「世界の果てでも漫画描き」 ヤマザキマリ

Comic

私のキューバの思い出は掛け替えの無い一生の宝だ!!

世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編 (マーガレットコミックスDIGITAL)

こんばんは、ALVAです。
気温が上がってきて、もう夏気分ですね!
個人的にはあまり夏って好きじゃないのですが、なぜかワクワクしてしまいます。
まだ見ぬ何かを期待してワクワクしてるんだと思うのですが、今日読んだマンガもそんな「まだ見ぬ世界」へのワクワクが原動力になっている旅行記マンガです。

世界をさすらう漫画家 ヤマザキマリ先生

ヤマザキマリ先生といえば代表作「テルマエ・ロマエ」が有名です。
映画は阿部寛さんが主演でかっこよかったですよね!
テルマエ・ロマエはローマ人である主人公がひょんなことから日本へタイムスリップし日本の温泉文化に触れるという作品でした。
最初読んだ時に「うわー、古代ローマ史とか欧州史が得意な学者さんが書いているのかな!?」と思うぐらい細かい描写がすごくてびっくりしていたのですが
もっとビックリしたのはヤマザキマリ先生がイタリアの国立美術大学に在籍していて油絵の美術系の方であること、そして14歳頃からイタリアに何度も渡り、現在イタリアに居住しているうえに旦那さんがイタリア人。
イタリア語を教えるほど完璧に習得していて、世界中いろいろな場所に行っているということ。(”イタリア”がゲシュタルト崩壊してきちゃいました)
もう凄まじい経歴の人ですよね。

1巻はキューバ、2巻でエジプトに渡り、シリアへ、3巻ではチベット・中国・台湾

もう↑のタイトルでおわかりだと思うのですがほぼ日本にいません 笑
たまに帰って来た時にはとんでもない事故に遭遇したりと本当に波乱だらけです。
1巻のキューバはボランティアでサトウキビを刈り取りに行きます。
でもキューバの人ですら「やりたくない」と口をそろえるサトウキビの収穫は大変そうでしたね。
2巻からはローマ史・中東史・文学研究好きな旦那さんとエジプトで暮らし、飽きてシリアで暮らすというなんかもうよくわからないことになっています。
今となってはシリアなんて絶対入れないし、ヤマザキマリ先生が行った頃ですら隣国のイラクではイラク戦争が起きていたそうです。
でもそう考えると、すごくいい時期にシリアへ行っているのかもしれませんね。
もしこのシリアの問題が解決しても、爆弾やテロで壊れた建造物は元には戻りませんし貴重な経験です。
わたしも人生で一度でいいから中東行きたいなー・・・。

旅行記としてはちょっとハチャメチャすぎるのですが、それがまた面白いです。
お部屋が大好きなわたしとは方向性が180度違いますが、だからこそ憧れちゃいます。

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