戦ったことで分かり合えたような気持ちになっちゃったんだと思います。

4話のこのシーンだけでいえばエリカの言ってることは本当に正しいんです。
チームメイトのレイラ達、そして赤星達のことも巻き込んでいる戦いなんだから、指揮官は必死に勝たなくてはならなかったはず。

ただみほだって最初からアニメのように素晴らしい成長した人物じゃなかったはずで、このフェイズエリカではまだ未熟な彼女たちがどのように成長していくかが楽しみだなと感じました。

あとアニメ本編にレイラが出てきてないところをみると高等部に進学しなかったのか、戦車道をやめてしまったのか。
そのあたりも気になりますね。