ASCII.jpのガルパン杉山プロデューサーのインタビュー記事が面白かったです

「アニメにはまちおこしの力なんてない」

こんばんは、ALVAです。
アニメでまちおこしというとなんとなくネガティブなイメージを持っています。
もちろん町の人がアニメに理解があるのはいいことなのかもしれませんが、基本的に舞台となった町に行きたい時って「ありのままの姿」が見たいんですよね。
もともと景色が良かったり、素材がいいから舞台になってるはずだし無理してアニメとまちおこしをセットにするべきではないような・・・。
街灯にベタベタそのアニメのフラッグ(タペストリー?)が貼られてたりするとちょっと違う気もします。
それに、最初からまちおこしする気まんまんでアニメを作るのもなんか違う気がします。

そんな中でなんで大洗が成功したのか、正直よくわかってませんでした。
その疑問が一気に解決した素晴らしいインタビューがASCII.jpで公開されていました。

ガルパン杉山P「アニメにはまちおこしの力なんてない」 (1/6)
地方都市「大洗」とアニメ「ガルパン」はいかにして幸せな関係を築いたのか? その中心人物の一人、バンダイビジュアルの杉山潔プロデューサーに詳しくお話を伺った。

なるほど、だから「やらされてる感」とか「やってやろう感」が全く無かったんですね!
もともと大洗が持つ魅力を大事にしているのがわかります。
やっぱりアニメのちからはすごいけど、それだけを頼りにファンが何度も遊びに来てくれるなんて甘すぎるってことですね。
むしろ変にまちおこしするより、ありのままの姿のほうがおもしろいアニメも多い気がします。

大洗は劇場版のエキシビションで出てくる町役場の前も東日本大震災で津波が来たんですよね。
そう考えると、アニメにまちおこしの力がなくとも沢山の人の助けになったことだけは間違いないようです。

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