Elite:Dangerous 職業体験シリーズ「RES賞金稼ぎ」その3実戦編

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前回・前々回に引き続きRESでの賞金稼ぎ編をお送りしてます!
今回が最終章!
前々回「RES賞金稼ぎその1 準備編」 前回「RES賞金稼ぎその2 装備編」からの連続企画となっております。

その1 RESってなに?

――さて、今回は実際にRESへ行って賞金稼ぎしようってことなんですけど…
「なんだよ。」
――RESってなんなの?
「はぁ!?それ知らないでこれまで話してきたの!?」
――なんか…一般常識的なやつかなって…知らないと恥ずかしい系かなみたいな。
「いや…正直全然一般常識じゃねーから安心しろ。
RESってのはRESOURCE EXTRACTION SITEのことだ。
要するに採掘場みたいな意味でいいと思う。
宇宙ではいろいろ価値のあるものがあるんだが、てっとり早く金になるのが鉱物なんだよ。
希少な鉱物ならかなりの額になるからそれを地道に掘り起こして売ってるのが採掘者だ。
その採掘者を襲ってるのが海賊ってとこだな。」
――じゃあその海賊をぶっこ…じゃなかった、倒せばいいわけですね?
「そういうことだ。海賊には懸賞金がかけられているから倒せば最寄りのステーションで換金できる。」
――よし!さっそくRES行くぞー!ってどうやって探せばいいんですか?
「とりあえず今の星系にRESがあるか確認してみろよ。」
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――ありました…けど…なんか種類多くないですか?なにこれ。
「あー、RESにはいろいろと種類があんだよ。これ見てみ。」

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――はざーだす?うーん、上にいくにしたがって危険っていうことですか?
「そうだな。一番下のNAV BEACONってとこにも海賊は出るが比較的安全な地域だ。
たいした海賊も出ねえし、警察も山ほどいる。
練習がてら行くならいいかもしれないが賞金稼ぎの生活が成り立つほどではない。」
――真ん中の3つは?
High>無印>LOWって感じの危険度だ。
危険度が上がれば海賊のスポーン(出現)も多くなるし、海賊の船も大きくて強いものになっていく。」
――ふむふむ、じゃあ一番上のハザーダスは…?
HAZARDOUSは海賊の巣窟だ。警察のセキュリティシグナルすら拒絶された宇宙空間の無法地帯だな。
警察の助けはまったく来ないし、海賊は山ほど湧いてくる。」
――じゃあHAZARDOUSには近づきません!
「…実はそれも間違いなんだよ。
腕の良い賞金稼ぎほどHAZARDOUSへ行くんだ。」
――え!?警察もいないしやばいですよ!
「警察が”いない”のが重要なんだよ。
例えばおまえがバシバシ敵を撃ってる、その射線に警察の船が割り込んできて警察に当たったら…?」
――問題ないんじゃないですか?だって警察に協力してるんだから!
「それがそうでもねーんだな。おまえは見事に警察に指名手配されるだろうよ。」
――はぁ!?警察ふざけんな!テメーらが仕事しねーから賞金稼ぎが(反社会的発言が認められました記録を削除します)
「落ち着けよ!しょーがねーだろ。これもまぁ賞金稼ぎのリスクのひとつだ。
でもHAZARDOUSなら警察はいないし誤射の心配もない。衝突もない。」
――なるほど、プロならHAZARDOUS…(メモメモ
「腕が上がってくれば海賊のリスポーンが少ないとイライラしてくるしな。」
――それって殺人鬼の思考ですよ…。
「うっ…たしかに。」

※補足情報
RESでは海賊のリスポーンが完全ランダムではなく、大きく分けると大型船が多いモードと小型船が多いモードの2種(たぶん)が存在します。
RES侵入後、大型の海賊船と出会わなければ一度メニューまで戻り入り直すことでモードが変更されることがあるようです。
大型の海賊船のほうが報酬も良いし鈍くさいので倒しやすい傾向があるので何度かリログしてみましょう。

※補足情報2
現在は敵のAIがかなりお利口さんになっているため、警察のいるRESで警察と戦っている敵を倒す(横取り)戦法がおすすめです。

「もしRESがない星系なら近くの星系のSYSTEM MAPを確認しろ。」
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「この土星みたいな輪っかのついた惑星があれば…まあ大体あるな。
なかったら複数輪っかのある惑星のある星系がオススメだな。」

・その2実際にRESに行ってみよう!

