『Assassin’s Creed Origins』間違いのない名作になったエジプトが舞台のアサシンクリード最新作

”ピラミッドの頂きから四千年の歴史が諸君を見下ろしている。”

エジプト大好きっ子なALVAです、こんばんは!
いいですよねーエジプト。
えーっと、ピラミッドとか!
あとはー・・・猫が好きなところとか。

よく考えるとエジプトってピラミッドとスフィンクス以外何があるかわかんないですね。
砂漠?砂漠なのに発展してたの?水は?食料は?何をして暮らしていたの?
そんなエジプト大好きっ子もどきでも十分に楽しめるのがUBIのアサシンクリードシリーズ最新作『Assassin’s Creed Origins』です!

今作のアサシンクリードはまさにシリーズの「起源」(オリジン)となっており、紀元前49年の古代エジプトを舞台にしたゲームです。
オープンワールドのゲームといえばSkyrimやGTA5が頭に浮かんできますが、アサシンクリードシリーズの場合創作の世界ではなく、あくまで史実に忠実なオープンワールドを形成しなければなりません。
Skyrimの世界でマップの岩が浮いていても「まあ魔法がある世界だしな。」と済ませられますが、アサシンクリードではそうはいきません。
古代エジプトという誰もその目で見たことがない過去をゲーム上で蘇らせなければならないのです。
もちろんそれはただ歴史に忠実であれば良いわけではなく、さらにゲームとしての利便性や面白さも両立する必要があります。
今作『Assassin’s Creed Origins』ではその両者のバランスが上手に取れており、エジプトを旅することのできる最高のゲームが生まれたと言っていいでしょう。

やはりこのゲームの根底にある新しい楽しさは「アドベンチャー」なのだと感じました。
それは『Assassin’s Creed IV: Black Flag』で提示された「海の冒険」の大きな成功が一つの転換点だったのだろう、と。
大海原を海賊として駆け回り、敵船と戦い冒険していく。
小さな島々にも上陸するだけの価値があり、海の美しさ自然の美しさそして人々の力強さを感じる作品でした。
ただし海の上では敵船ぐらいしかおらず広いといっても大半は海洋でした。
今作では大半は砂漠だと思われがちですが、古代エジプトのシンボルがあちこちにあり常に新鮮な冒険を体験することが出来ます。

人々の生活の営みを感じることができる村や、青く広がるオアシス。
そしてさまざまな様式の建造物、大きな政治の問題。
この美しい古代エジプトの地は冒険するにはもってこいです。

ということで簡単な紹介記事を書いてみました。
ちゃんとしたレビューは後日また書きたいと思います。
とりあえず現状の評価としては間違いなくMasterpieceでしょう。
ただゲーム・オブ・ザ・イヤーとなるにはゼルダ、マリオ、スプラ2の任天堂勢に勝てるかにかかっています。
また、『仁王』や『Horizon Zero Dawn』、『ドラゴンクエストXI』にも勝っているでしょうか?
今年が稀に見るほどのゲーム豊作の年だったことは間違いなく、もし不作の年であれば『Assassin’s Creed Origins』はゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝いていたはずです。
個人的にはゼルダの次ぐらい、『スーパーマリオ オデッセイ』と僅差といったところだと思っています。
少し残念な点としてはRPG化によるレベルの概念があり、テクニックやひらめきでクリアできた過去作に比べるとレベルゲーム化しているのが気になるところではあります。

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