ちょっと最近にないレベルで感動してしまった……！
ヒプマイとかで流行ってるHIPHOPですが、リアルの方もアツいぜってことで最近ハマっているこの動画！
（リスペクトしていますが一部敬称略でお願いします。）
こちらは怨念JAPさんがオーガナイザーとして開催している凱旋MCbattleの東西選抜秋ノ陣2019の準決勝第3試合をぜひ！
生ける伝説とも言うべき晋平太と鎌倉出身の狂犬T-TANGG同士の一騎打ち。
晋平太さんはエントリー済みの大会を終えたら引退すると明言しており、彼の戦いが見れるのもあと少し。
T-TANGGはここ数年で同年代の中でも突出した才能を見せており、熱いバイブスと豊かなワードセンスから導き出される確かな押韻でメキメキと力をつけてきています。
この二人がそれぞれのチームを背負ってぶつかる一騎打ちは激アツの展開でした！
ーーーー以下ネタバレーーーー
まさかの晋平太が16小節×２ターンを選択。
去年のU-22準決勝でT-TANGGは若手の中堅クラスN0uTYに16小節で勝っているので行けるかと思っていたのですが……。
１ターン目先攻は晋平太。
出だしはエンジンが掛かってないのかなと思っていましたが、やはりテクニカルに韻を重ねていきます。
T-TANGGの着ていたEMINEMのパーカーに対して「俺も好きだぜ」と始まります。
そして中盤でパーカーに書かれた大きなEの文字に対して
「すごくNICE（えぬあいしーいー）LIFE（えるあいえふいー）MIC（えむあいしー）にすべてを込めてるぜEの２倍気持ちいE=Emc^2（いーいこーるいいえむしーのにじょう）それが俺！異常気象くらい熱くさせる！」と”いー”もしく”いい”で信じられないほど多彩に踏んでいきます。
しかもE=mc^2というエネルギー(E)=質量(m)×光速度(c)^2という超有名な誰もが聞いたことのある方程式をベースにした韻ですごくカッコいいです。
しかし後攻でT-TANGGが鋭いライミングで晋平太に斬りかかっていきます。
後ろにいるSAMが過去に晋平太をDisっていたことを引き合いに出し、まとめて二枚舌とDisる凄まじい攻撃力。
「韻踏んでみなお前さん、期待したとうり」
「仲良くしてるぜお前ら、二枚舌どうし」
と長いワードで韻を踏みつつ最初に晋平太が話題に出したEMINEMを引き合いに出し
「俺はお前なんて怖くねえNot Afraid」
「俺はEMINEMよりかももっと危ねえぞ」と”Afraid”と”あぶねえぞ”で気持ちよくバースを終えます。
これはT-TANGGの勝利かと思ったのですが……。
ここから一気に晋平太の畳み掛けが始まります。
ぜひ観てみてください！