[FGO] 「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」感想

”皆さん、ようこそ特異点ルルハワへ。この島の支配者として歓迎しちゃいますね?”

暑苦しい時期が少し過ぎて秋らしい風が吹き始めるとあんなにうんざりしていた夏の暑さが恋しくなってしまうALVAです、こんばんは!

2018年の夏イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル」がついに全編公開されたため、クリアしてきました。
重苦しい第二部の雰囲気とは違い、青い空に白い雲、そして美しいビーチにお祭り!
そんな素敵なイベントでした。

限定イベント配布サーヴァント「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕(バーサーカー)」を入手するチャンス!

真夏のハワイで色々変化しちゃったジャンヌ・ダルク・オルタの登場だ!

そもそもジャンヌ・オルタ自体が初期の配布サーヴァントとして登場予定だったとマテリアルに書いてあったので、そういう意味では3周年で実現した感はありますね。

今回は特攻サーヴァント筆頭だったこともあり交換報酬の種火で育成しました。
素の状態での最大ステータスはHP:9,922 ATK:10,298というところでしょうか。
☆4バーサーカーの中でもATKが比較的高めですが、HPが低く設定されています。

スキルはかなり攻撃寄りなので攻撃的な編成では頼りになるサーヴァントです。
防御は毎ターン回避1回と変則的ながら運次第な感じもあり、安定感には若干欠ける印象。
とはいえターゲット付与でもされない限り1ターンに集中攻撃を食らうことは少ないため場持ちはいいと思いますし、そもそもサポート抜きでバーサーカーを単体で見た時に安定感の評価はし辛いです。
固定NP20%チャージを持っており、新規で始めた人にもかなり嬉しい配布サーヴァントです。

単体Buster宝具で火傷状態を付与。
コマンドカードはBBBAQ。
せっかくNP獲得量アップがあるのでArtsの枚数が多いほうが嬉しいですが、逆に少なくてもスキルで補えると考えたほうがいいですよね。

ストーリーは楽しいハワイでお祭り騒ぎ!

今回のストーリーは「ハワイでフォーリナー反応があった」という出だしからスタート。
レイシフトではなくマスターが直接ハワイへ行くことになります。

ルルハワでサバフェス!?

ハワイへと旅立った主人公、しかしハワイには見知った顔が沢山いることに気づきます。
黒髭やアナスタシア、ストーリーを進めるとわかるのですがカルデアにいるサーヴァントはほぼ全員ハワイへと来ていたのです。

そして現れたのがガチのトラブルメーカーBBちゃん。
なんとこのハワイでサーヴァントのための祭典「サバフェス」を開催するためにとんでもないことをしでかしました。

まさかのハワイ島・カホオラウェ島・オアフ島・ラナイ島・モロカイ島・マウイ島などを一気に合体。
旅行する側としてはくっついててくれたほうが嬉しいですが…!

ということで以降は「ルルハワ(ホノルルとハワイが合体したからルルハワ:BB命名)」でいきます。

とんでもない状況ですが、BBちゃんによるとサバフェス開催のためにやったことで悪意はないとのこと、終わったら元に戻すとのことなのでとりあえずサバフェスが何かを聞いてみると要するに「コミックマーケット」のサーヴァント版。

どうやらサーヴァント間では知られているイベントのようで茨木ちゃんもちゃんと知っています。
同人誌の頒布イベントで、題材は基本的に自由なようです。
そもそもの原点でもある小説の同人誌などもあるようで、出展物は小説・マンガ・画集のようなものまで様々。

そしてBBちゃんによるほぼ強制的な同人誌作成を求められ、サークル参加することに。
この「創作の楽しさ&苦しさ」みたいなのをプレイヤーに体験させるというのは面白い試みでした。
そもそもTYPE-MOON自体がコミケから大きく飛躍したというのもあって、こういう題材になったんじゃないかなと思います。
あとたぶんハワイ行って楽しかったんじゃないかと…!笑

登場する新サーヴァントたち

今回は水着サーヴァントが7人+霊衣3人+新規立ち絵6人程度が登場しています。
完全に網羅したわけではないですが、見かけたサーヴァントはこちら。

ジャンヌ・ダルク(アーチャー)

なんとなく全体的に穏やかになった感じです。
ルーラーとしての委員長的な感じは抜け、柔らかな反応になっています。
物語の主人公風の顔をしているのに実際イベント中はそれほど核心部分に登場しませんでしたね。
本人はマリー・アントワネットと共にサークル参加しておりマンガ執筆に忙しくしている描写が多いです。
サーヴァントとしてはピックアップ1の顔として☆5アーチャーとして登場。
霊基再臨の度に大きく見た目が変化するのが特徴。
イルカを投げるからアーチャーとのこと。

茨木童子(ランサー)

