[FGO] 「復刻:星の三蔵ちゃん、天竺に行く ライト版」感想

周回のための周回を楽しめるかどうか

三蔵ちゃん大好きなALVAです、こんばんは!
今回もいつもどおりイベントの感想を書いていこうと思います。

諸葛孔明と玄奘三蔵が手に入る貴重なイベント

FGOでも五指に入るほど優秀なサーヴァントである諸葛孔明と超絶優秀な単体超火力宝具&NP50%チャージを持つ玄奘三蔵法師のふたりがピックアップされた今回のイベントは激熱でした。
どちらも恒常サーヴァントですが、狙って出すのは難しいものですし。
第1部で強化により不動の地位を得た諸葛孔明を単独ピックアップで入手するチャンスは今後次第ですが、新サーヴァントも増えるでしょうしそれほど多くないのではないかなと思います。
次はFate/Zeroコラボでしょうか…。

今回ガチャはしませんでしたが、孔明がまだ手に入ってないマスターには願ったり叶ったりなイベントでした。

周回のための周回は極楽?地獄?

今回のイベントで問題があったのは”周回のための周回”をしなくてはいけないということ。
周回したくても、コストとして功徳の札もしくは功徳の玉が必要で、それを集めるクエストを周回する必要があります。
ぶっちゃけ2倍遊べます。
これを「ラッキー、2倍遊べるわ」と思うか「WTF!」と思うかはマスター次第でしょう。
私は中庸ややラッキー寄りの頭のおかしさなので…。

とはいえ周回してリソースが溜まったら本命の周回という場合はパーティ編成もいちいち思い出さなくてはならず効率的とは言い難いです。
もちろん礼装の量やドロップ特効サーヴァントも覚えていないといけないし、うんざりな部分が無いわけではありません。

FGOを作ってる会社の新人研修用なのかってぐらいギミックが多いので、どうかとは思います。笑

高難易度は最近では一番簡単だったり?

前回のセイバーウォーズのようにボスラッシュがあるわけでもなく、ギミック自体も大したことがない哪吒太子が相手です。
ブレイクや不利打ち消し、無敵貫通、大量のバフ&デバフこそあれどそれほど強くはありません。

パーティは玉藻・マーリン・武蔵・フレ武蔵・マシュ・殿ヘラクレス

こんな感じで挑みました。
武蔵ちゃんで殴りまくるだけのパーティです。
玉藻はスキル育てたいのですが…。笑

最後のあたりで不利打ち消し、バフましましになるので面倒なら令呪使っちゃえばいいと思います。
他に使い道もないですし…。
今回は優秀な武蔵ちゃんをフレンドから借りられたので全部やってくれました。笑
セイバークラスの戦力が少し心もとない場合は最近入手機会の多いベディヴィエールがおすすめです。

大好きなサーヴァント目白押し!

このイベントで一番嬉しかったのは好きなサーヴァントだらけだったことです。

そもそも主役の三蔵ちゃんは第6章で大好きになって以降、ウチのカルデアの単体火力のエースを担うお師匠様です。
常に前向き・ポジティブで大好きです。
服装はもうちょっと露出抑えて厳かな感じにしてほしかったですが…。

ダビデも好きです。
ソロモンとの関係を考えれば、色々とあるはずなのにそれほど口に出さなかったり飄々としている所が良いですね。
顔を赤らめてる立ち絵が好きです。笑
なんとなくですが、第2部第2章は巨人が出てきそうなのでダビデが活躍しそうで嬉しいです。
一応便利なので育てているのですが、まだ第3再臨ぐらいです。

書文先生は第5章で必死に人理修復してんのにイマイチポジションがはっきりしなかったので好きになるまではなかったのですが、最後のスカサハとの一騎打ちと帝都聖杯奇譚で好きになりました。
丁寧な口調と常に冷静そうな雰囲気なのに、内側はバッチバチなのがいいですね。笑
口数が多いわけではないのですが、含蓄深い言葉が多いですよね。
地味にうちのカルデアに居ないので、いつか召喚したいですね。

呂布さんはうちのカルデアではエース級の「宝具ぶっ放しバーサーカー」として活躍しています。
バレンタインでお喋りしてみてすごい楽しかったので今後も微妙に意思疎通ができるバーサーカーとして今後もお付き合いしていきたいです。笑
ただいつか裏切られるとしても狂化していない呂布さんとも一緒に戦ってみたいです。

ほかにもモードレッド、エレナ(登場は少し)、ナイチンゲール、アルトリアランサーオルタなどが登場します。
もちろん哪吒とカルナ・アルジュナも登場。

ドタバタものとしていいサーヴァントばかりでした。

イベント自体は薄味で、質は高くない

まとめると、イベントとしてはかなりの薄味で限定サーヴァントもいない、周回のための周回という謎、ストーリー薄っぺら、イベントアイテム多すぎ、周回クエスト種類ありすぎなど色々と微妙な感じでした。

そもそも去年あたりのイベントが異様に気合が入っているだけで第2部進行中の現在はそもそも割けるリソースが少ないのでしょう。
それでもこれでドロップ数や礼装効果の増大などかなりリファインされているとのことなので、初見で天竺イベントやっていた猛者の人達はすごいなと思いました。

ストーリーが薄味と書きましたが、三蔵ちゃんは6章で大好きになったキャラなのでそれでも嬉しかったです。
大好きなインド兄弟も無言でしたが一瞬登場しましたし。笑

ただせっかく西遊記での玄奘三蔵法師の足跡を辿るのであれば、せめて悟空や悟浄、八戒といった旅のお供についてのお話をいっぱい聞きたかったなぁと思いました。
この玄奘三蔵は実際に居た三蔵法師の位を持つ玄奘さんではなく、四大奇書の『西遊記」それもかなり日本寄りの知名度補正がかかってる感じがしますよね。
ただ三蔵ちゃんが常に前向きなのはあの時代に失われた経典を求めて死刑を恐れずに旅をした史実の玄奘三蔵法師に近い気がします。
物語の玄奘三蔵であればお釈迦様や観世音菩薩にも会ったことがあるはずなので(というか前世は天界で暮らしているから托塔李天王とかにも会っている)その辺の記憶があればちょこっと聞きたかったですね。
とはいえラストで未来が微妙に変わっていたことはとても面白かったです。
訳経僧である三蔵法師ならではのエンドでした。

個人的に『西遊記』を『最遊記』(峰倉かずや先生)で小学校の頃に学んでしまったのでなんかすっごい好きなんですよね。
TYPE-MOONバージョンの孫悟空とか沙悟浄、猪八戒がサーヴァントとして召喚できたらいいですよねー。
今回の復刻で多少期待していたのですが、やっぱり記別しちゃった神仏系サーヴァントは難しそうです。
悟空はコハエースに少しだけ出てたのですが…。

物語がアッサリだったのでもう一度やりたいかと言われるとちょっとアレですね。
マテリアルで時々見返すぐらいでいいです。
ただ、第1部第6章との繋がりがあるイベントだったので、未プレイだと三蔵ちゃんの覚悟の意味が若干分かりづらくなってしまうのでプレイできて良かったです。

2部1章のあと暇だったのでイベント自体はありがたいのですが、ちょっと色々とギミックを盛り込みすぎてダメなパターンのイベントだと思いました。

まあでも周回のための周回という諸行無常感が良かったですね。
解脱(全アイテム交換)は無理でしたけど…。

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