Switch版『Skyrim』はカジュアルユーザーが出会う最初のTESシリーズになる?

果たして…!



『The Elder Scrolls V: Skyrim』がNintendo Switchへ移植されることが、確か去年の今頃発表されました。
その頃の私は「もうSkyrimはお腹いっぱいだよ」と思ったのですが、発売が迫ると少しずつ欲しくなってきます。
よく考えてみるとこれって凄いことなんですよね。

当時2011年の年末に日本語があるだの無いだのと騒ぎつつもプレイして、そのフィールドの広さと自由度に圧倒されたことはいまだによく覚えています。
『Skyrim』はプレイしていると様々な場所で様々なイベントやトレジャーを発見し、人々と会話したり暗殺者に睡眠中に襲われたりと本当になんでもできるゲームでした。
当時でオーバーテクノロジーじゃないかと疑うほどのクオリティだった本作が、まさか約6年後に携帯ゲーム機で発売されるなどと誰が予想できたでしょうか。

これまでも家庭用ゲーム機ではPS3、PS4、Xbox360、Xbox Oneなどに移植されてきましたが、PS Vitaなどの携帯機には移植されませんでした。
というよりまさか携帯ゲーム機に移植できるはずなんてない、もしできたとしてもどうせロード地獄&自由度を犠牲にした移植なんだろ、と思っていました。

しかし今回Switchでリリースされた『Skyrim』は解像度こそPCやPS4に敵わないとはいえ可変解像度を採用しフレームレートには影響がないようなチューンが施されているそうです。
またバグやフリーズも購入した友人によるとまだ出会っていないとのことでかなり安定動作しているようですね。
あれほど広大で遊びきれないイベントやたくさんのNPCがポケットに入るサイズの携帯ゲーム機の薄っぺらいゲームカードの中に全て入っているなんて俄には信じがたいようにも思えます。笑

今回の移植で何が一番嬉しいかというと、今まで『The Elder Scrollsシリーズ』に触れてこなかった人たちが出会うきっかけになるのでは?ということです。
私自身TESシリーズに関してはPCで『Morrowind』『Oblivion』『Skyrim』の3作しかプレイしていないにわかですが、Skyrim以前のTESシリーズは日本の家庭用ゲーム機市場ではそれほど人気があるとはいえず、一部のコアなゲーマーがプレイしていた印象でした。
大抵のゲーマーはPCも持ってますからかなりニッチな印象です。

しかし今回発売されるのは任天堂のSwitch。
お子様や女性にも広く普及しているこのプラットフォームに移植されるということはかなり大きな一歩ではないかと思うのです。
そういったカジュアルなスタイルでゲームを楽しむプレイヤー層の手が届くようになったことで、『Skyrim』の魅力がこれまでよりも多くの人に届くんじゃないかなーと期待しています。

(ただし18歳未満の方は購入できないのでお子様はもうちょっと待ちましょう)

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