こちらはBBの手伝いでサマー仕様の霊基になった茨木童子。
そもそも鬼なのに生真面目なので、最初こそ自由気ままに振る舞おうとしますがロビンによってBBQで懐柔されてしまい以後は主人公一行の主力に。
なんだかんだマンガ作りにも参加。
サーヴァントとしてはピックアップ1で☆4ランサーとして登場。
ド派手な宝具は花火演出で素敵。

牛若丸(アサシン)

主人公一行を常に支え続けた牛若丸。
茨木童子のように離脱することなく、常にマンガの執筆から戦闘までお供してくれます。
普段とそれほど大きく変化してはいませんが、好奇心が若干多くなったような…?
サーヴァントとしてはピックアップ1で☆4アサシンとして登場。
若干コピペ感ある分身の術で敵を倒します。

ジャンヌ・オルタ(バーサーカー)

復讐の炎を中二病の炎と交換したジャンヌ・オルタ。
ハワイに行けるのがすごい楽しみだったらしく、ガイド本は暗記レベルに。
その舞い上がりっぷりときたら茨木童子にすら突っ込まれるレベル。
今回はマンガを作ることが目標なので、マンガ作成バーサーカーとなった。
サーヴァントとしては配布☆4バーサーカー。
使い勝手もよく強いので頼りになります。

女王メイヴ(セイバー)

もうなんだかやりたい放題のメイヴさん。
昨年に引き続き登場です。
今回は自分の写真集をサバフェスで販売することにしたようで、超大人気サークルとなっています。
大量の信者を引き連れて日夜浜辺で撮影会を開いたり、ミスコンしたりと大忙し。
サーヴァントとしてはピックアップ3で☆4セイバーとして実装。

謎のヒロインXX(フォーリナー)

超絶かっこいいロボットみたいなこの物体はなんと謎のヒロインXXだった!
今回は色々あって宇宙警察に雇われて、フォーリナー退治をしている模様。
本人もフォーリナーになってるのでややこしいですが、彼女とカルデアが感知したフォーリナー反応はBBのことでした。

一応キャストオフも可能です。
銀河流星剣ではなくロンゴミニアドを持ってきてるのでネタキャラの見た目で洒落にならない性能を備えています。
サーヴァントとしてはピックアップ3の☆4フォーリナーとして実装。
待望のフォーリナー3体目ですね。

BB(ムーンキャンサー)

BBちゃんはなんとムーンキャンサーでした!知ってた!
今回いろいろあって女神と合体してみたり、星の外の邪神をその身に宿したりもうなんだかめちゃくちゃです。
まあ案の定な結末でしたがかなりヤバい…。
あんまり書きすぎると完全ネタバレになるので書けませんが…。
サーヴァントとしてはピックアップ3で☆5ムーンキャンサーとして実装。
超希少クラスなので大人気です。

エドモン・ダンテス(霊衣)

船長服で海っぽさを出しているエドモンさん。
物語を知ってる人にとっては”船長”というのがエドモンにとってどういうものなのかわかりますよね。
いつもの服だと悪目立ちするとのことでちゃんとTPOをわきまえられるあたりアヴェンジャーとしては超いい人ですよね。
今回は霊衣実装、そしてピックアップ2で通常のエドモンが召喚できます。

術ギルガメッシュ(霊衣)

色々あって記憶を失っているが、人の助けで思い出すのは嫌というかなりヤベー状態のギルガメッシュ様!
なんだこれ!カッコいい!!
弓の方じゃないのでイカれたファッションセンスじゃなく、大人らしい落ち着いたコーデに。
尊い…。
サーヴァントとしてはピックアップ2に登場。この服装は霊衣です。

ロビンフッド(霊衣)

おっしゃる通りコーディネートバッチリの霊衣をもらったロビン。
柄合わせのラッシュガードと水着、それにインナーもチラ見せしててセンス良すぎです。
引き締まった体が…!!
これは早く解除しないと!
サーヴァントとしてはピックアップ2で登場。
服装は霊衣になります。

エドワード・ティーチ(新規立ち絵?)

来年の水着サーヴァント筆頭候補。
なんだかんだ良識あふれるいい海賊。
今回も大活躍…というかいい活躍を色々なところでしてましたね。

ゴルドルフ・ムジーク(新規立ち絵?)

まさかの所長も登場。
出会う前なのでお互い認識できませんが、プレイヤーだけわかる美味しい登場。
やっぱいい人なんですよねぇ…。
FGOのメインヒロイン枠として来年は水着が実装濃厚です。

ガヴェイン(新規立ち絵)

なんと円卓勢の多くが水着化!
というかもう円卓でサーヴァント化してる連中は全員水着になりましたよ!何だこのブリテン!
ガヴェインは相変わらずイケメン…!
質実剛健なさして派手さのない水着が性格を表していますね!
顔自体は通常の立ち絵からのようですが首からは新規っぽいですね。
実はこのセリフ、今回で一番心にきたかもしれません。
円卓が仲いいのが一番だよ!アルトリアも入れてあげて!

