[22年10月]今月プレイしたゲーム

Game

定期的に書けたらいいのに

『OVERWATCH2』とかもやってます

わちゃわちゃ感が楽しい『Shatterline』


「昔のFPSは良かった・・・」なんて言う気はありませんが最近は『APEX』などのバトルロイヤルゲームが流行っていることもあり、シンプルにラウンド制でサクサク進行するシューティングは逆に目新しく感じてしまいます。

先月ぐらいからちょこちょこプレイしている『Shatterline』はまさに”古き良き無料FPS”といった雰囲気で気軽に遊べるのが最大の特徴。

人数も6VS6なので一人ひとりの責任も薄く、試合時間が短いので負けてもどんどん次のゲームへ行くことができます。

爆破モードが一番面白いと思いますが、常設ではないかも?

キャラクターは8人でそれぞれ固有のアビリティがありながらも、銃は全員共通なのが嬉しいですね。

とはいえ懐かしいのはその”ゆるい雰囲気”だけ。
ゲーム自体は最新のFPSとしての進化が随所に散りばめられておりマップ上の障害物を移動させることで「敵に押し付けて衝突キルを狙う」「特定キャラしか行けない高所へ移動するための足場にする」「弾除けの障害物にする」などプレイヤーの創意工夫を引き出す面白い要素になっています。

もちろんスライディングもできてAPEXみたいに速度感のあるファイトができるのもいいですね。

Coopはやってないけど楽しいみたいです。

うーばードラッグ『Drug Dealer Simulator』


おハーブやハッピーになれる粉を売りさばいてのし上がっていくゲーム!
……と思って買ったのですが、実際はウーバーイーツのドラッグ版。

パソコンに注文が入ったらご近所さんにおくすりを届けるだけの仕事。

続編の発売が決定したのでプレイしてみましたが肝心のおくすりよりも”出前”に重点が置かれており、薬によって人生が破壊されてしまうといった描写もなく、ただ淡々とウーバーイーツし続けるだけです。

一応おくすりをブレンド(混ぜもの)をして利益率を上げるなどはできるが、しなくてもなんとでもなる。
もっと『Breaking Bad』みたいな感じを想像していたが、淡々とおくすりを運ぶシミュレーターだ。

たぶん運ぶものが寿司とかでもゲームとして成立してしまうので、もうすこしドラッグならではという要素や成り上がり要素などがあるとよかったかもしれない。

デッキ構築型剣闘士ゲーム『Alina of the Arena』


ローグライク+デッキ構築といえば名作『Slay the Spire』ですが、本作はそこに「移動」の要素を追加した作品。
ゲームの説明欄にも書いてあるとおり
”《Alina of the Arena》は『Slay the Spire』と『Into the Breach』の要素を組み合わせたローグライクデッキ構築戦術ゲームです。”
とのこと。

これまで大雑把に言うと「攻撃」「防御」の要素が強かったのですが、ここに「移動」の要素をバランスよく組み込んでいる印象。
そのためゲームシステムはほぼ『Slay the Spire』ですが、移動することで攻撃を回避したり複数人を巻き込む攻撃になったりとパズル要素がかなり強くなった印象。

また「剣闘士」という要素をうまく活かしており敵を連続で倒したり、コンボで大ダメージを与えると歓声が上がりおひねりを多めにもらえます。
そのため「ここで攻撃してすぐに退けば安全だけど、リスクを負ってでも前に出よう!」みたいなマインドになるので消極的な試合になりづらいのは素晴らしい。

攻撃方法も多彩で両手にそれぞれ装備できる武器によって特性が変化する。
大きな武器だと大ダメージを与えられるが、攻撃するたびに「疲労」というなんの効果もないカードがデッキに蓄積されて圧迫されてしまう。
しかし「疲労」を複数枚消費することで大ダメージを与えるカードがあるなどデッキ構築型らしい楽しさは健在だ。
弓矢だとリロードでカードを消費するというのもおもしろい。

最初はバカ正直に殴り合っていたがやはり弱体からの特攻みたいなシナジーが異様に強く、炎使いみたいな職業で初クリアとなった。

個人的な意見だがせっかく移動要素があるのでもっと自キャラ敵キャラを移動させるカードが欲しいなと感じた。

全体的にゲームバランスがとても良いため理不尽な負け方が無いのには驚かされた。
敵のギミックもあまり説明がなく初見ではびっくりするが、すぐに理解できるような演出になっており即応する楽しみもある。
ただ高難易度は敵のインフレゲームになるだけなのでもう少し工夫が欲しい。

