[FGO] 「復刻:デッドヒート・サマーレース!」感想

イシュタルは頑張ったよ…!

暑い夏に入る前に最高のイベントでしたね!ALVAです、こんばんは!

今回のイベント『デッドヒート・サマーレース』は2部構成のイベントでした。
去年の復刻ですが、私は8月頃にプレイし始めたのでこのイベントは初見となります。

限定イベント配布サーヴァント「イシュタル」を入手するチャンス!

シュメール神話最強格の女神イシュタルのサマーバージョンゲットのチャンス!

シュメール神話に登場する愛と美の女神、星を意味する名を持つ女神イシュタルも夏ということでサマー仕様!
ラッシュガード?パーカー?を着ているのでむしろ普段よりも露出がぐっと下がってありがたい女神様です。
ほんっと服着てください…!

性能は「すごい強いけどちょびっと足りない」という作中の雰囲気を見事に落とし込んだような感じです。
クイック/バスターバフ、回避1回にクリティカル威力アップというスキル1~2も高性能ですが、スキル3のサマー・ブレイカー!は1ターン持続の6種盛りだくさんバフという鬼性能ながら1ターン後にスタンというデメリットがあります。
またスター運用に適したスキル構成ながらスター集中スキルがなく礼装やパーティー編成でのサポートが必須となっています。

ストーリー第1部

夏休みは空調の効いた部屋でボードゲームでもして過ごそうかと思っていた主人公とマシュのもとに女神イシュタルが登場!

謎の特異点の発生、そして高らかに宣言されたレース開催!
イシュタルの企みとは果たして…!?

イシュタルの策略&様々な理由で集うレーサーたち!
ある者はマスターを慕い…

ある者は夏の暑さから逃れるため…

ある者は夏の風紀の乱れを憂いて…

ある者はストレス解消のために…

ある者はロックスターになりつつセイバーを殲滅し…

ある者はファラオの威光を遍く世に示すチャンスと参加を決意したのであった。

レースは1ドライバー1サポートで行われますが、まあ多少人数増えてもしょうがないって感じであんまりルールは厳しくありません。
ただし「必ず地面を走ること」。

各々が自慢の愛車(1台はサーヴァント)に乗り込みどこかよくわからないところを爆走することに!

そしてついに熱い夏の狂騒…デッドヒートサマーレースのスタート!
途中途中でなぜかヤンキーを我が子として従えるアタランテ姉さんや、ブチギレモードのブーディカ・アヴェンジャーなどなどとんでもない強敵も倒しつつゴールへと爆走!
しかし最後の直線で最悪の事態が…!

ストーリー第2部

ストーリー第2部は「デスジェイル・サマーエスケイプ」。
夏といえば監獄、監獄といえば脱獄と至極当然な流れですね。
街道レーサーは収監されて然るべしというところでしょうか!?

ということで監獄長ことメイヴちゃん登場!
監獄長なんてウイグル獄長以来の名誉職ですね。
そしてレースの舞台がまさかのコノートだということが判明してしまいます。
コノートの挨拶は「メイヴちゃん、サイコー!」

ということでメイヴ大監獄に収監された犯罪者のみなさん。
いかに最強格のサーヴァントと言えど監獄結界という収監者の能力を強制的にダウンさせる機構によってメイヴ討伐はもちろん脱獄すら不可能に。

テレビでは常にメイヴ様の特集番組が流れています。
ご褒美ですね。

しかし収監されてもレースは続き、穴掘り脱獄レースへと変化しました。
監獄結界があるからかかなり囚人への警備がよわよわですね。

最強の知能犯として収監されているエルキドゥやメドゥーサなど第七章でやらかした連中が軒並み捕まっています。

知能犯の力も借りてメイヴの死因である「チーズを投石機でぶつける」というインポッシブルなミッションを成功させた囚人たち。
しかしメイヴちゃんは日頃の努力で「チーズが自身に向かって飛翔してきた場合に自動で蹴り飛ばす」という人力イージスシステムを習得。
弱点を弱点のままにはしておかないという女王らしいメンタリティですね。

結局コノートに勝手に乗り込んで悪逆の限りを尽くしてメイヴも撃退してしまった囚人たち。
ちょっとメイヴかわいそうですね…。
それはさておきレースは再開、最終ストレートを抜きつ抜かれつで勝負はデッドヒート!

最後にゴールへとたどり着いたのは…!?
というのは置いておいて。

全員がゴールすると突如とてつもない積乱雲が発生。
レース中もずっと明らかに怪しかったイシュタルの仕業…というか今回のレース自体の目的がこれ。

イシュタルは金星のテクスチャを大地に刻み込み、魔力を打ち込むことで超巨大な魔法陣として起動したのだった。

ATMのようなイシュタルQPS(クォンタムパワーシステム)によって生み出されたのはなんと天の牡牛グガランナ(二代目)だった!

いやー目が怖いですよね…。
これがグガランナなんですね。
とりあえずあまりの凄まじさに特異点とかそんなレベルじゃなくコノートごと吹き飛ばすほどの凄まじい災害。

ちなみにイシュタルは別に裏切ったつもりはなくて「イシュタル様のグガランナすげー!ありがとう!やっぱり女神は君ひとりだぜ!」ってなると思っていた模様。

本気で「良かれと思って」やったことなので結構悲しそうでした。
グガランナを失くしたことは本人にとっても極大のトラウマだったようで、なんとか挽回したかったんですね。

ネロにも言われていますが…。
悪気はないんですよ…。

ということでなんとかグガランナを退け、契約してもらえることになりました。

かなりかわいそうですが…。
でもグガランナがいなくても心霊クラスというだけで最強の味方ですよね。

ということで夏のレースは終了。
おつかれさま…と言いたいところですがマスター的にはここからが恐怖の本番…!