ランスロット(新規立ち絵)

こちらは完全に新規立ち絵でガラッと別人のようになったランスロット。というか別人。
どうやら持ち前の高度な順応性でルルハワのノリに染まりきってしまった御様子。
完全にチャラいし生っ白かった肌も小麦色になっています。
モードレッドといい円卓は遊ぶときは全力投球ですね…。
とはいえマシュに対してまだ距離感が計れていなかったりと生真面目過ぎるが故の順応という感じでした。

トリスタン(新規立ち絵)

いつもどおり糸目のトリスタンさん。
相変わらずいい雰囲気で大好きです。
水着に変わったからって何かがブレるわけでもなし、常に自然体。
でもせっかくの海だし楽しむことは忘れない感じでしょうか。
ゴーグル持ってるのに水中眼鏡持っていたりと相変わらず謎めいています。

ベディヴィエール(新規立ち絵)

みんなが水着になったんだからならざるを得なかったというベディヴィエールさん。
それにしてはラッシュガードもキマってますね!
それでも委員長キャラは崩れておらず、一応円卓の面々を纏めている模様。
この馬鹿騒ぎに乗り切れないあたりがいつも苦労している原因かも…!
立ち絵は新規です。

ガレス?(新規立ち絵?)

ということでなんと円卓の騎士のひとりガレスちゃんが登場。(たぶん)
ガヴェイン・ガヘリス・アグラウェイン・そして末弟(妹)のガレスちゃんという素敵極まりない4人兄妹です。
アーサー王の下に素性を隠して仕え、そして貴婦人を救う冒険譚に描かれた騎士でアーサーの義兄であるケイ卿を瞬殺するぐらいの強さです。
サーヴァントとしての登場ではなく、あくまで立ち絵としての登場ですが今後の実装も…?

高難易度はかなり厳しい

高難易度はなんと歴代の水着サーヴァントが登場するという超難易度でした。
通常状態からブレイクすると水着化するのでクラスも変わります。

なんとか倒しきりましたが、ご覧の通りギルガメッシュひとりしか残っていない有様。
パーティとしてはアーラシュ・ギルガメッシュ・マーリン・セイバーオルタ・モードレッド・フレンドカルナさんで行きました。
基本的に全体攻撃で散らすしかなく、HPは少ないですが各種スキルが豊富で苦戦を強いられます。
これから挑戦する人は耐久パよりも全体攻撃を毎ターンのように重ねていけるとやりやすいと思います。
私はイケると思ったのですが、キツくなってとりあえず令呪1画NPチャージ使用→まだだめだったのでもう一回NPチャージと令呪2画使用しちゃいました。笑
そこまで使うなら霊基復元でよかったですよね…!

ざっくり感想

ひとまず夏のわいわい感が出ていてすごい良いイベントだったと思います。
ただ周回前提の仕組みや、周回でのドロップの少なさはキツかったです。
3種100万貯めるのに、ミッションでは礼装ガン積みでも2万前後しか出ないため、単純に50周*3種なので150周前後の周回を求められていました。
イベント中のシナリオパートではギルドルッシュなどはドロップしても空想力などはドロップしなかったので、エグかったです。
個人的な感想ですが1周で5万あたりが丁度いいんじゃないかと。
20周*3ぐらいで許してもらえないですかね…。

地味に小ネタが多くて楽しかったです。
第2部第1章でハワイに行ったみたいなこと言ってたなーと思ったらちゃんとこうして伏線回収してくれました。
インド映画ネタとか色々ディープで面白かったです。

同人誌の種類も多くて楽しかったです。
ただ周回中にゲーム内で7日間過ぎると強制的にイベントを見なくてはならないのは若干苦痛でした。
じゃあ周回後回しにすりゃいいだろって思うかも知れませんが、周回しないとイベント始まらないんですよこれが。
テンポはかなり劣悪でした。
ただし劣悪な代わりに各種同人力100万まで達成すると1個伝承結晶がもらえ、聖杯もなんと2つ貰えちゃいます。
合計伝承結晶4個(高難易度報酬)+聖杯2個なので頑張ったかいはあったかなって感じです。
聖杯余りまくってますが…!
あと地味に金林檎と銀林檎が入手できたのでボックスガチャまで大事にしたいと思います。

でもまあそんな愚痴は置いておいて、サーヴァントたちと楽しく過ごすという意味ではとても良かったです。
ほぼ全てに近いサーヴァントが登場しており、それぞれが夏を満喫する姿を見れて嬉しかったですね。
読み物としても面白かったですし、来年も楽しみです。

さて、次のイベントはネロ祭でしょうか?
個人的にはプリズマ復刻やCCCコラボあたりもお願いしたいところです。
それよりなにより円卓の霊衣よろしく!

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