「さてと、じゃあ実戦だ。密輸と違って戦闘だからな、ビビるんじゃねぇぞ。」
――び、ビビってなんかいないですけど!?
「ビビってはいないかも知れねーけどキョドってんな。」
――うるさいですよ!発進!
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「とりあえず右パネルで目的地選べ。今回はHigh Intensityに向かうぞ。」
――いきなり!?NAV BEACONでいいんですけど!?
「ビーコンじゃ題名のRESの言葉に偽りありになっちまうだろ。」
――た、たしかに…。
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「はい着いちゃいましたー!」
――うっわ…何ウキウキしてんですか…。
「おまえが爆散するのを楽しみにしてるんだよ。」
――しゃーねーやってやるです!
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――岩だらけ!
「そりゃ採掘場だからな。」
――うわ、スキャンされた!?
「海賊だな。”金目の物持ってんのか!?”ってこった。」
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――……ヤラれる前にヤッてやるぅ!
「おいおい、ちょっと待て。おまえカーゴの中身カラだろ?」
――そうですけど、スキャンされてるんですよ!?落ち着いてる場合じゃ…
「いや、落ち着け。カーゴがカラならスキャンされても相手は襲ってこない。」
――え、マジっすか?
「しかも相手はWINGを組んでるぞ…。これは攻撃しないでやり過ごしたほうがいい。」
――WING?
「徒党を組んでるってことだ。多対1の状況は絶対に避けろ。」
――WING組んでるかなんてどうして分かるんですか!?
「スキャンしてきてる相手はこちらと一定距離を保ってこっちを向いてるヤツがそうだ。
そいつに向かってターゲット(Tキー)で船の情報をスキャンすりゃいい。特別な装備はいらん。
すると左下に敵機の情報が出るだろ?まずここでWANTEDかどうか確認する。
次にIN WINGって書いてないか調べるんだ。」
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――WANTEDでWINGですね。
「なら賞金首だが徒党を組んでるな。これはやめておけ。
さっきも言ったがカーゴに何も入ってなければ素通りしてくれる。」
――ふぅ、どうやら行ったみたいです。
「単独なら大型船でも楽勝だけどな、複数ならEagleだって脅威になる。」
――なるほど、WINGは避ける…。
「まあ慣れてくればWING相手にも立ち回れるようになるさ。」
――あ、あいつは1人ですよ!
「よし、撃っちまえ。」
――ういっす!
「あ、ただしWANTEDかどうかちゃんとチェックしろよ。
WANTEDじゃないやつを撃ったらおまえが犯罪者になるらな。
海賊相手なら常に先手がとれるんだから、なるべく速度のでてるところを後ろから撃てるのがベストだな。」
「スキャンして来て、何もないと諦めてケツ向けて移動するからそこを狙うのがおすすめだ。」

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「よしいいぞ。まずはシールドだ。光学兵器でバンバン削ってやれ。」
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「シールドが剥げたら実弾兵器の効果がデカイぞ!マルチキャノンを撃ちまくれ!」
――ういっす!
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――わぁ!相手と向かい合っちゃった!
「ヘッドオンだ!向い合って撃ちあうとこちらも被害がでかくなる、素早くすれちがえ!」
――ふぅ、なんとかなりました!
「気を抜くな!すぐに急旋回!敵のケツを追うんだ!」
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――やったぁ!初撃破!
「よしよし、師匠が良いと下手でもなんとかなるもんだ。」
――実力です!
「謙虚って言葉はもう宇宙にはないのか…?」

その3テクニック編

――え、テクニックとか…。
「そう、俺は別に強くない!だから知ってるテクニックは限られるがまあ覚えておいてくれ。」
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「この海賊船を倒すとき、バンバン撃ちまくるだろ?」
――そりゃあ撃たなきゃ倒せないですから。
「まあな、でも実は弱点とかもあってな…そこをしっかり狙うのも重要なんだよ。」
――え、でもオートマチックで狙ってくれますけど…。
「相手のモジュールを指定してそこをコンピュータが狙ってくれるんだよ。
左のパネルを開け。SUB TARGETを見ろ。」
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「ここでは敵のモジュールを直接狙うことができる。」
――あ、じゃあここで弱点を選べばいいんですね!
「そう、弱点はPOWER PLANTだ。選択すればあとは勝手に狙ってくれる。」
――便利ですね!
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「赤い四角が見えるだろ?これが弱点だ。ここを自動で狙ってくれるわけだ。
FIXなら自分で狙わなきゃダメだが…まあ難しいかもな。」
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「POWER PLANTの下にゲージがあるだろ?これがパワープラントの耐久値だ。
これが0になれば船は全機能が停止するわけだ。」
――なるほど、じゃあなるべく狙ったほうがいいですね。
「そうだな。大型船相手なら狙ったほうが良い。
上手く当てれば船体耐久値を70%以上残して機能停止なんてこともある。」
――他にテクニックは?
「あとはフライトアシストのオン/オフの使い分けだな。
フライトアシストってのは船の挙動を安定化させる機能だ。
宇宙空間では一度生じた物理運動は抵抗がないから運動が続いてしまう。
これを逆噴射などを使って姿勢制御してくれるのがアシストだ。」
――じゃあオンのほうがいいじゃないですか!
「まあな。でも旋回時などはフライトアシストを切ったほうが最速で旋回できるんだよ。
あとは直進中にアシストOFFで反転して射撃したりな。船体はそのまま直線運動を続けるが後ろ向きに撃てるわけだ。
真空インメルマンターンってな。」
――なるほど、上手く使えばすごい動きになるみたいですね。

「あとは旋回適性速度も把握した方がいい。」
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「スロットルゲージの青色のバーにスロットルを合わせれば旋回がスムーズに行える。」
――なるほど。
「これは知ってるのと知ってないのとじゃ難易度がだいぶ違うみたいだ。」
――他には?
「あとは…まあ自分で調べるんだな!」
――もうないんすね。しょぼい情報ばっか…。
「こっちは協力してやってるんですけど!?」

その4 換金しよう!

「賞金が貯まったらちゃんと換金しろよ。俺なんかさぼってたからこんなに貯まっちまった。」
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――え…BOUNTIES付いてますけど…。
「あぁ…密輸業で罰金がな。払うの忘れてたからいつの間にか賞金首になっちまった。」
――じゃあ倒せば賞金が…!
「いや、これ遠い星系で付いた罰金だからなぁ…。換金するの大変だぞ。」
――くそぅ。
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「なるべくこまめに換金したほうがいいな。船が落とされると賞金もパーだ。」
――16万かー、3隻ほど落としてこの額なら結構いい感じですね。
「人によるが時給500万程度までは可能らしい。
初心者でもある程度装備が揃えばいけるはずだ。
あとはコミュニティゴールの目標が海賊の場合もあるしできるようになっておいて損はないな。」

――いやー長かったけど色々ありがとうございました!
「もう呼ぶなよ!マジで!仕事忙しいんだから!」
――うーん、次回は交易編とか…かなぁ、まあ多分呼びます。
「・・・。」
――では最後までご視聴ありがとうございました!