[FGO] 「惑う鳴鳳荘の考察」感想

”ああ―――それは、ロマンのある話だね。”

今回は時間がないのでちょっと手短にいきたいと思います。

『惑う鳴鳳荘の考察』とても楽しかったですね!
内容としては個人的な解釈ですが「紫式部とロマニの物語」という印象でした。

紫式部の一生、そして源氏物語という作品を思えば今回のお話はぐっとくるものがありましたね!
年の離れた夫婦という既視感のある状況から、ミゲルとガブリエラの間には夫婦ではなく親子として深い親愛の絆があったというのは……!

セリフを利用するトリックも面白かったですね。
ミゲルがタン将軍役の柳生但馬守宗矩に以蔵さんのコントロールについて「あなたが先に放棄すると~」と言っていたシーンをミゲルがタン将軍へ「あなたが先に蜂起すると~」と文字をベースとした作品ならではのアイデアでした。

ホワイトデーのバーテンダー衣装にも大きな意味があって、というかちゃんと使い回せていてさすがだなと思いました。笑

すべてロマニの夢なのでは?という面白そうな話も。
確かに術ギルの幕間でロマニがガブリエラのように寝てしまい「素晴らしい夢を見た」というシーンがありましたよね。
でもマギ☆マリの夢を見たって言ってたような気がするのですが、登場サーヴァントとかいろいろと辻褄は合うんですよね。

ロマニと会えるわ、アーラシュが戦闘以外で活き活きとしてるわ、オジマンディアスの新鮮な姿が見れるわ、意思疎通が難しいサリエリと会話できるわ、以蔵さんと龍馬は遠距離でいちゃつくわ、トリスタンはトリスタンだわでもうオーバーキルすぎる……。
新キャラもイケメンですし。
もちろんジャンヌ・オルタは登場するだけでかっこいいですし、モリアーティも最高でした。
小説買います。

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