[ショートレビュー] 潜水艦で戦え『Cold Waters』で深海からこんにちは!

”地球のことは海から解決するほうがいい”

『沈黙の艦隊』で潜水艦を知ったALVAです、こんばんは!
今回は以前1000回目の記事に書いたとおり「ショートレビュー」と銘打ちこれまで設けてきたレビューまでのプレイ時間制限をやめて、第一印象を中心にゲームレビューをしていきます。
まだ慣れない形式なのでいろいろとご迷惑をおかけしますが、ゲームの序盤の魅力的な部分を少しでもお伝えできるようにがんばりますのでよろしくおねがいします。

記念すべき第一回のゲームは冷戦時代の潜水艦の戦いを描く『Cold Waters』です。
直訳すると冷たい水ですが、海面下は超ホットな戦場になっていました!

ゲーム名 『Cold Waters』
プラットフォーム PC (Steam)
プライス \3,980
プレイ人数 1人
オンライン 無し
日本語対応 無し(非公式日本語化も無し)

今回のレビューの流れはプレイレポート→レビューという感じで行きます。
今後もこの流れにする予定です。

真っ暗な深海で潜水艦に乗って戦え!

プレイを始めるとまずは全部英語です。
英語の成績はお察しな私ですが、なんとかメニュー内の単語は読むことができました。
ひとまず一番上のトレーニングをプレイしてみましょう!

トレーニングメニューが並んでいますが聞き慣れない単語があります。
“Torpedoes”を調べてみると魚雷”torpedo”の複数形とのこと。
ということで「Basic Torpedoes」は基本魚雷トレーニングってところでしょうか。

なにもない!?

ほぼロード無しで急に表示されたのでびっくりしましたが、海上になにもないのは当然で潜水艦は海面の下でした。

右上のチュートリアルは”Shift+F1”でトレーニングパネルが開くよ、左右矢印で次のヒントが見れるよと書いてあるのですが、潜水艦を見て興奮してしまった私はとにかく潜水艦を動かすことに夢中になってしまいます。

ひとまずW/Sで俯仰角を調整する昇降舵が動くこと、そしてQ/Zでスクリューの前進/後退を操作できることがなんとなくわかり、とりあえず海面に出てみることに。(!)

海からニョキッと出ている艦橋部分がかわいいですが、よく考えたら潜水艦って潜ってないと最弱なのを思い出して慌てて潜り直します。

A/Dで方向舵を操作できるようなので、これでとりあえず動き回れそうです。
左下はたぶんマップとステータス?って感じでしたがこれ実は後々すごい重要だと気づきました。
ここを見ることで自分の潜水艦の舵がどれぐらい動いているか、真っすぐ進みたいときにこの数値を0にすればいいと気づくのがおそすぎでしたね。
現在の深さや速度なども見れるので慣れないと大変ですが慣れてしまえばこれほど頼りになる存在もいません。

敵艦発見!
よく見ると飛行機も飛んでいます。
とりあえずこの船を沈めるために後ろに回り込もうとします。

まずは潜航して大きく回り込もうとしていますが…。

動かした舵が車のように「手を離すとニュートラルに戻ろうとする」わけではないことに気づけなくて、ぐるぐる同じところを回ったり深さを維持できなくなってしまいました。
この画像の左下のマップの白破線は自分の航路なのですが見事にぐるぐる回っています。笑
そして中央右下ぐらいによく見ると自分の潜水艦のしっぽ部分が飛び出ています。
海中ではしゃちほこ状態ですよこれ…。

ちょっとわかりづらいですが左下マップの黄色い点は魚雷です。
突如攻撃を受けた我が艦は冷静に応戦を開始。
放った魚雷6本は見事敵に向かって突き進み―――!ってあれ?
実はこの魚雷全く違う方向へ飛んでいます。
潜水艦の魚雷って正面に真っ直ぐ飛ぶのだと思っていたのですが、どうやら左下のミニマップで撃ちたい方向を指示する必要があるようです。
指示しなかったのでマウスポインタのある方向へテキトーに飛んで行っちゃった感じでしょうか。
こいつぁひでぇ…!

