驚愕のコストパフォーマンス!KOSS PORTAPRO を買ってみました!

30年以上愛されるヘッドフォン!

1984年発売後、常にトップクラスを走るヘッドフォン!

ヘッドフォンは選ぶのが難しくて困ったALVAです、こんばんは。
予算が豊富にあれば選ぶのも簡単ですが私は貧乏なので大変です・・・。

先日、愛用していたワイヤレスサラウンドヘッドフォンが頻繁に音飛びするようになってしまいました。
コンマ数秒とはいえ、プツプツ切れるのは嫌なものです。
使用していたのはMDR-DS7100。

SONYのワイヤレスヘッドフォンの名作で、もう6~7年は使っていたでしょうか。
当時は大学に入りたての頃で、もやしを食べてお金を貯めて買った覚えがあります。笑

長いことお世話になったし、5年以上使えただけでも感謝すべきでしょうね。
ということでSONYで後継機を買おう・・・と思ってたのですが色々とあって結局ロジクールのG533を購入しました。
そして音楽用にPORTAPROも購入!
さらに密閉式が欲しかったので安くて評判の良いPioneer SE-M521も購入!
ということで今回はヘッドフォンを3つ買ったのでそれをそれぞれご紹介しまーす。

PORTAPROって何・・・?

個人的にはヘッドホンもイヤホンもほぼずっとSONY一択だったのでPORTAPROのことは知っていても買う気はありませんでした。
モニター用にAKGのヘッドホンもあるし、低音が得意なMDRシリーズのイヤーパッドが凄いおっきいやつも持ってますし・・・。
しかし、このヘッドホンの歴史を知ると驚きとともに物欲が刺激されてしまいました。

PORTAPROは1984年に発売されて以来、その独特な音質から愛され続けているヘッドホンで熱心な愛用者も多いベストセラー機です。

その音質は友人曰く、誤解を恐れずにいえば「”原音に忠実に”という言葉の真逆をいく」そうで、オーディオを取り巻く「繊細さ」とか「原音に忠実」といった重要だけどマニア以外には面倒くさい部分を取っ払ってただただ「音楽の楽しさ」を教えてくれるんだそうです。笑

飲みながらそこまで力説されたら買わざるを得ません。笑
その場でAmazonでポチらされまして、本日届いた次第です。

ちなみに購入したのはAmazon限定モデルで白なんです!かわいい!

届いた!

白くてかっこいい箱です!
ただ持ってみるとわかるのですが、異様に軽いです。
中身入ってないんじゃないかと心配になるぐらいですが、これこそがPORTAPROの脅威の軽さの証なんですね!

箱を開けてみると紐がついていてとっても取り出しやすい!
こういう小さな優しさが嬉しくなる年齢になりました。笑

出してみると思ったよりプラスチック感が凄まじいですね。笑
まあ当然プラスチックなのですが。

しかし不思議なことに出してみるとそこまでチープではありません。
飛行機に備え付けのエコノミークラスヘッドホンぐらいの感じ。笑
なんて思いつつ各部を見てみると、実は様々な工夫があってこだわりが感じられます。
中身はヘッドホン本体と収納用袋が付いてきます。
本体は折りたためて、なんとあの袋にすっぽり収まるというのですから恐ろしい。笑

白は見た目がよりチープに見えてしまいますね。笑
黒とかベージュもいいですねー。
でも白はかわいいので良し!

音の感じは?

私の耳はプロお墨付きのダメさ加減なので、100円ショップのヘッドフォンでも大丈夫な感じです。
なので私の感想を書いてもしょうがないと思いますが、一応。
側圧はFIRM固定、USBDAC使用です。
ちょっと楽曲は偏りがあるかもです。
一応フュージョンからアニソンなどジャンルの違う曲を聴いてみました。

音楽

『Cosmic Messenger』 Jean-Luc Ponty
静かなイントロもハッキリ聞こえますし、その後のドラムから一気に入ってくるところは迫力抜群!
キーボードの音が少し弱めに感じる気もします。
やっぱりドラムの音が強めに聞こえますね。

『Crooked Teeth』 Death Cab for Cutie
ボーカルの声がハッキリ聞こえるのにベースはガンガン唸ってていい感じ!
サビ直前の寂しげなギターもきれいに響いています。
ただやっぱり全体に言えることですがドラムが強いです。

『Ventura Highway』 America
70年代といえば個人的にはAmericaとNEIL YOUNG。
このベンチュラ・ハイウェイはイントロのギターが綺麗で大好きな一曲。
繊細な曲なのですがきれいに聞こえるのは嬉しいです。

『Deck the House』 Akufen
マイクロサンプリングという成功と呪縛を生み出したアルバムMy Wayの一曲!
現在はHorror Inc.名義で活動されています。
ただドラム(?)がやっぱりちょっと強いですね。
でも変態的にノれる感じはバッチリ原曲に忠実です!笑

『We Will Rock You』 Queen
説明不要の不朽の名曲!
本当は『Don’t Stop Me Now』の方が好きなのですが、この曲のストンプ&クラップの迫力が凄まじかったので慌てて追加しました。笑
こんな薄っぺらいヘッドフォンなのにこんな迫力が出るなんて凄いです・・・!
開放式だからこもる感じもなくて、ただただ気持ちのいい野太いビートとギターサウンドが楽しめます。

『Love Addict』 中島美嘉
大好きな中島美嘉さんのアルバムBESTの一曲。
聴いてみた感じ、ベースがかなり太い音になっています。
ちょっと気になるかな?

『Happy』 Pharrell Williams
あんまりヒップホップ持ってないのでこれで代用。
最近またCMにも使われていますね。
このヘッドホンにピッタリな一曲で、聴いていてより楽しい感じです。
具体的には音が全体的に抜けが良いようで、こもった感じが一切ないのがいいようです。

『Los ! Los ! Los !』 悠木碧(ターニャ・フォン・デフレチャフ)
アニソンってほぼ持ってないんですよね・・・。
攻殻機動隊ぐらいかな・・・。
ということで最近久しぶりにちゃんと観たアニメのオープニングのCDを買ってきました。笑
ただ買ってから思ったのですが、これ世間一般的な”アニソン”じゃないような・・・。笑
思ったよりドラムが軽めに聞こえます。
全体的に平坦な印象になってしまっている気がします。
イコライザいじってみたらいい感じになりました。
ただこのヘッドホン自体かなり味付けされているのでイコライザはなるべくいじりたくない気もします。

おまけ

一応映画などでも使ってみました。
そんな使い方普通しないかもですが。笑

ちょっと特殊なDTS Headphone:Xでどんなヘッドフォンでも疑似サラウンドにしちゃう作品を観てみました。
残念ながら映画はHuluなどでみるので、唯一採用していてBDも持ってる『劇場版 ガールズ&パンツァー』で試してみます。

『劇場版 ガールズ&パンツァー』
全体的に音が薄い印象ですが、意外と悪くありません。
特に会話シーンなどはまあまあいい感じ。
ぜんぜん問題なく使えそうです。

海外ドラマも観てみましたが、思ったより音が太くなって聞きやすいです。

ということで、古くても愛され続けるものにはやっぱり理由がありますね!
いい買い物でした!
ただ開放式なので音漏れには注意です。
電車とかでは無理ですね。