[E:D] 攻撃を受けたステーションへ救助に行ってみよう!

あなたの協力に感謝します、CMDR!

(初心者の方への記事です)

むしろ救助して欲しいALVAです、こんばんは!
先日記事にしたとおり、現在『Elite Dangerous』の世界では不思議な生命体「Thargoids」が人類への攻撃を開始しました。

[E:D]PLEIADES周辺星域でThargoidsによる攻撃を受けたステーションから救難要請
[E:D]PLEIADES周辺星域でThargoidsによる攻撃を受けたステーションから救難要請
取り残された民間人はかなりの規模になる模様

あちらの記事はロールプレイ記事ですので、今回は具体的な救助の方法について書いていこうと思います。
個人的な推測ではありますが、今後このような救助が必要なステーションの状態(DAMAGED STARPORT)が頻繁に発生すると思われます。
損傷を受けたステーションの修理状態ステータスも確認されてますし。

Community Goalとして発生する可能性もありますので、練習のついでに救助をして感謝もされてしまうという美味しいミッションです。
手伝うことで場合によっては連邦等メジャーファクションの好感度を上昇させることができますのでその点でもやる価値があるかもしれません。

そして書いていてこの記事が無駄に長くなってしまいました。
いつものことですがごめんなさい。
ここでベテラン向けに要点をまとめておきますので、お急ぎの方はここだけ見ればいけます。

「忙しい方へのまとめ」
・ダメージステーション内は高温&オートドッキング不可
・必要なのはエコノミーキャビン、熱対策でヒートシンクランチャー
・避難民大量に乗せて、近くのレスキューシップで下ろす
・着陸パッド不足でOPENでの大型艦は厳しい

記事では初心者の方に向けて実際にプレイしたスクリーンショットと一緒に救助活動の準備や手順を紹介していきます。

まずは準備!

救助に行く前に少しだけ準備をしていきましょう。
今回の襲撃はPLEIADES NEBULA、プレイアデス星団に属する星系の3箇所で発生しました。
Thargoidsの目撃例が多い地域で、SOLから約350LYほど離れています。
長距離の移動をまだしたことない人にとっては厳しい距離ですね。
そのため最初からある程度の装備を整えていくことをおすすめします。
ただし目的地周辺は整備されたスターポートがあるので、最低限の装備で現地調達することも可能です。
まずは準備編として救助に適した船や装備を書いていきます。

・救助に適した宇宙船ってあるの?

大容量の船であれば一度に沢山の人を救助できるので大型船がいい、と思いがちですが実際は一長一短といった感じです。

『大型船』
メリット:沢山の人が運べる上に、頑丈で障害物や襲撃でも耐えられる。
デメリット:着陸パッドが極端に少なくOpenでは順番待ちが発生。瓦礫だらけのステーション内では窮屈。

『中型船』
メリット:そこそこの人数が運べる。着陸パッドのサイズがMなので多少混雑に巻き込まれにくい。
デメリット:そこそこの人数しか運べない。

『小型船』
メリット:小型船なので障害物などに強く機敏。Sサイズのパッドに着陸できる。
デメリット:少ない人数しか運べない。

ということで船に関してはなんでもいいでしょう。
目的地までの移動距離が長い場合は戦闘用の船は厳しいでしょう。
とはいえダメージを受けたスターポートから救難船までの距離自体はかなり短いので目的地に到着さえできればジャンプ距離は一切関係ありません。
また、OPENでは救助船を襲うプレイヤーもいるので戦闘艦によるパトロールの需要はあるでしょう。

・必要な装備は?

絶対に必要なのは「Passenger Cabins」です。
避難民のグレードはエコノミー固定ですのでエコノミークラスキャビンで十分。

あると便利な装備が「Heat Sink Launcher」です。
ステーション内部はかなりの高温となっています。
そのため進入すると船体の熱が急上昇し、数秒で100%を超えることも。
この熱ダメージを軽減するために必要なのが「Heat Sink Launcher」なんですね。
なくてもなんとかなりますが、あったほうがいいです。

救助してみよう!

