やっぱり任天堂のゲーム機は偉大でした
『Wii U』は”ゲームとは何か”を教えてくれた
『Switch』が買えなくて『Wii U』で遊んでいるALVAです、こんばんは。
実は最近、家族で『Wii U』を遊ぶ機会が増えました。
発売当初購入した『Wii U』はずっとプレイルームで放置されていたのですが、最近になって母や弟、そしてときどき祖母を交えて遊んでいます。
友人ともゲームで遊ぶならやっぱり『Wii U』です。
そして、遊んでみてわかったのですが実はWii Uこそが『本物のゲーム機』だったのです。
数字の上では苦戦してしまった『Wii U』
2012年12月に『Wii』の後継機として発売された『Wii U』は2016年11月ごろに生産終了となりました。
4年間にたった100本程度しかゲームソフトがリリースされず、本体の販売台数も世界で約1,400万台未満程度と数字の上では失敗だったことが伺えます。
これは『Wii』が世界で1億台以上販売されたことを考えれば小さな失敗ではありません。
では、本当に『Wii U』は失敗作で役に立たないこのブログのような存在だったのでしょうか?
家庭用ゲーム機の系譜こそが「Wii U」の遺伝子
『Wii U』は任天堂が生み出したゲーム機です。
そもそも任天堂は家庭用ゲーム機が普及するきっかけとなった『ファミリーコンピュータ』を生み出した企業で、ゲーム機に関しては一貫して「ファミリー」という点を重視しているように感じられます。
プレイステーションなども複数人で集まってプレイすることは可能ですが、家族で楽しく遊ぶといったプレイを基本にしているゲーム機はやはり任天堂のゲーム機のみではないでしょうか。
『Wii U』の楽しみ方は現代にフィットしていない
核家族化が進み、一人暮らしの人も多い現代。
「家族でゲームをする」という環境が整っている人はどれぐらいいるでしょうか。
ほとんどの場合、ゲーマーはプレイするとき孤独です。
オンラインでつながっている友人はいても、現実でワイワイいつでも集まってプレイできる人なんて一握りでしょう。
だからこそオンラインマルチプレイが流行り、Skypeなどのコミュニケーションツールが活用されているわけです。
しかし『Wii U』の「家に集まってワイワイ遊ぶ」というプレイスタイルは本当に楽しいです。
こればっかりはオンラインのマルチプレイでは感じられない楽しさではないでしょうか?
隣を見れば必死にマリオカートのハンドルをブンブン振っているプレイヤーがいて、逆を見れば赤カメこうらを友人にぶつけようとしてニヤケながらプレイしている・・・。
ゲームをしながら同じジュースやお酒を飲み、おつまみを分け合う。
あんまり圧勝してると急に目隠しされてやられちゃったり。
それに怒ったり・・・。
こういう部分はやっぱりオンラインじゃなくて集まってプレイすることに価値があるんだと思います。(邪魔するのはやめましょう。笑)
そして、この楽しみ方は本当に現代にフィットしていないのです。
仕事があるから時間も合わず、たまの休日に家でゲームするよりみんなで買い物とか行きたいし・・・友達と集まってもお酒飲んで海外ドラマとか映画観たり・・・。
『Wii U』は悲しいことに傑作であったにも関わらず時代と噛み合っていなかったがために多くの人々の記憶からすぐに消え去ることになるでしょう。
ですが、友人や家族とワイワイ遊んだ人々にとってこのゲーム機は決して忘れることのできない思い出となっているはずです。
そして”ゲーム”という言葉に内包された他者との相互作用という点で『Wii U』は本物のゲーム機だったと思うのです。
そういった問題点をなんと”持ち運び”で解決しちゃった真の傑作現る
さて、ここまで『Wii U』を褒めてきましたが実は問題はそんなところにはありません。
”現代にフィットしていなかった”なんてどのゲーム機にも言えちゃうことですし、
「じゃあ『Wii』はどうなんだよ!?ほぼ同じなのに成功してるじゃねーか!」
というお言葉はほんとそのとおりです。笑
『Wii U』がなぜ失敗したのかは正直いろいろな原因があるでしょう。
・『Wii』にゲームパッドが付いただけのものを買う必要がある?
・あんなソフト少なくて売れるわけない。
・そもそも購入層のライト層はスマホや3DSで十分だった
などなど。
コンセプトが明確じゃないのも痛かったですね。
そして私が挙げていた「友達と一緒にプレイする時間がない」という点。
じつはこれらの問題への真の答えこそが次世代機『Nintendo Switch』なのです!
持ち運んだ先でプレイできるわけですから、わざわざ家に集まる必要もありません。
出先でいつでも皆で楽しく遊べるわけです。
コンセプトとしても明確!
あとはゲームの本数とライト層の購買意欲をどれだけ刺激できるかでしょうか。
これで成功しちゃったら『Wii U』が傑作機だったとしても『Switch』は最高傑作になってしまいますね。笑
出来の良い弟(Switch)と兄(Wii)に挟まれた『Wii U』はかわいそう。
いとこのDS&3DS兄弟にも比べられちゃうし。笑
でもまあやっぱり『Wii U』はいいゲーム機だったと思います。
持っている人は大事に使ってあげてほしいです。
でも・・・やっぱり『Switch』ほしいですね。笑
もし家族や友達といつでも一緒に遊べる人ならまだまだ『Wii U』はおすすめですよ!
『マリオカート8』(Switchでも発売されました)やファミリー系のゲームがおすすめです。
コメント
ちょうど私もWiiUを再評価していて、ALVAさんの記事を見つけました。
激しく同意です。
我が家では息子がぼちぼちゲームができるようになってきたのと、BotWがリリースされたのが重なり、埃を被りがちだったWiiUの稼働率が急に上がりました。
みんなで遊ぶとWiiUはほんと最強って思います。
ニンテンドーランドが特に面白い。
BotWも、もはや時のオカリナを越えるゲームは出ないと諦めてましたが、かるーく越えて来たのは嬉しい誤算でした。
スイッチはまだ買ってませんが、しばらくはWiiUで十分な気がしています。
BotW2がスイッチで出るとなれば買うんでしょうけどね。あ、その前にメトロイドプライム4があるから、その方が先かな。
あまりに私の気持ちを代弁いただいていたので、勢いでコメントしてしまいました。
長文乱文失礼しました(^_^)ノ
他の記事も読ませてもらいますね。
こなつひめ様 はじめまして、コメントありがとうございます!
WiiUって素敵なゲーム機ですよね。
私はまだ結婚もしていないし子供もいない寂しん坊ゲーマーなのでお子さんのいらっしゃる方の目線はとても新鮮で勉強になりました。
お子さんとゲームが楽しめるというのはまさに任天堂のゲーム機ならではですね、羨ましいです><
BotWはすごすぎてビックリしましたね!私も時のオカリナ世代なので信じられませんでした!
ブログも拝見させていただきました!
とってもシンプルで素敵ですね!
私はデザインも記事もゴチャゴチャしちゃうので…笑
ARMSにイマイチそそられない理由とっても共感しちゃいました!
確かにあのCMってワクワクしないですよねー。
こちらこそ長文乱文で失礼致しました(^o^)
返信ありがとうございます。
ブログも読んでくださったんですね。とても嬉しいです。
私もALVAさんの様なきちんとしたサイトを持ちたいなって思ってるのですが、いざやろうとしたら何を書いて良いのやら…
で書かずじまいになってしまいます。
自分のサイトを作ってしっかり運用されている方って、ほんとすごいなって思います。
メアドも登録しました。
新しい記事楽しみに待ってます(^_^)ノ