おハーブマネーゲーム『Weedcraft Inc』


今月二作目のおハーブなゲーム。
現実では近づきたくもないおハーブだが、ゲームだからこそ触れることができる題材だ。

『Drug Dealer Simulator』が想像していたゲーム性ではなかったため追加でプレイしてみました。

日本語がないのが残念ですが一応Unityのゲームなのでリアルタイム翻訳は可能。
とはいえなんか設定ミスってるのか多重翻訳されてしまうので結局英語でプレイしました。

ゲーム自体は「作物栽培&売却」と「恋愛シミュレーション」を合体させたような作品。
恋愛シミュレーションと言っても相手はかわいい女の子ではなく、強面のおっさんとか強面じゃないおっさんとかぶよぶよのおっさんとか。

とにかくおっさんと会話して相手の弱みを手に入れて交渉を有利に進めるのだ!

この会話要素はゲームの重要な部分であり、例えば警察官のおっさんの弱みを握っていればガサ入れを回避したりできる。

もちろん女性や若いイケメンっぽい人もいるがおっさんが多い。
この世はおっさんだらけなのだ。

肝心のおハーブ栽培はクリッカーっぽい面倒くささもありますがリズムにノッてるとどんどん栽培できて楽しい。
しかし途中から警察に目をつけられないようにすることがメインとなり、栽培自体は従業員に任せることも。

おハーブは品種もたくさんあるし、肥料を調整することでレア品質のおハーブになったりもする。

一番評価したいのはBGM。本当にかっこいい曲ばかり。

おハーブは頑張って作ってもあんまり高く売れないのでシャインマスカット栽培したほうがいいと思いました。

 

時間の無駄だけど楽しい『Weapon Shop Fantasy』


ゲームは時間の無駄である。
だけど楽しいのでやめられない。

『Weapon Shop Fantasy』はまさに良い意味で時間を無駄にするゲームです。

勇者に居城を追われたヴァンパイア。
ひょんなことから借金の返済のために武器屋を経営します。

詳細な説明は割愛しますが工房と冒険という2つの軸で遊ぶことができます。

工房は文字通り武器を作り、冒険は素材を集めます。
従業員を冒険に向かわせて入手した素材を工房で使い武具にする。

「盾を20個用意しろ」みたいなクエストをクリアしていくことでお話が進んでいくという感じ。

基本的に作成の指示、冒険に向かう指示以外は全部自動なので、冒険でピンチになっても「退却」指示以外でプレイヤーが関与することはできません。

日本語は信じられないほど杜撰な翻訳ですが、そこがむしろ味になっています。
主人公の吸血鬼ちゃんかわいい。

あんまり肩肘張らずにリラックスして遊べるゲームです。

『Mount & Blade II: Bannerlord』を再度プレイする


リリース当初プレイして自王国設立、大陸の南半分を手に入れるぐらいまではやった記憶がある『Mount & Blade II: Bannerlord』を正式リリースということもあり再度プレイ。

相変わらず何もかもが不親切で大味なゲームですが、とても面白いです。

今回は南帝国を支援しながら暮らすことを選択。
周辺諸国と傭兵の立場で自由気ままに戦うのは楽しいですね。

リリース当初よりもメインクエストが面倒になった気もしますがあんまり覚えてないのでハッキリとはわかりません。

兵種が信じられないぐらい豊富で何ができるのかわからない「火花」とかの捕虜を手に入れて登用できると嬉しくなっちゃいます。

相変わらず一人で特攻→敵の注意を引く→本隊に弓で攻撃させるといった戦法は有効ですが、AIがそれなりに賢くなっているので本隊への攻撃を継続するグループと寡兵の主人公への対処をするグループで分かれたりと進化している気がします。(前からかな?)

戦術がたくさんありますが私は脳筋なのでよくわかりません。
それでもなんとかなります!すごい!

小規模の傭兵団として武器とかやりくりしながら村々の悩みを解決したり山賊を倒したりしてもいいし、我こそは正当な帝国の継承者だ!と声を上げて戦争に挑むもよし。

ゲームとして格段に高い自由度があるのが最大の魅力ですね。


 

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