”やっぱり、バレーって一人じゃできないんだよねー…”
はい、というわけでマイ・フェイバリット漫画家の日本橋ヨヲコ先生のマンガです。
中学時代に「プラスチック解体高校」と「極東学園天国」を読んで以来ですんで日本橋ヨヲコファンとしてはかなり新参者です。
語れば尽きないのですが今回は全て端折って「少女ファイト」11巻のみにフォーカスします。
あくまで読書メモレベルですのでどうかご容赦を。
主人公の練の所属する黒曜谷高校は春高直前に練が全日本の合宿へ招集されてしまいます。
練のいない黒曜谷ストレイドッグスの面々と初めての環境に戸惑う練。
どうでもいいけど”ねり”って響きいいですよね。
練は新環境である上に、今までなかった”周りは全員自分より上手い”という環境に置かれます。
圧倒的に上手い全日本の選手たちに切り捨てられた練は強い衝撃とともに、今まで周りから離れていったチームメイトの気持ちが初めてわかります。
そこで全日本のセッターである桐生翔子とスーパーエースの高明寺 十夜に「バレーを教えて下さい」と頼む。
練ほどのレベルなら教わることがあるのか、と思ってしまうぐらいノッてる時の練は無双状態なのですが、そこはやはり日本で数人の選ばれし選手と超高校級とはいえ高校まで指導者に恵まれていない練とではだいぶ差があるようです。
この桐生翔子の経歴のモデルは竹下佳江さんでしょうか。
翔子のキャラクターと見た目がすごく良くて、少女ファイトで一番好きなキャラになってしまいそうです。
まぁ登場がアレでしたけど、それも理由があって合宿所の部屋で練と話している時の柔らかい表情が良かったです。
他の面々も一癖も二癖もあるキャラクターばっかりで、勿論バレーの腕前は鬼のようです。
11巻ではミチルと練と唯の関係もある程度誤解が解消されてよかったですね。
初招集組の面々もキャラが立っててよかったです。
ああいうデータ大好きっ子と物腰柔らかい少女系キャラってあんまりいなかったですもんね。
しかし日本が世界と戦うのは当然のようにテレビ観戦したりしますが、サッカーと同じでもはや毎日練習をしているだけですごいんだということを実感させられる話でしたね。
結果がなくちゃダメな世界なのはわかりますがやっぱりすごい世界だなと思います。
今の全日本も強くて、MB-1からハイブリット6へと万能型バレーへと進化を続けていて視聴者を惹きつけていますが強いのが当然であるわけがなく、その努力は並々ならぬものなんでしょうね。
春高バレーだけでなく全日本まで出てきて、これからの少女ファイトがどうなるのかほんとうに楽しみです。
できれば翔子にはどんどん出てもらいたい…。
セッターってカッコイイよなぁ…。
アメフトで言うとQBのようなポジションですしやっぱり花形ですよね。
黒曜谷のキャプテンである犬神 鏡子やOBの陣内 笛子もセッターで好きなキャラです。
私はかなりファイター系なのであの柳に風のような雰囲気に惹かれるんでしょうね。
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