『Dead by Daylight』プレイしてます

怖すぎる…!

1VS4の非対称鬼ごっこゲーム『Dead by Daylight』を購入しました。

ホラー映画のような雰囲気の中でドキドキしながら逃げるのはたまりませんね。
「殺人鬼」という一見不謹慎な題材ですが、映画の登場人物になったつもりでプレイすると本当に楽しいですよ。
なかなか人生でホラー系ドキドキってないですからね。笑

ゲームの仕組み

ルールは簡単。
鬼である殺人鬼と4人の生存者で競う(逃げる)仕組みです。

4人の生存者のうち1人でも逃げ切る→生存者の勝ち
鬼(殺人鬼)が4人全員を倒す→鬼の勝ち

逃げ切るために生存者はマップの各所に設置された「発電機」を修理して、外部に通じるドアに通電しなくてはなりません。

鬼ごっこと缶蹴りを合体させた感じですね。
もっと近いものを言えば「ドロケイ(ケイドロ)」でしょうか。
東北や新潟では「助け鬼」とも言うようですね。

高度な駆け引き!

鬼は包丁やら鎌やら持っていますが、それで相手を殺してしまうことはできません
二回の攻撃(一部の鬼は一撃)で生存者はダウンします。
ダウンした生存者を鬼は儀式によって捧げるか、失血死するまで待たなくてはなりません。
儀式を行うためにはマップの各所にさり気なく置かれているフックに生存者を吊るしておく必要があります。
そして次の生存者を探しに…と行きたいところですが、フックに吊るした生存者はほかの生存者によって助けてもらうことができます。
なので儀式によって捧げられるまで(完全に死亡するまで)そばを離れることができません。

フックに吊るした生存者を・・・
「優しく見守る」→他の生存者が発電機を修理するのを妨害できない。
「次の生存者を探しに行く」→救出されてしまう。
というジレンマを抱えているわけです。

さてこの状況で生存者はというと・・・
「吊るされた仲間を助けに行く」→待ち伏せしてる殺人鬼に見つかり自分が捕まるかも
「見捨てて発電機を修理する」→人数が減ってしまい結果的に狙われやすくなり脱出確率が下がる
という同じようなジレンマを抱えています。

一瞬一瞬の判断がどちらにも求められているわけですね。

殺人鬼も生存者も生身の人間がプレイしているということ

このゲームの面白いところは隣でビクビクしている生存者も、まるで感情が無いかのように無慈悲に虐殺する殺人鬼もどちらもこの世界のどこかの「生身の人間」がプレイしているということだと思っています。

生存者側でプレイしていると本当に殺人鬼って怖いんですよ。
もう無敵!って感じで。
突然背後に現れたり、まるで逃げる方向を最初から知っていたかのように追い詰めてきたりするんです。

でも殺人鬼側でプレイしてみるとそんな全能感は無くて、むしろ生存者をかなり脅威に感じているんです。
なんなら殺人鬼で頻繁に「無力感」を味わうハメになります。

さらにこのゲーム、プレイ中は一切の意思表示ができないんです。
チャットもボイスチャットも無いわけです。

なので殺人鬼が本当はおどおどした優しい人柄の人がプレイしていても、生存者側から見れば等しく「怖い」わけです。

そして生存者同士もVCがあったら暴言でお互いを傷つけ合うような攻撃的な性格だとしても、喋れないのでいつのまにかしっかり協力し合える。

そういう点ではこのゲームはよくできているなぁと思っています。

いつの間にか協力する生存者。
そして協力し合った捕まった仲間を見捨てる時の申し訳無さと同時に得るほんの少しの背徳感。
自分が捕まった時には逆に「いいからお前らは逃げろ!」みたいな映画のイケメンみたいなことを口走ってしまうわけです。笑

大好きなリチャード・ハモンド風にしたキャラクターですがあまりの怖さにギョロ目になっています。笑

殺人鬼も意外とかわいい。

こんな感じでした。
もし機会があれば食わず嫌いしないでプレイしてみてもいいかもしれません。
ホラー映画の主人公になったつもりでプレイするといい感じですよー。
ファイナルガールを目指すもよし、追われている他の仲間を助けるために勇敢に殺人鬼を挑発するもよし。
あなただけのホラー映画体験をしちゃおう☆

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