911 what’s your emergency?
幸いなことに今のところおまわりさんに電話したことはないALVAです、こんばんは。
今日ご紹介するゲームは『911 Operator』。
御存知の通りアメリカの”911”は日本でいう”110”と”119”を合わせた緊急通報用番号です。
電話の先では専門の緊急通報オペレーターがいて、常に昼夜を問わず電話を受けています。
このゲームはその名の通り911のオペレーターとなり、警察・救急・消防の3つのユニットの指令を出すオペレーター&通信指令として緊急事案に対応していくポーランド発のシミュレーション&ストラテジーゲームです。
電話という声のみで繋がった通報者とオペレーター
ゲームを開始すると様々なユニットが画面上に存在するのがわかります。
白いのが救急、青いのが警察、赤いのが消防です。
プレイヤーはこの3つのユニットに効率的な指示を出し、街で困っている人々を救わねばなりません。
ゲームをプレイしていると突然呼び出し音が鳴り響きます。
コーヒーを飲もうとしていようが、ふとよそ見をしていようが否応なく現実に戻される様はまさにオペレーターになった気分。
電話を受けると相手がいろいろなことをパニックになりながら話してきます。
今回は「作業場でいとこの手伝いをしていたらプレス機に足を挟んで切ってしまった男性」からの通報。
こちらもパニックになりそうですが、ここは慌てず騒がず一瞬で状況を推測しましょう。
・通報者は負傷者本人
・足のどちらかを裂創または挫滅、切断している恐れあり
・大量出血している可能性→緊急性が高い
・いとこが近くにいる可能性→支援を求めるべき
・早急な住所の特定、応急処置などが必要
こんな感じのことがなんとなくわかってきました。
すぐに選択肢が表示されるので、なるべく早く「住所を特定」しましょう。
逆探知や発信者情報による住所の特定には時間がかかりますから、もし会話が可能なら本人から聞き出すのが一番早いです。
すぐに住所を聞くことで場所が特定できました。
もし出血が多い場合住所の特定を後回しにすると意識を失ってしまう恐れもあります。
即座に緊急医療ヘリと念のため機械からの脱出支援としてレスキューを派遣しました。
近くにいとこや他の人がいるか聞いてみましたが残念ながらいないようです。
応急処置を自力で行うように促しました。
なんとか止血ができた模様。
次は落ち着かせる必要があります。
興奮していると血圧上昇・血管が拡張され出血量も増えます。
気絶しそうになっているのでなるべく話しかけ続けます。
重症でしたがなんとか助かったようです。
よかったー。
といった感じ。
もちろんこんなのもあります。
うちはピザ屋さんじゃないから!
こういった電話はたまにありますが、もしかしたら犯人がそばにいて真実がしゃべれない可能性もあります。
緊急性がないかを見極めなくてはいけません。
幸い今回は「本当にピザが辛い間違い電話」でした。笑
無言電話かと思いきやこんな風に喋れない状態での緊急通報だったりします。
なかなか油断できないですね・・・!
ゲームは1ラウンド終わると、編成画面に移動します。
プレイの成果でお金がもらえるので、パトカーや救急車などとスタッフを購入して増強しましょう。
さらに装備などもあるので、効率的に業務をこなす場合には必要ですね。
このゲームの面白いところは「達成感」でしょう。
電話の音声も英語ですが流れるので、本当にその場にいるかのような感覚になります。
なんとかこの電話の先の人を助けたい、救いたい。
そういう深いロールプレイが楽しめる傑作ゲームでした。
選択肢もそれほど難しくはありませんし、ところどころ日本語が変ですが日本語化されているだけ本当にありがたいです。
ちなみにもう一つ面白いのが、なんとマップを自由に指定できるということ。
これは新宿近辺です。
右下が皇居、中央ちょい左下の碁盤の目になっているところが西新宿のヨドバシカメラがあるところですね。
ちょっと地図は下側ですが同じですよね?
どうやらこのゲーム、どこからか地図情報を検索してゲーム用のMAPとして生成してくれるんです。
しかも高速まで再現している場合が多いです・・・すごい!
大都市だと多くのユニットを初期配置してくれたり、田舎町だとユニットが少なかったりと難易度調整もしてくれるんです。
これってすごいですよね。
地名を入れればどんな市でも大丈夫でした。
埼玉の田舎の市名を入れましたがちゃんと出てきましたし。
実は上で紹介したゲーム画面はなんと「埼玉県蕨市」。笑
先日通りがかったので指定してみました。
ほんとこの機能凄いですよね・・・!
Steamで現在サマーセール中なので気になる方はCheck it now!
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