すでに爆雷攻撃のせいか潜水艦には大きなダメージがあります。
ダメージコントロールを指示していますが潜航はできず速度も6ノット程度が限界。
まさに満身創痍の状態です。

慌ててMk16魚雷を放ちます。
このとき様々な条件が知らず知らずのうちに整っていました。
潜航できない→深度が浅く魚雷が船の深度に近かった。
速度が出ない→有線魚雷のコントロールを失わずにすんだ。

このときは「え、私のエイムすごすぎない…!?」と思ったのですがこの魚雷はある程度進むと自分でサーチして敵艦へ向かってくれる追尾魚雷でした。笑

「すまない…これも戦争なんだ。」
みたいな感じで沈みゆくトレーニング用のダミー艦を眺めながら感傷に浸っていると…。

無防備な浮上航行中だったため飛行機?に発見されてしまい爆雷のようなもので見事に沈められました。
ええー!って感じでしたが今考えれば当然ですね…。

ということで初任務は1撃沈&被撃沈という結果に。
きれいにオチがつきましたね!

複雑ではない、カジュアルな潜水艦ゲーム

その後トレーニングを一通りプレイしてみた感想は意外にも「カジュアルだ」というものでした。
初プレイ時は様々なウィンドウ?や数値、専門略語などの存在に目眩がしそうでしたが触ってみるとちゃんとどういう機能か書かれていることも多いですし、操作に対して数値が動くので「ああ、このRUDって方向舵の動きかー。」とかがわかるようになります。
また、W/Sで浮沈していましたが深度を指定して自動で潜らせたり、マップ上に移動指示を出したり、緊急潜航やペリスコープ(潜望鏡)深度まで自動で浮上したりしてくれます。

海面下から一方的に攻撃ができるトレーニング序盤は潜水艦が圧倒的アドバンテージを持つためプレイ自体も操作とシステムがわからないということを除けばとても簡単です。
魚雷はサーチモードが複数あったり、有線誘導をカットしてもあらかじめ決められた動作を行ったりとまさに沈黙の艦隊ごっこができます。
勝手にサーチして追尾してくれるのでそれほど精密な発射操作はなく、3隻の船に対しててきとーに3射することで序盤であれば同時撃破も可能です。

魚雷だけでなく垂直発射式のミサイルも搭載しており、誘導が難しいですが凄まじい威力と速度の攻撃を放つこともできます

まずはプレイに関して有志の方がマニュアルを日本語訳してくださっているので、私のように何も調べずプレイしてもいいですがそういった支援を受けることも重要です。
私も大変お世話になっています!ありがとうございます!

そもそも潜水艦用語がよくわかっていないとバラストだのブローだのよくわからない気もするので『沈黙の艦隊』を読んでおくといいかも?しれません。

今回のプレイではトレーニング中心な上にわかりやすい海上艦ばかりを相手にしてきましたが、潜水艦同士のバトルが醍醐味のゲームですのでぜひそこも楽しんでみてほしいです。
ソナーの打ち合い、深度の駆け引き、魚雷回避などエキサイティングなバトルが海の下で待っています!

『[ショートレビュー] 潜水艦で戦え『Cold Waters』で深海からこんにちは!』へのコメント

  1. 名前:コレット 投稿日:2018/09/11(火) 18:32:53 ID:ab1950bd3 返信

    初めまして、cold watersを最近買い、操作の仕方を調べているうちにここへたどり着きました。
    日本語化は、有志の方によってインターフェイスやシナリオの一部が翻訳され日本語表記でプレイできるようになったようです。しかしそのmodの入れ方が分からず悩んでいる次第です(笑)
    できましたら、日本語化のやり方などをレビューして下さるとこれから始めようとする同志たちへの力にもなると思うのですが、ご検討お願いします!

    • 名前:ALVA 投稿日:2018/09/12(水) 03:33:43 ID:7089f1ad7 返信

      コレットさんコメントありがとうございます。
      日本語化解説記事についてですが明日の0時の更新でアップする予定です。
      ほとんど殴り書きのような状態ですが日本語化導入を目指す同志たちの助けになれば嬉しいです。
      日本語化の情報と記事化の提案、ありがとうございました。

  2. 名前:コレット 投稿日:2018/09/11(火) 18:33:29 ID:ab1950bd3 返信

    初めまして、cold watersを最近買い、操作の仕方を調べているうちにここへたどり着きました。
    日本語化は、有志の方によってインターフェイスやシナリオの一部が翻訳され日本語表記でプレイできるようになったようです。しかしそのmodの入れ方が分からず悩んでいる次第です(笑)
    できましたら、日本語化のやり方などをレビューして下さるとこれから始めようとする同志たちへの力にもなると思うのですが、ご検討お願いします!