PS4を持ってるのにPS4 PROを買うたった一つの理由

たった一つとか言いつつ何個か出てくるかもしれません。笑

もうPS4持ってるのにPS4 Proを買ってしまったALVAです、こんばんは。

PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7100BB01)

えー、表題の通りPS4 Proを買ってしまいました。
正直私はPS4Proを買う意味は一切ないと思っていました。
というより今でもよっぽど特殊な状況でない限りPS4は普通のやつかスリムのやつでいいと思います。
もうPS4持ってるのに、買い替えて差額分の以上の対価を払う意味があるのは以下のユーザーだけです。

①4Kのテレビを持っていてどうしても4Kでプレイがしたい
このパターンは多そうですね。
でも実はPS4 Proの4K出力は厳密に言うと偽物です。
あくまで4K画質へアップコンバートした疑似4Kなんです。
この点に関してはネイティブに4K出力されるものが欲しいのであればPS4の4Kネイティブ対応版を待つか、PS5まで待つ必要があるかもしれません。

②PSVRを持ってる/同時に購入する
PSVR用にある程度最適化されているようでフレームレートの向上などが見込めるようです。
ただそこまで大幅な変化があるわけではないとする意見もあります。
現状PS4を持っていて満足できているならわざわざ買い換える意味があるかは個人の価値観ですね。

③ブーストモードでプレイしたい
通常プレイ時のフレームレートの向上が可能な機能ですね。
ただ普通にPS4プレイしていてそこまで困るほどフレームレートが下がったこともありませんし、必要かはわかりません。
私はあんまり画質とかわからないので、わかる人からすると耐え難いフレームレートの低下が起きているのかも?

ということで、色々なサイトに書いてあるこの3つの理由は私には当てはまりませんでした。
4Kテレビ持ってませんし、PSVR持ってませんし、フレームレートも気になりません。
では何故私がPS4 Proを買ったのかというと・・・。

リモートプレイのためです。

PS4 Proでリモートプレイがさらに神機能になる!

さて、みなさんはPS4でリモートプレイって使ってますか?

リモートプレイとはPS4のゲームを他の端末でストリーミングプレイすることを指します。
PS4本体を起動して、その画面をPS4から特定の端末へインターネット回線を介して出力します。そしてコントロールを端末側で行い、それをPS4へこれまたインターネット回線を使って入力するわけです。

まあ難しいことは置いておいて「どこでもPS4をプレイできるよ」っていう機能です。

この機能、実はすっごい便利なんですよ。
たとえばPS Vitaを持っていればベッドでごろごろしながらPS4のゲームが楽しめちゃいます。
これって結構うれしいですよね。

でも、実はそれだけじゃないんですよ・・・。

パソコンからもプレイできるって知ってました?
知っていた人はすみません、知らない人はぜひプレイしてみて欲しいです。

httpss://remoteplay.dl.playstation.net/remoteplay/lang/jp/

このSONY純正のソフトをインストールするだけで、家庭内の同じネットワーク内のPS4をPCからリモートプレイできちゃうんです!

ちなみにiPadやAndroid端末でのリモートプレイもできるといえばできます。
ちょっと面倒な方法なので、iPad編は別で記事にする予定です。
あ、SONYのXperiaシリーズなら確か純正でリモートプレイアプリが入ってるような気がします。

PCでのリモートプレイは純正のソフト以外に海外で作られた非公式版もありますが、現状は公式版で十分だと思います。

さて、PCでのリモートプレイの便利さはまた別の記事で語るとして、なんでPS4 Proにする必要があったかですが。
実はPS4(無印)だとリモートプレイの画質が最高でも720pまでなんですね。
PS4 Proだと1080pの高画質で出力できます。

唐突な画質の比較!

せっかくなので最近遊んでるゲームの画質の比較をしてみたいとおもいます。
比較方法はSONYの『PS4リモートプレイ』でPCに出力した高(720p)と最高(1080p)の2つの画質をnvidia geforce experienceでスクリーンショットを撮影、pngからjpgへフォーマット変換を行ったものです。
クリックで原寸大の表示が可能なはずですが、ブラウザによってはクリック後に虫眼鏡のマークで拡大する必要があるかもしれません。

『inFAMOUS Second Son』

720pリモートプレイ


サムネイルの状態だとわかりませんが、画質が結構荒いことがわかります。

1080pリモートプレイ


比べれば一目瞭然ですね。
明らかに1080pのほうが綺麗です。特に後ろのポスターがわかりやすいです。
1080pを見たあとに720pを見るとぼやけて見えるほどです。

『Persona5』

720pリモートプレイ(渋谷駅地下街)

1080pリモートプレイ(渋谷駅地下街)

『ペルソナ5』はアドベンチャーRPGなので、この画像ではそれほど違いがあるようには見えません。
拡大してもそれほど悪くは見えません。
さすがに見慣れているので私は画質が悪いのがわかりますが、人によっては許容範囲内でしょう。

720pリモートプレイ(新宿繁華街)

1080pリモートプレイ(新宿繁華街)

こちらも一見画質の違いがないように見えます。
この解像度が違うのに画質があまり変わらないのはたぶんぼかし処理が入っているからかもしれません。
繁華街のスクリーンショットでは遠くの看板やUIであるミニマップを比べるとわかりやすいです。

『龍が如く0』

720pリモートプレイ

1080pリモートプレイ

こちらもそれほど大きな違いはありませんでした。
現実世界を舞台にした箱庭系はもともとそこまで街の画質が良いわけではないので、わかりづらいのかも?
1080pのほうが細かい看板などは読みやすいですが、遠景で見るとそれほど違いはありません。
その後も継続してプレイしてみると画質の違いが気になるのですが、スクリーンショットではそれほど違いが出ませんでした。

『ソフィーのアトリエ~不思議な本の錬金術師~』

720pリモートプレイ(タイトル画面)

1080pリモートプレイ(タイトル画面)

タイトル画面は遠景+人物の3Dモデルという感じですね。
遠景の方はそれほど変わりませんが、人物モデルは線がはっきりして、色の境目がわかりやすくなっています。
また、画面に表示された文字がくっきりしていますね。

720pリモートプレイ(シナリオ画面)

1080pリモートプレイ(シナリオ画面)

こちらはもっとわかりやすいですね。
もともと街のテクスチャとかは色々手抜き感のあるゲームなのでアレですが、キャラクターモデルのぼけや後ろの登場人物の輪郭などがハッキリしています。

『戦国BASARA4 皇』

720pリモートプレイ

1080pリモートプレイ

比べてみると一目瞭然ですね。
全体的にテクスチャの滑らかさが上昇しています。
720pだとPS3ぐらいの画質に感じられます。

さて、今プレイ中のゲームやインストール済みのものを並べてみました。
『ペルソナ5』や『龍が如く0』ではそれほど違いはわかりませんでしたが、メニュー画面などでは特に画質の粗さが目立っていました。
静止画だとわかりにくいですが720pは常にぼやけているような印象で、1080pになれるとキツイですね。

さて、ということでこの記事のタイトル『PS4を持ってるのにPS4 PROを買うたった一つの理由』は『リモートプレイを高画質でプレイしたいから』です。

遅延などについても後日また記事にしたいと思いますのでよろしくお願いします。