超常ハイカラギターロックミニアルバム!『骨抜きE.P』

枯れゆく花を燃したよう 下がる体温を食らった私の 燃える体へ

強烈な超常ハイカラギターサウンド!

もうとっくに書いたと思いこんでいたALVAです、こんばんは。

大注目のインディーズバンドポルカドットスティングレイの最新EP『骨抜きE.P』・・・と言いたいところですが発売は去年の11月です。
毎日のように聴いていたのですが・・・。
大好きすぎて書き忘れた・・・いや、記憶が・・・消された?(消されてない)

さてこのCD、微妙に入手がむずいのです。
まずお近くのタワーレコードに行きましょう!
都内なら渋谷はもちろん新宿や池袋など大抵どこにでもある印象。
吉祥寺のヨドバシの上の方にもあるし。
地方にお住まいの方もたぶん県庁所在地の駅ビルにあると思います。
あとは地方の大型ショッピングモールに入ってることもある・・・はず?

というのもこのCD、タワレコ限定なんですよね。
なのでお店で買いたい派の人は遠くてもぜひタワレコへ!
通販派の人はタワレコのオンラインショップで売ってます。

ポルカドットスティングレイ/骨抜きE.P.<タワーレコード限定>
TOWER RECORDS ONLINEは、CD、DVD、ブルーレイ、本、雑誌、各種グッズ、チケットなどが購入できる通販サイトです。ポイントは店舗・ネット共通!CD、DVDの通販ならタワーレコードオンラインショップ。

あと実はAmazonプライムミュージックで配信されているので、プライムに入っている人は全曲聴けますよ。

今作には2ndシングルで配信された『テレキャスター・ストライプ』を含んだ4曲が収録されています。

静と動の美しさ『ハルシオン』

”逃げてもいいよと笑って咲いて瞬く午前と居場所”
美しい歌詞と、他の曲に比べると少し柔らかい演奏が特徴の1曲目「ハルシオン」。
ずっと聴いていたくなるような安心感と中毒性、そしてあえて差し込まれた非情なブレイクで永遠などないことに気付かされるかのような演出が素敵です。
静と動という表現が良いのかはわかりませんが、そういった普遍的ながら日常では気づきにくい美しさがこの曲にはあります。
”思考の余白が暴走する”という終わり方もカッコよかったです。

”ハロー、ボーイ 嫌っていたいのよ”『心ここに在らず』

最初こそ淡々と歌い上げるのですが、後半は叫ぶように、吐き出すように歌われる一曲。
『心ここに在らず』という言葉にピッタリですね。
家でボーっとしながら、なんとなく考え事をしていて。
最初は淡々と事実だけを思い出すんだけど、少しずつ感情が混じってきて、最後は怒りや悲しみにドップリと浸かっちゃう。
そんなまさに『心ここに在らず』な感じ。
実はこの曲が一番ボーカルの雫さんの素晴らしさがわかる曲だと思っています。
本当に後半の迫力は圧巻です。
どれも好きですが、あえてあげるならEPの中で一番好きな曲はこれです。

文学的な歌詞に惹き込まれる『人魚』

Youtubeで公開されたMVは100万回再生を超えた『人魚』。
『テレキャスター・ストライプ』に続くポルカドットスティングレイの代表曲のひとつです。
この曲の魅力は自然に受け入れてしまうほど聞きやすい曲にも関わらず、歌詞は非常に文学的だということです。
正直、曲によってはあまり歌詞に意味のないものもあるなかでこの曲はしっかりとふたりの関係を文学的に歌い上げていると思うのです。

Youtubeで300万再生オーバーの代表曲

この『テレキャスター・ストライプ』はYoutubeで300万回再生を超えた代表作。軽快ながらハードな曲調とボーカルのにゃんにゃんポーズで多くのファンをクリティカルヒットしてしまい今なおファンを生み出し続ける名曲です。
4曲を聞いてみてわかるのはポルカドットスティングレイの引き出しの多さですよね。
どの曲もそれぞれがA面シングルになっても不思議じゃないレベルです。
これからどんどんメジャーになっていくでしょうし、今ならまだ「おれは最初から好きだったけどね!」って彼女に言えるはずですよ!笑

ちなみに4/26にはミニアルバム『大正義』が発売予定!
目が離せませんね!