今回は襲撃を受けた3星系のうちOracle(Pleiades Sector IR-W D1-55)へ向かいました。

ちょっと周りの電飾が不謹慎ですが、クリスマス目前なのでお許し下さい。
ツリーを片付けておいてよかった…。

スターポートOracleはご覧のとおり激しい損傷を負っています。
リングは無残に引き裂かれ、火の手が上がり、様々な場所に大きな傷跡が。
管制官の音声から非常に緊迫した状況が伝わってきます。

まずはいつも通り着陸許可を要請しましょう。

着陸許可が下りたら、これまたいつも通り着陸します。
ただし、「Docking Computer」による自動ドッキングは機能しません
必ず手動での着陸が必要となります。

ちょっと傾いていますが、私の操縦にしてはぶつかってないだけいつもよりマシです。
ガイド用の金属製フレームも爆発や攻撃の衝撃からか捻れてしまっています。
この段階ですでに警告が表示されます。
「HIGH TEMPERATURES AHEAD.PROCEED WITH CAUTION.(高温注意)」
引き返すならここが最後です。
ですがあなたの救助を待っている人たちが列を成して助けを呼んでいます。
頑張りましょう。

中に入るとこんな感じです。
クリックで拡大してみましょう。
ステーション内には多数の瓦礫や障害物が存在しており、信じられないほど高温です。
これを避けながら生き残っている着陸パッドへ急ぎましょう。
ちなみにこの段階で温度は34%。

38番の着陸パッドの近くまでスムーズに来ることができました。
先程の画像から3~4秒といったところでしょうか。
もうすでに温度が83%になっています。
着陸パッドの周辺には大きな瓦礫があって、簡単にはアプローチできません。
通常この段階でヒートシンクを使うのですが、今回は使用せずに行ってみます。

正面の大きな瓦礫の下をくぐるように移動していると温度が100%を超えました。
この間10秒もかかっていません。
なんとか着陸しようとすると目の前で爆発が!
爆発には爆風判定があるので、近くで爆発すると船が吹き飛ばされてしまいます。
急いで、かつ正確に着陸しましょう。私には無理ですが。

なんとか着陸に成功しました。
すでに船体への熱ダメージが進んでいます。
ちなみにこのステーションでは着陸後、自動で格納が始まります。
少し待ちましょう。

無事に格納されました。
格納後は熱ダメージは受けないので安全です。

メニューもこんな感じでかなり荒れています。
中央には「EMERGENCY PROTOCOL(緊急プロトコル)」。
ステーションの状態は「EMERGENCY EVACUATION(緊急避難)」となっています。
項目も”CONTACTS”と”CREW LOUNGE”は完全に機能を停止しています。
他の3つも同様で”MISSION BOARD”は入れますがミッションはありません(今回だけ?)。
”COMMODITIES MARKET”は水や医療品などに限定されています。
今回は救助なので”PASSENGER LOUNGE”へ向かいましょう。

各勢力がそれぞれ多数の旅客ミッションを提示してくれています。
コメントでも「絶望的な状況なのに来てくれてありがとう!」というようなことを言っていますね。
彼らの期待に応えましょう。

※追記(2017/12/20)
本日メッセージにて下記の内容は「MATERIALSではなくCOMMODITIESではないか」というご指摘をいただきました。
ご指摘の通り本記事では筆者がCOMODITIES(正)と書くべきところをMATERIALS(誤)と誤って記載してしまいました。
MATERIALSはカーゴ容量を使用しない素材で、COMMODITIESはカーゴ容量を使用する物資となります。
まずは早急に文章の修正を行いました。(MATERIALS→COMMODITIESへの置き換え及びカタカナと英語表記の混在の修正)
また、画像の差し替えは現在別記事作成のため現地を離れているため別のミッション用の画像で代用致しました。
誤った情報を記載してしまい大変申し訳ありません。
ご指摘頂いたCMDRの方に感謝致します。

ただし、ミッションを受諾する際にひとつだけ注意するべきポイントがあります。

赤枠で囲んであるのは報酬です。
救助してお金ももらえるわけですが、ミッションによってはこのように「COMMODITIES」と書かれているものがあります。
これは「報酬としてお金と物資をあげるよ」という意味で、普段なら喜ばしいことかもしれません。
しかし今回の救助ミッションでカーゴをひとつも積まずに全部キャビンにしてしまった場合、これはミッションクリアが不可能となる恐ろしい報酬なのです。
このCOMMODITIESがもらえるミッションをクリアするには、[]内の数だけカーゴがないとダメなのです。
カーゴがない状態ではたとえCOMMODITIESがいらなくてもミッションクリアが不可能となります。
ということは、カーゴを積んでない上に人を目一杯載せてしまうと、目的地で泣く泣く避難民を宇宙に放出してカーゴを積み直さないといけなくなってしまうのです。
そのため「COMMODITIESが報酬になっているミッションを受けないほうがいい」と思っています。
目的地まで運んだのにミッションがクリアできない場合は大抵これが原因です。

