『紫電改のマキ』 第01巻

あなたも「マキ」なのね。

紫電改のマキ(1) (チャンピオンREDコミックス)

こんばんは、ALVAです。
子供の頃に自衛隊基地のそばに住んでいた私は、けっこう飛行機好きなのです。
T-4とか、F-15、C-1とか。
でも好きな飛行機は紅の豚みたいな、ミサイルじゃなくて機銃で撃ち合う飛行機!
「WarThunder」というゲームでも戦闘機で戦えて楽しかったです。

さて「ちゃんと飛行機好きだからにわかじゃないぞアピール」も済んだことですし、本題に入りましょう。
前から気になっていた『紫電改のマキ』(野上武志先生)を買ってみました。

飛行機で通学する女の子たち

この世界は今の日本とほとんど同じですが特別なのは「飛行機がより一般に普及している」という点です。

主人公の「羽衣マキ」は飛行機通学可能な石神女子高校に通う新入生。
毎日満員電車で通学するマキは「翼があったら・・・」と願っていました。
すると友人の長谷川素子が壊れていた紫電改を修理してくれて、なんと自分の飛行機をゲットしてしまうマキ。
これで飛行機通学ができると喜ぶマキでしたが、なんと各学校は自分たちの空域を巡って縄張り争いを繰り広げており、頭上には無法で自由で危険な空が広がっているのでした。
しかもマキの通う石神女子高校の空域は他校に食い荒らされ、ほとんど残っていないような状態に!
そんな状況に一気に巻き込まれていくマキ。
マキは紫電改と一緒に石神女子高校の生徒たちを、自由な空を守ることができるのか!?

このマンガのすごいところは「飛行機の解説がほぼない」ということ。
絵やキャラクターのちょっとしたやりとりで「この飛行機は強そう!」とか「速い!」とかわかるんです。
こういうミリタリーっぽい作品ってとにかくデータばっかり。
機銃がどうとか、最高速度がどうとか、エンジンがすごいとか。
そんなの言われても私みたいなにわかにはわからないし、難しい。
その点『紫電改のマキ』は初心者にもすごくわかりやすく戦闘や強さ、緊迫した状況をナチュラルに解説してくれます。
気になったらデータなんてWikipedia見ればいいわけですから、わかりやすいほうがうれしいです。

もう2巻買っているので、読むのが楽しみです!(7巻まで買ってます 笑)

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