水洗い不可のLEDマウスパッド、分解して洗っちゃうぞ!(超非推奨)

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※この記事の内容は真似しないでください。
この記事を参考にLEDマウスパッドを洗浄したことによって壊れたり、マウスを水に浸して壊したり、じゃがりこにお湯を注ぐとポテトサラダみたいになるといった行為をしても私は一切保証致しません。
自己責任!自己責任!

マウスパッド。
新品で買ったときの姿を覚えていますか?
今の姿と比べてみてどうでしょうか。

マウスパッドの種類にもよりますが、爪先などで少し撫でると白い線が入る場合は皮脂汚れなどが染み込んでいるっぽいです。
1年も使えば結構汚れるし、デスク代わりにしているので化粧水とかハンドクリームなどもきっと汚れの元になってるはず。
今回はマウスパッドを洗っていくぞい!!!

「あれ?このマウスパッドLED付いてるけど、どうやって洗うんだ……?」

LEDマウスパッド、洗えない問題

LEDマウスパッド、こういう周りの部分が光るやつです。

LEDが機械部分に2個接続されていて、周囲のチューブが光るという仕組み。
後で蛇足で書きますがフチの部分が劣化しづらいので気に入って使っています。

これってどうやって洗うんですかね。
検索ワードでも

こんな感じでみんな気になってるっぽい。

Yahoo!知恵袋さんでも「LEDマウスパッドを洗いたい」という質問にこんな回答が。

アルコールウェットティッシュとコロコロで綺麗にするしかないです。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10231489605

PCパーツや周辺機器で人気のCorsairのサイトにはこんな記事も。

CORSAIRマウスパッド(RGBおよび非RGB)のクリーニング方法
マウスパッドが汚い?RGBマウスパッドと非RGBマウスパッドを簡単にクリーニングする方法をご紹介します。

RGBマウスパッドのクリーニング方法
(中略)
乾いた柔らかい布で、マウスパッドの表面についたほこりやゴミを拭き取ってください。
マウスパッドの表面に頑固なシミや汚れがある場合は、湿らせた布にマイルドな洗浄液を含ませ、患部をやさしくこすってください。このとき、布が湿る程度に水気を絞るのがコツです。こうすることで、乾くまでの時間を短縮できます。
マウスパッドをきれいにしたら、乾いた布で残った水分を拭き取り、完全に乾かします。
マウスパッドが完全に乾いたら、電源を入れてください。

https://www.corsair.com/jp/ja/explorer/gamer/mouse-pads/how-to-clean-corsair-mouse-pads

公式がこう言ってるんです、つまり「水洗いすんじゃねえよ」ということ。

とはいえアルコールやぬるま湯で拭くのはもちろんやってます。
でもそれだけじゃ完全にきれいになった気がしないし、そもそも汚れたお湯が染み込むだけなので意味ない気も。

しかし、マウスパッドがあまりに傷んでいて、何度かクリーニングしてもグロい状態が続くようなら、そろそろお別れの時期かもしれません。このような場合は、当社のウェブサイトをご覧ください。あらゆるサイズ、デザイン、照明機能を備えたマウスパッドが揃っています。

https://www.corsair.com/jp/ja/explorer/gamer/mouse-pads/how-to-clean-corsair-mouse-pads/

公式もこう言ってるしLEDマウスパッドは消耗品として買い替えるべきなのかな……。

どうせ捨てるなら分解してじゃぶじゃぶ洗ってやるよ!

てことで今回は私の使っているRazer Goliathus Chroma 3XLをじゃぶじゃぶ洗ってみようと思います。
買い替え予定だったので新品のRazer Goliathus Chroma 3XLと交換しつつ、うまくいけばきれいに洗ってローテションできそう。

当然ですが分解すると製品保証などは一切受けられなくなります。
また製造会社的にも分解することを禁じていることは理解しておきましょう。
つまりやらないほうがいいです。

左が新品で右が最近まで使っていたほう。
基本的な仕組みはどこの会社の製品も同じなので応用は利くと思います。
ちなみに今回は「分解後に組み立てているところを順番に撮影して、逆順に貼っていくスタイル」となります。

この明らかに剥がしてはいけないシールを剥がしてネジ穴を露出させます。
当然ですがUSBはPCから抜いた状態で分解してくださいね。
ちなみにシールは丁寧に剥がせばそれなりに貼り直せます。

