セガの伝説的シリーズ『サクラ大戦』の新作プロジェクト始動!?

どうせスマホゲーム…え?違うの?

「大正桜に浪漫の嵐…!」と春に上野のあたりを歩くと言ってしまいたくなるALVAです、こんばんは!
いやもうテンション上がりまくりですよ!
なんとあの『サクラ大戦』の新プロジェクトについて明かされたのですから!
もう私的には『パンピートロット2』発売!と言われたときの8倍は驚いてます。(当社比)
小学生のころに叔父にもらったセガサターンで遊んで以来のファンなので、新作がどうなるか気になって気になって…。

正式発表は後日…これまでの事を考えると?

そこで個人的に…というか世のサクラ大戦好きな人にとって恐ろしいのが「新作は……スマホゲーです!」というパターン。
実はこれ前にもあったんですよね。

時は2011年、2008年の「新作ゲーム→DSのダンジョンゲーでしたー」というあまりにも酷い不意打ちを命からがら生き延びた志士たちは新作プロジェクトの発表に心を踊らせました。
「5が紐育なんだから次は伯林だ!間違いない!」
「いやいや、4の完全版では?」
「倫敦という可能性は…?ないか…?」
などとウッキウキで話していたにもかかわらず、発表されたのは当時隆盛を極めていた「ブラウザゲーム」でした。
このときのお通夜っぷりは今思い出してもヤバかったですね。

そもそも2002年に発表された「サクラ大戦 ワールド・プロジェクト」という新作ゲーム5本+リメイク1本+移植1本という今後の展開が発表されたときも盛り上がりまくったのですが…。
発売されたのは半分といったところでしょうか。
「KOUMA/降魔 (仮)」とかやりたかったなぁ。
「桜姫錦絵巻 (仮)」のジャンルが”サイコトリップアクション”だったりとヤバそうな感じはしてたのですが、当時は「すごい!新作出る!」と大喜びしていた覚えがあります。

しかし、今回は…いや今回こそは信じられる!……いや、信じたい。……大丈夫さ。

セガHD会長が制作総指揮だから大丈夫……!

今回の発表はセガホールディングスの里見治紀COO自ら明言されています。

httpss://mainichi.jp/articles/20180414/dyo/00m/200/001000c

これで安心ですね!
2002年のワールドプロジェクトのときも代表取締役兼COOが発表してましたけど。

プラットフォームは…?

一応スマホやブラウザではなく完全新作で現在のプラットフォームと言っています。
まさか今度新しく出るメガドライブミニというオチはないと思うのでプラットフォームとしてはこのあたりでしょうか。

・PS4
セガはやはりPS4の作品が多いように思えます。
5もPS2ですからふつうに考えればこっちのような気が。

・Switch
これもありそうですね!
以前からアトラス系の作品は3DSなどでも出ていますし、夏頃発売の『戦場のヴァルキュリア4』はSwitch版です。
ヴァルキュリアの発売の時差がSONYとの先行販売契約とかでなければSwtich用の開発環境が整うのが遅かったからとも見ることができます。

そもそもヴァルキュリアの開発チームはサクラ大戦のチームの人が多かったというのは初代『戦場のヴァルキュリア』でも言及されていた部分ではありますので、『戦場のヴァルキュリア4』が一段落して、サクラ大戦に取り掛かっている可能性もありますよね。

ストーリーは?

ストーリーに関わりそうな部分としては「太正29年の帝都・東京」という情報しかありません。
そもそも大正時代に29年など存在せず、オリジナルとしての”太”正なのでここから得られる情報は少ないです。
サクラ大戦の公式上で一番新しいのはDS版の太正十八年です。
この時点で1929年ですので大神さんは26歳…。気がつけば年齢が大神さんに追いつきそうなんですが…!!

太正29年を西暦に直すと1940年、大神さんも37歳…アラフォー…。
時代背景はわかりませんが皇紀2600年という記念すべき年で、戦争真っ只中な感じです。
この時代にわざわざ持ってくるのですからテーマは二次大戦…?
もしくは世界大戦は降魔侵攻によって中断、またはそもそも起こらなくて世界中の華撃団集合で世界降魔大戦!?
ちょっとよく覚えてないんですけど、そもそもサクラ大戦の世界線って世界大戦起きない時空だったような気もするんですよね。

うーん、考えてもわかんないです。
そもそもさくらさんとか35歳だし、米田元支配人は79歳……!
すみれさんあたりは神埼重工総裁として出そうですけどね。笑
霊力と年齢の関係もあるし、そうなると旧華撃団の面々でレギュラー登場しそうなのは大人になったアイリス(27)、レニ(31)ぐらいでしょうか。
なんとも言えないですね……。
紐育ならリカリエッタが23なのでバリバリ現役で紐育守ってそうです。

最推しの加山さんも38ですが、あのキャラはむしろこのぐらいの年齢の方がいいかも!
新次郎は32歳です……楽しみ。

広井王子さんは?

今の所動きはなさそうですね。
今回の新作には関わらないのであれば人によっては「それサクラ大戦の名前がついた別物でしょ」っていう”華撃”派が出そうな気が…。笑

20周年を迎えた2016年のインタビュー記事では次回作についてこのように語ってらっしゃいます。

広井:それはセガさんが「広井さんでもう一度やりましょうか」みたいな話にならないと、難しいと思います。僕が動くと、公式になってしまうんですよ。キャストさんたちが個人的に動くのは許諾しているみたいですけど、僕がやるとなると大事になるので、なかなか自分からは動けないんです。

(中略)

もしも東京の中で生きてきて、新しくプロデューサーとして立つ人がいればね。それこそ神田で生まれ育って、「サクラはこうだよ!」ってやってくれるプロデューサーがいれば、新しいものが出来るかもしれないですね。

(出典)広井王子さん「サクラ大戦には望郷の想いがあるんです」 サクラ大戦20周年記念 20年目の太正浪漫~帝劇スタアインタビュウ~第2回 | アニメイトタイムズ

このインタビューの「広井さんでもう一度やりましょうか」という話になっているかは難しいところです。
もしなっていればイベントで登壇してもおかしくないように思いますが…。
制作総指揮が里見 治紀氏というのも気がかりなところです。
経営統合した旧サミーでパチンコ台作ってた里見治氏の息子さんで、米カリフォルニア大バークリー校経営大学院修士課程卒という輝かしい経歴を引っさげてセガアメリカで上席副社長になったり日本帰ってきたりヨーロッパ行ったりと忙しそうな人。

経営側の人なので制作総指揮とやらがどこまで及ぶかは知りませんが、ゲームを作れるのかは未知数なように見えます。
そもそもインタビュー記事で広井さんも仰っていたように東京の中で何代にも渡って生きてこないとなかなかあのモダンな感じにできるのかは謎ですよね。(群馬をディスってはいません)

あと気になるのは田中公平さんと藤島康介さん。
田中公平さんはこないだ何かのスマホアプリのOPでサクラ大戦っぽい感じのやつ作ってましたよね。
藤島康介さんは色んな意味でよくわかりません。マンガは面白いですが…。

まあ何はともあれ続報が待たれますね。

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