[FGO] 『Apocrypha/Inheritance of Glory』感想

記録的速度で殲滅されるサーヴァントたち・・・。

Apocryphaアニメすっごい好きなALVAです、こんばんは!
アニメの評価は微妙なようですが、素敵なお話だったと思います。
今回のイベントは撃退戦もあり、とても大きなものでした。

今回も『Fate/Apocrypha』や『Fate/Grand Order』のネタバレたっぷりですのでご注意ください。

限定イベント配布サーヴァント「ジーク」を入手するチャンス!

Apocryphaは群像劇ではありますが、やはり主人公に相応しいのはジーク君です。

ジーク君はもともとサーヴァントの魔力燃料タンクとして生まれたホムンクルス(人造人間)です。
ですが奇跡的に自我を得た個体である彼は英霊アストルフォとジークフリートによって救われ、その過程でジークフリートの力を受け継ぐことに。
ジークフリートの力を宿した彼はアストルフォのマスターとして聖杯大戦に参戦し、モードレッドやカルナといった大英雄に対して一歩も引かぬ戦いを繰り広げ、とある人物の一方的な人類救済という悲願を打ち砕きある意味で暴走状態となった大聖杯を世界の裏側へと自らと共に封印し、想い人を待ち続けます。

FGOではあくまで大聖杯を守護する「本体」に対する「端末」としての存在であり本体とはまた微妙に違うのですが聖杯大戦のマスターらしくキャスターとして現界しており、ジークフリート譲りの竜特攻やNP獲得量アップなどの使い勝手の良いスキルが揃っている反面効果時間が短いところは原作通りでいい感じです。
NP20~30%チャージを持っており宝具の連射性能は群を抜いており「ジークシステム」と呼ばれる宝具連射構成まで真剣に考案されるレベルのようです。



宝具は邪竜と化したジークによって多段ヒットする全体攻撃。
防御力も下げれちゃうので便利です。

ちなみに再臨素材の「忘れじの葉」はジークフリートの背中の弱点に由来する菩提樹の葉です。
再臨素材がもらえるところが配布サーヴァントの素敵なところ!

ストーリーはApocryphaの後日談

ストーリーは邪竜ファフニールと化したジークの所有する大聖杯の支配率が急速に減少したため、マスターであるFGO主人公を呼び寄せるというもの。
勝手に異世界に呼び出すわけなのでジークくんもだいぶ躊躇してしまったようで、状況はかなり悪化していました。

最初こそ威厳たっぷりの邪竜の口調でしたが、話をしてみるとジークくんらしさがどんどん出てきます。
大聖杯の状況を「なんか、何もしてないのに、壊れた。」と壊した人あるあるな言い方をするなど愛嬌はたっぷりです。
大聖杯の中で起きていたのは「聖杯大戦の無限に近い再現」でした。
幾度となく繰り返されるうちに、知能も理性もない再現体である英霊たちは徐々に宝具まで使えるほどになります。
このままでは大聖杯のコントロールを失うと案じたジークはカルデアのマスターと共に大聖杯の中へと飛び込みます。
カルナやジークフリートといった英雄ですらも再現されており、窮地に陥るマスターとファフニールを助けたのは大英雄アキレウスとケイローンでした。

マップもルーマニアのトゥリファスというApocryphaの架空の都市を舞台にしています。
空中庭園まで存在しています。

マスターたちと協力してたくさんのサーヴァントを撃退することでストーリーは進んでいきます。

自分と同じ姿の自分よりも強力なサーヴァントと戦う羽目になるサーヴァントたち。
シェイクスピアは今回も黒幕じゃなかったから偉い。

特に良かったのがスパルタクス。
やっぱり大好きなサーヴァントです。
圧制に立ち向かうその姿は一見滑稽ですが、その本質は強気を挫き弱きを助ける英雄らしい存在。
最初はまともなバーサーカーがいなかった私にとっては最高の相棒なので、今回はセリフも多くて嬉しかったです。

ジャックはカルデアにいるジャックよりも若干精神年齢が高めで可愛かったです。
ただほんと服着て、風邪引きそうでおかあさん心配。
ジャックも最初期からいるアサシンなので思い入れのあるキャラクターです。

第2部第1章に続きイベントでも大活躍のアヴィケブロン先生。
トップサーヴァントであるカルナの登場で窮地に立たされる主人公陣営の中で真っ先にカルナと対峙することを選ぶ決断力、5秒で負けるという冷静な判断力、そして引き継ぎをしっかりする実務能力!
ゴーレムの核にさえされないなら上司にしたいサーヴァントトップ5に入りますね、これ!
ほんと声も渋いし最高です…。

モードレッドは安定の面白さ、フランと一緒にビリビリタッグを組んで楽しく過ごしていました。
CM通りの展開で熱かったですね!
うちのカルデアでもセイバークラスのレギュラーなのでモードレッド大好きです!
フランはごめんね、まだ第二再臨なので頑張って育てるよ!

アタランテとの掛け合いが面白かったこのシーン。
大英雄アキレウスでも喰らってしまうエゲツない宝具です。
アヴィ先生と同じで上司にしたいサーヴァントトップ5ですね。
厳しいけど5年頑張れば業界トップクラスの人材にしてくれそう…。笑
今回引けたのでこちらも育てたいところ。
え?アキレウス?引けてないですよー!もー!

ストーリーは全体的にアッサリとしていましたし、文字数も少ないと感じました。
もっとたくさんの掛け合いが見たかったですね。
アヴィ先生とモードレッドのコンビとか、カルナとジャックとかね!
しょうがないのですが、終盤仲間になるカルナ・セミラミスやヴラド三世の活躍がほぼないのは残念でした。

システムはレイドバトル

今回のイベントはボスをみんなで倒すレイドバトル形式。
全体で規定数まで倒すと撃退になりました。

しかしあまりにも美味しい素材ドロップのせいで、どれほどの数でも一瞬で刈り取られてしまい長時間待つことに。
終盤になると数も回数も増えましたが、それでもあっという間に終わってしまいました。笑素材欲しさに実装されたばかりのアヴィケブロン先生を殲滅するマスターたちは怖すぎます!
そりゃ人間嫌いにもなるよ!

基本的には敵はHPが高いだけのブレイクなし単体なので金時が大活躍していました。
特攻礼装未凸でこれだけ出るのでワンパン周回となりますます効率が上がってしまう結果に。

終盤は大聖杯の力も加わり、敵は2体に。
単体火力の時代は終わり、次は全体宝具ですが…。
モードレッドやカルナといったサーヴァントが信じられない火力を叩き出して倒しまくります。
もはやレイドボスというよりはボーナスエネミーのような狩られ方です。

そしてジークは想い人を待つ

こうして戦いはマスター側の一方的な勝利に終わります。
黒幕は…まあ誰かは原作を知っている人なら予想できたのではないかなと思います。
祭りは終わり静かになりましたが、マスターにはこれから異聞帯との戦いが待ち受けています。
ジークやケイローン、アキレウスと縁を繋ぐことができたことで絶望的な状況に少し光が指したような気がします…。

アキレウス引けてないけどね!

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