シールを剥がすと6個のネジが露出します。
このネジは中央だけ短く、端の4本は長いネジになっています。

ネジを6本外したところ。
金属製のプレートが外れます。

この部分に小さな金色のネジが入ってます。これなんだろ?
なにはともあれ失くすのも怖いので大事に保管しておきましょう。

わかって無くてもなんとかなると思いますが、あとで役立つ気がします。
表側の基盤から飛び出ているLED素子が赤丸の位置にハマって、チューブに光を届ける仕組み。

裏面のネジを6本外すと表側のプレートも外れます。
基盤にアクセスすることができました。
この基盤、手前側と奥側の2箇所のツメと1本のネジで固定されています。

この部分にプラスチックのツメがひとつ。(写真では折れてます)
なんか分解中に折れちゃいました。
結果的にあんまり問題ないっぽいのですが、ミスはミス。
折らないように気をつけてくださいね。

もうひとつのツメがこれ。
こっちは折れなかったけど、つぎに洗うときには折りそう。

最後にネジがここ。
これを抜いてからツメに気をつけて基盤を抜くことになります。
なら紹介する順番がおかしいですね。今気づきました。

USBの接続部分も抜くことはできますが、分解するだけなら必要ありません。
ケーブル保持のプラスチック部分から持ち上げれば外れます。

基盤を抜くとこうなります。

この部分がさっき「覚えておいたほうがいい」と言っていたLED素子がハマる部分。

この部分です。
これがプラスチック部分を貫通して裏側に出ます。

これ以上の分解は難しそうです。
このプラスチック土台部分はどうやら粘着性のネバネバでマウスパッドの布部分に固定されています。
やろうと思えば取れそうですが、取る必要もないのでこのままじゃぶじゃぶ洗っちまうことにします。

取り外した基盤はこんな感じ。
こう見るとメカメカしくてかっこいい。

もちろんこのままPCに接続すれば光ります。
ただ基盤むき出しで危ないので真似しないようにお願いします。

分解後のパーツたち。
上側のケース、下部のプレート、基盤、ネジが7本、バネ1。

ネジの組み合わせはこんな感じ。
あんまり強く締めないほうがいい気がします。

てことでこっからジャブジャブ洗っていきます。
あとは普通のマウスパッドの洗い方でOK。

あんまりゴシゴシ洗うと毛羽立っちゃうので注意。

きれいに……なったかも

ということで洗い終わりました。
陰干しで3日ほどほっといたら乾いてたっぽいです。

正直新品と並べると布部分の消耗感もすごくて、あんまり綺麗になった気がしません。
あとネコが引っかいて変な感じになってるとこもあります。笑

LEDマウスパッドの仕組み自体はほぼ同じなので、分解自体もそれほど違いはないはず。

逆に分解しないで洗う場合はラップとかで水がかからないようにして、めちゃくちゃ慎重に乾かせばジャブジャブ洗い行ける気もしますが、基盤のハウジング部分に水が貯まると自然に蒸発はできないと思うので絶対やめておいたほうがいいと思います。

分解せずに掃除したいときはSteelSeriesさんの動画がおすすめ。

マウスパッドが清潔になると心も綺麗に……なったかな?

なんでLED RGB付きのマウスパッドにしてるの?(余談・蛇足)

この手のマウスパッドはまさに「ゲーミング」って感じでそこまで好きなデザインではないのですが、色々と選んだ理由があります。

1:デスクマット代わりにデスクに目一杯敷きたい

デスク上に段差があるのが嫌なので、なるべく大きいものが好きです。
大きいと変な体勢でゲームできますからね!

2:デスクマットのフチが弱いものは苦手

もともと同じRAZERのGigantus V2 3XLを使用していました。

これ好きな質感だったのですが、表面の布と厚めのクッションの間の接着がどんどん剥がれてくるのでよくないと思います。
特にフチが切りっぱなしなので腕の当たる場所から弱っていきます。
これならフチの処理をしっかりしている安いノーブランドのほうがおすすめ。

3:LED RGBタイプはフチにLEDのためのチューブが付いている

LEDタイプのマウスパッドはフチの部分に光らせるためのチューブが付いているため、フチがめくれてくることはありません。
人によっては嫌な感触だと思うし、チューブを無数のアクリルの細い糸で繋ぎ止めているので肌に当たると違和感があります。
ただ、それ以上にフチがめくれてこないのが嬉しい。

ってことでLEDマウスパッドおすすめです。
SteelのPrismも持ってますが、メーカーでそんな違いがあるわけじゃない気がします。

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