ちなみにレースの結果は恐怖の第六天魔王Xの優勝でした!
人気よりも用意された素材が勝因な部分もあると思いますが、やっぱりノッブとヒロインXはキャラクターも立ってるし強いですね。
個人的にも大好きなキャラクターなのでかなり応援していました。
ヒロインXがメイヴにチーズ射出機をこっそり作ったり通用しなかったり面白かったですね。

ゲームシステムについて

今回はこの6チームがそれぞれレースをするという形式でした。

レース中のミッションを押すといくつかの難易度のミッションが出てくるのでそれをクリアすることで後押しすることができます。
他のマスターの結果も反映されるタイプのイベントでしたので、攻略サイトでのおすすめなどもかなり反映されていたように思えました。

上位入賞報酬というのもあり、上位3チームの提示された入賞報酬をマスターは受け取ることができました。
また、3位までゴールした場合はレース終了となります。(ライト版)

上位入賞報酬は嬉しかったです。
また、応援(周回)することでQPがもらえます。

周回はドロップボーナスが付くサーヴァントはいましたが、攻撃力アップの補正はなしでした。
そのため効率を目指すとサーヴァントっと礼装が固定化するのでAP消費の対する周回効率はあまり良くはなかった印象です。
イベントボーナスは2段階存在し、2代目水着サーヴァントは2個であとは1個。
ここはできればレース参加者は2個で良かったのではって感じです。
あんなに頑張ってたのに不夜キャスと三蔵なんて「通常状態が水着みたいだから」みたいな理由で出場させられて1個グループって…!٩(๑òωó๑)۶

ライト版で3位入賞で終了になったのは良かったです。
2個ボーナスサーヴァントで星5はライダーとキャスターだけだったので相性無関係のバーサーカー、キャスターorアサシンあたりはかなり進行が楽だったためか人気だったような…?

オリオンの差分作る暇あったら三蔵様にまともな法衣を着せてあげてよ!!!!!(唐突)
でもオリオンかわいいなぁ、わーい!

高難易度は絶望が待ち受けていた……!

敵はメソポタミア最強の天の女主人イシュタル様!
20万HPとか舐めてるの?と余裕かましているとグラガンナが登場。
魔神柱とか雑魚だったんだなーっていう強さ…。

驚異の「62ターン」クリアでした。
耐久パは嫌いだったのですが、ジャンヌもひょんなことから2枚目が来てくれてたのでダブルジャンヌで行ってみました。
メインアタッカーはカルナで1ターン目にイシュタル撃墜、そのまま戦い続けてもらってカルナさんが退場したらジャックちゃん登場という方針です。
回復と無敵でとにかく長時間戦い続ける戦法なので50ターンはかかると覚悟していました。

~戦闘開始~
まずは先鋒にして最強の神性特攻を持つカルナ様が戦線を展開。
そこから20ターンほどの縦深防御によってグラガンナの戦力の30%を漸減することに成功。
十分に自陣へ引き込んだ時点でジャックちゃんを前線に展開し攻撃開始。
敵の戦力を80%まで減少させるもジャックちゃんがダウン。
この時点で当初の作戦の失敗が確定、アタッカー役に防御部隊のマシュちゃんまでが動員され戦況は混迷を極める。
まさかの全員防御要員という圧倒的遅滞戦術によって戦闘は長引き両者の疲労は極限に達した。
無能な司令部は膠着した戦況を動かすために首都近傍での焦土作戦・消耗戦を展開することを決定。
意識的に撤退を行い本土最終決戦特別兵器「ヘラクレス」を投入するがヘラクレスは単騎でないと活躍できないにも関わらず、作戦伝達の失敗により最終防衛部隊ツイン・ジャンヌ☆が圧倒的生存能力によって生き残ってしまう。
―――果たして皇国の存亡は!?

みたいな感じでした。
要するにカルナ→ジャック→マシュ→ヘラクレスという流れでアタッカーが交代していきました。
あまりに起伏のない戦闘だったので脚色してみました、ごめんなさい。

もうね、今までで一番つらい高難易度でしたよ…。

ざっくり感想

(なんでアーツ主体のお栄さんにダブルマーリン……?)

全体的に「周回させられてる」ではなく「レースに参加している」みたいな感じでかなり楽しかったです。
一回のドロップ量もちょうど良くてかなりいいイベントでした。
今までのイベントの中でも有数の良調整ぶりでした。
これまでのイベントはそれほど大きな枠ではない中で、チマチマ同じクエストを周回する形式でしたが2部構成で8回+終了後で10回ものクエスト変化があって同じところをハムスターみたいにクルクル回っているような気分にはなりませんでした。

レースの勝敗も面白かったですし、終わったあとの演出もいい感じでした。
それぞれちゃんとレース車両も出てきて楽しかったですね。
2部構成というのもレースと脱獄という2つのテーマで飽きさせず面白かったです。

メイヴちゃん第5章で悪役でしたが女王として間違ってないところはかっこよかったですね。
あまり印象に残っていないキャラクターだったのですが、今回で好きになりました。

全員コミカルで面白いキャラクターだったのも良かったです。
ここにでてこないサポートのキャラクターも個性的でしたね。

メイヴ獄長ルック開放は嬉しいですね!
今回たまたま縁があったので、一気に霊異開放までできてびっくり!

ひとまず一気に走り抜けて楽しかったのですが、もうすぐ2部2章が来るのでそっちも楽しみですね。
あのイケメンはナポレオン!?好きだー!

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