[ACO]Assassin’s Creed Originsを5ヶ月プレイしても飽きない理由

ずっと遊べるね☆

古代エジプトを楽しくウロウロするALVAです、こんばんは。
発売から約5ヶ月が経過した本作ですが、未だに週2ぐらいの頻度で遊んでいます。
あまり時間が取れない日でも、すこしエジプトを散策しようかなーとか、自分にあったプレイスタイルで遊べるのが魅力ですね。

時代は紀元前

古代エジプトというと創作でもあまり馴染みのない時代ですが、本作の紀元前1世紀頃というと神話のような時代から3000年近く続いた古代エジプト文明の最後を担うギリシア系王朝プトレマイオス朝の終焉期にあたる時代です。
歴史に名高い女王であるクレオパトラが実在したこの時代は、王朝内の権力闘争によって疲弊しきっておりイニシアチブを取るために共和政ローマの介入を受け入れてしまい、それが後にカエサル派とポンペイウス派という派閥を生み出しさらなる混乱へと堕ちていきます。
と、まあ歴史の話はよくわからないのですが、要するに世界史の授業で聞いたことのあるクレオパトラもカエサルもポンペイウスもいる時代の転換期!って感じです。エジプトに居ながらにしてローマの有名人とも会える!笑
とはいえ、全ての資料が残っているわけではないのでフィクションの部分も相当大きいことは理解してプレイしたほうがいいかもしれません。

物語の主人公バエク

”メジャイ”として王や民を守る守護者として生きるバエク。
彼の生き方は誠実で公正なまさにエジプトを守る正義のヒーローと言った感じなのですが、ひょんなことから復讐のために暗殺者にもなってしまいます。

さてこのメジャイですが英語だとMedjayと書くようで、日本語のwikiはありませんでしたが英語のwikiがありました。
要するに当時の警察官のような人々だったようですね。

The term originally referred to a region in northern Sudan and southern Egypt inhabited by an ancient nomadic tribe of Nubians.

Medjay From Wikipedia

もともとは一部族を指す名称が、いつしか警察のような組織や権力を指す言葉になっていった・・・ってことでいいんでしょうか。

このメジャイのバエクがカッコイイのです!
私なんてもう感情移入しまくりで、人々を助けまくってます!笑
不正や悪事を見逃せないけど子供や女性が生きるために行うちょっとした不正は見逃してくれたり、情けない墓荒らし泥棒に普通の暮らしを勧めたりといい人。

出身地はシワ・オアシスという場所だそうですが、勉強不足でこういうゲームにありがちなフィクション主人公の出身地はフィクション的な感じかと思ってたのですが実在するとても素敵な場所のようです。
リビアとの国境近くにあってエジプトの中ではまさに辺境といった感じですね。
なんと300万年前の最古の人類の足跡が見つかった地ということで、今後はちゃんと覚えていようと思います。

5ヶ月もなぜ飽きないでプレイできるのか

さて、本題ですがまずは私の話からさせてください。
基本的に一気プレイが大好きなので、好きなゲームは寝る間を惜しんで1週間かからずにクリアしちゃうこともあります。
ですが本作『Assassin’s Creed Origins』はもうすでに5ヶ月が経過しており、ゲーム進行度はたったの30%です。
何故かと言うと…ぶっちゃけ観光に忙しいのです!

もう見るべきものだらけなんですよ!
最初は淡々とプレイしてやろうとか思っていたのですけど、ストーリーを開始してちょっとするともう見えるんですよ!ピラミッドの先っちょが!笑
ピラミッドの先っちょが見えてる位置で我慢なんてできませんよね!?

これは見に行かないとってことで向かうとこれがまたすごいんですよ!ピラミッド!
現実ではエジプトなんて死ぬまで行かないだろうけど、こっちならなんと見放題で登り放題!(不敬)
でもピラミッドの周りの敵は強いので、レベル上げに勤しもうとすると今度は魅力的なサイドクエストや攻略すべき駐屯地なんかがあって・・・気がつくと美しい神殿の中を隅から隅まで見るだけでプレイ終了なんてこともあったり!

超恐ろしいゲームですよこれ。
時間が一瞬でなくなるんですから。
もうこっちは勝手にバエクになりきってるから民を守ることにやりがいを見出して、悪を討つことに酔いしれてるわけです。

気がつけば圧政に苦しむ人々を見て「くそ!前王の時代ならこんなことは…!」とか、悪の親玉の背後に音も無く立ち「貴様をアアルの野へは行かせぬ…。」とかゲーム画面につぶやいてるイカれたプレイヤーになっているのです。

ゲームに登場する風景は砂漠だけではありません。
青く澄んでこそいないけど人々が生きるために十分な力強く美しい川が流れ、その周囲には草や木が生えています。
綺麗な野鳥や凶暴なワニなども共に暮す自然との境界が曖昧な世界です。

ゲーム内での時間の進行は古代エジプトの様々な顔を見せてくれます。
電気的な光ではなく炎で照らし出された都市は美しく、どこを見ても未知で溢れています。

時間を一瞬で奪う”フォトモード”

古代エジプトにはさすがにカメラは無かったと思いますが、あれだけ発展していたんだからあるかもしれません。
本作には気に入った場所などでいつでもどこでも”フォトモード”を瞬時に起動することができます。
起動した瞬間に世界は停止し、バエクのキメ顔から可愛いニャンコまでインスタ映え間違いなしのフォトが撮れてしまうのです。
この機能が明らかに私の人生から時間を奪っていっています。

気がつくと私はネコを延々1時間ほど追いかけ回していました…。
恐ろしい…。
もともとあまりスクリーンショットを撮らないというかブログやってるくせに人にあんまり自分だけの物語…要するにプレイを見せるのが好きじゃない私でも、このフォトモードは誰に見せるでもなくパシャパシャ気軽に撮影して日々の冒険を振り返りながら眺めるのが好きです。
今回は撮影した写真をテキトーに並べてみます。

水を浴びたんだか油を浴びたんだかで急にダースベイダーになったバエク。

たぶんみんな撮影した砂漠のど真ん中の船とピラミッド。

バエクの後ろにいるのは…?

私が勝手に想像するエジプトらしさ?みたいなのがたくさん詰まった一枚。

バエクの故郷シワ・オアシス。
茶色ばっかりのイメージのエジプトが一気にキレイに見えるように。

矢に手を伸ばす影。

実は一番好きな最初の地下神殿。

月夜に川を渡り盗賊を奇襲しに。

ヤギ村長。

おしゃれな兵隊さんの船。

ファロス灯台へと向かうバエクと友。(ただのクエストキャラクターです。笑)

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