今回はASPですので収容人数は24人です。
避難民をたっぷり詰め込んだら、脱出しましょう。

さあ!脱出のときです!
あなたの船にはたくさんの避難民がいるわけで、文字通りあなた一人の命ではありません。
と、カッコイイことを言いつつも、パッドへの移動中にすでに熱ダメージの表示がでてしまいます。怖い。

ステーション内には依然として大量の破片や瓦礫が漂っています。
出発時もこれにぶつからないように気をつけて、かつ迅速に外へ出ましょう。

一気に外を目指しますが熱は175%となり船内装備の融解が始まります。
チャフなどが誤動作したりするので注意しましょう。
本来ならここでヒートシンクランチャーを使用すべきです。

こうして脱出時には200%を超えてしまいました。
避難民の人たちにハンディ扇風機を渡しておくべきでしたね。

宇宙へ出てしまえば一気に温度は下がります。
とはいえ耐久度は88%になってしまったので、無理せずヒートシンクランチャーを使用しましょう。

目的地は約2Mm(2,000キロメートル、1,242マイル)しか離れていない場所に停泊中の「RESCUE SHIP」です。
今回襲撃された3つのステーションにはそれぞれレスキューシップがこうして派遣されていました。

レスキューシップは巨大なアウトポストという感じで、機体の表面にパッドがあります。
数はSサイズが6、Mサイズが2、Lサイズが1です。
そのためOPENでは順番待ちが発生しているので、Lサイズなどは現場のCMDRと相談の上で着陸しましょう。
ここではオートドッキング使用可能です。よかったー☆

さて、ついに避難民を助けることができそうです。
ここでも”PASSENGER LOUNGE”を選択しましょう。
ちなみにマーケットでは水や医薬品の買い取りなどをしてくれており、ここでは燃料補給や修理なども行ってくれます。
また、ダメージを受けたステーションでエスケープポッドを回収したりするミッションを受けることもできます。

ここで避難民を降ろせば終了です。
おつかれさまでした!
あなたが救った人がきっと家族や友人との再会に喜んでいることでしょう。
ありがとうCMDR!

OPENで気をつけたいこと

OPENでプレイしてみると、多数のCMDRがこの救助を行っています。
それぞれ様々な思惑で動いていますが、みんな人助けのために頑張ってくれています。
そんなOPENで気をつけたいことを書いてみました。

・チャットのやり取りが重要

ダメージステーションへの進入・脱出や、レスキューシップへの発着陸ではチャットでのやり取りが重要となります。
場合によっては4~8人以上のCMDRがひとつのLサイズ着陸パッドを順番待ちしていたりするので、最低限のコミュニケーションは必要でしょう。
また、ダメージステーション内で行き来を邪魔しないようにするためINやOUTといった符牒で自分の発着陸を意思表示している場面を多く見かけました。
大型艦は特に入り口を塞いでしまって、脱出船を轟沈させる可能性もあります。

・救助船狙いの悪者がいる

海賊ではなく快楽殺人鬼みたいな人が稀に現れます。
積荷が狙いではなく、ただただ妨害・撃沈がしたいという人ですね。
これもロールプレイの一環ですし、現実世界でも通り魔や乱射魔が稀にいますから仕方のないものと思いましょう。
できるだけ大型の戦闘艦のそばにいるとか、寄り道しないとか色々な対策がありますがあっちが採算度外視で突っ込んでくるとどうしようもない場合もあります。
攻撃を受けた場合はチャットなどで助けを求めてみたり、生還できた場合はステーションなどで注意喚起しましょう。

・賞金首の人がいる場合

救助中に他の船のステータスを確認してみるとWANTEDになっている人もいます。
本来ならば撃沈すべき対象ですが、彼らもこの人類の危機に駆けつけたひとりかもしれません。
できるだけ注意しつつも、先制での攻撃は悩みたいところですね。
もちろん彼らを信じよとは言いませんが、バイキンマンやジャイアンがいいことをしている状況に近いです。
不良が雨の中で子猫を拾う…そんな尊い状況かもしれません。
どうするか…判断はおまかせします。