トリプルチューナーのすごいやつ!『IO DATA HVTR-BCTX3』

そこそこな便利さ

I-O DATA 地上・BS・110度CSデジタル放送対応ネットワークテレビチューナー HVTR-BCTX3

なんでも録画で素敵なテレビライフ!

先日、見事に衝動買いをキメてしまったALVAです、こんばんは。

安くない買い物なのに・・・なんでしょうね、自分にご褒美☆みたいな・・・?
まあ無駄にはならないので・・・。

IO DATA HVTR-BCTX3って何?

『HVTR-BCTX3』は要するにHDDレコーダーからHDDを取り外したような感じです。
ストレージはすべて外付けで賄って、本体は省スペース&利便性を向上させている感じ。
ネットワーク上で視聴したり、録画予約したりできる点ではnasneのいとこみたいなもんでしょうか。

早速メリットとデメリット

●メリット

・1台で3チューナー(nasneと同価格帯で3倍)
・価格が安い(実売価格2万円程度)
・HDDは最大6TBまで、8台同時接続可能(※1)
・豊富な録画画質モード
・コンパクト
・アプリがPCもスマホも無料で提供されている
・リモコンでの本体操作はレスポンスが良い

●デメリット

・信じられないほど微妙な仕上がりのPC&スマホアプリ
・Microsoftストアを使用しないとダウンロードできない微妙なPCアプリ
・視聴と録画が曖昧な境界で別アプリという微妙さ
・レスポンスが遅くてストレスが溜まるアプリ
・番組表の表示に何秒かかるのか気が遠くなるアプリ
再生ボタンを押してから30秒近く待たせてくれる残念なアプリ

●もうちょっとまじめなデメリット

・録画番組をBDなどに書き出す方法が現状ほぼ皆無(PCで可能なソフトはあるにはある)
・いろいろできるだけにDTCP-IPという規格がめんどくさい

というぐらいです。
nasneユーザーとしてはアプリが無料なのは嬉しいです。
でもnasneユーザーだからこそこのアプリの完成度の低さ・・・むしろnasne系アプリの完成度の高さに驚いてしまいます。

デメリットにBD書き出しが事実上不可能と書きましたが、DTCP-IP対応NASへ書き出して、それをレコーダーで焼くのは可能っぽい・・・?
PCの場合BDドライブがあっても、DTCP-IP対応の書き込みソフトがないとダメ・・・なのかな?
そのソフトも選択肢がほぼ1個しかない上に、生産終了。
Windows10だと起動しなくてもインストールだけでブルースクリーンの原因になるとかでめんどくさいなぁ。。。

※1:(https://www.excite.co.jp/News/it_g/20150828/Engadget_nasne-lan-tv-hvtr-bctx3-3.html?_p=2)こちらの記事に該当する記述あり。でも2台以上の同時接続は不可という情報も・・・。

ほんとうに残念なのはアプリの微妙さ

やっぱり使ってみて感じたのはPCアプリが色々と微妙だということ。
無料なのは嬉しいのですが、なんか色々と残念です。
いっそお金払うからアップデートして欲しい・・・。
色々不親切というか、未完成というか。

ただtorne mobileに慣れてしまっている身としてはちょっと評価が厳し目な気もします。
ただ再生のもたつきなんかはなんとかならないものなんでしょうか。
nasneの性能が良いのか、アプリケーション側の問題なのか・・・。
シークするだけでもけっこうストレスなんですよね。

とりあえず撮りたい番組は撮っておく人にはおすすめ

書き出しが単体では(+PCでもむずかしい)できないという状況を考えれば、BDやDVDへのバックアップを好む人には向いていないでしょう。
基本的には「いっぱいになったら空にする」っていうスタイルだと思います。
もしnasneと併用するなら、BDへの直接書き出しがPCアプリで公式に実装されているnasneに大事な番組を録画して、1回見たら消す番組をこっちで録画すれば良いんじゃないかなと思います。