プラウダ高校風ソ連戦車SU-85を作ってみました

完成!

毎度毎度下手ですいません・・・ALVAです、こんばんは。

これまでⅡ号戦車に始まり、M5軽戦車、M3軽戦車、もう一回Ⅱ号戦車、M44ウォーカーブルドッグ、フォードGPAなどなど実は少しずつ戦車模型を作っています。
2月頃から少しずつ作っていたのがこのSU-85でした。

古いものを譲っていただいたのですが別に劣化しているわけじゃなくて簡単に作れました。
ただ、初心者でも組めるほど簡単ですがかっこよく作るのは難しいですね。
そこは練習中ってことで・・・。がんばります。

今回の全体のコンセプトは「白と黒」ということにしてみました。

まずプラウダ高校はお金がないわけではないようなので、それほど汚く汚す必要がないこと。
部員数も多いみたいなので、それほど清掃が行き届いていない感じでもないと思いました。
ということであまり汚しはしないことにしました。(うまくできないですし。笑)
あと本編での雪上戦では演出の都合上なのでしょうが雪の下の泥や土があまりでてきてなかったように見えました。
ということで基本は塗装剥げ、雨だれのような表現を目指すことに。
雪上マップは恐らくプラウダの練習地に近い環境のようでしたし、今回製作したSU-85は本編には登場しない”なんちゃってプラウダ戦車”なので・・・。

設定としては「プラウダ高校の練習機」「待ち伏せ用」「年季の入った部活の備品」といった感じ。
大事にされてはいるけど、走行装置などはだいぶ劣化していてよく故障してしまったり・・・。
カチューシャの戦術は基本的に圧倒的な物量で押し潰すスチームローラー作戦だとリボンの武者で描かれていました。
ということは、本来SU-85などのいわゆる「自走砲」系の車輌はプラウダの戦線を押し上げるような戦術よりも、縦深防御戦術のように待ち伏せが有効な戦術のほうが向いている戦車です。
なのでカチューシャにはあまり重用されず、練習用に下級生に荒く使われているという部活の備品という設定に。
というかT-34/85とくらべて砲塔が回らないデメリットしか無い気も・・・。笑
砲塔がないぶん車高が低いので、準決勝でⅢ号突撃砲が活躍したのを見てカチューシャも雪に埋めてアンブッシュで運用してくれたり・・・!?

全体的に黒で雨だれなどを頑張って表現してみました。
プラウダの下級生はT-34が余ってないときはこれで練習したり、射撃の的にしたり・・・。笑
戦車詳しくないのでわかりませんが、足回りはT-34/76のシャーシをそのまま流用しているようなので、操縦練習にもなるかも?
”部活の道具”なので塗装のはげなどもあるだろうなということで、よく動かすであろうハッチなどはそういった塗装っぽいことをしてみました。うまくできているといいのですがー。

接合部が色々と甘いですね。
ソ連の製造がちょっと雑だったというのを表現した・・・ということにしてもらえないでしょうか。笑
プラウダの校章が赤いので、白黒の中で映えるような感じを目指しました。

せっかくなので昨年の優勝校であるプラウダ高校から地吹雪のカチューシャさんとブリザードのノンナさんに乗ってもらいました。
意外と写真だとご満悦な表情ですが・・・。笑

たぶんカチューシャは車高の低いこの戦車は嫌いでしょうね。笑

ということで、何作目かよくわかりませんが今回はソ連戦車SU-85でした。
個人的にこういうコンパクトな車輌は大好きです。
目的がはっきりしているところもいいですよね。
三徳包丁よりも麺切り包丁のほうが目的が単純な分だけ特化したかっこいい形になってるじゃないですか。
駆逐戦車は「戦車を倒す」という目的が結晶化したような存在なので、背が低くて大きくて長い砲が搭載されています。
砲塔は回らなくてもいい、足が遅くてもいい、装甲は弱くてもいい・・・。
とにかく「…戦車、絶対、倒ス。」みたいな感じがたまりませんよね!
乗れって言われたら絶対イヤですけど。笑

模型製作的な部分では特に工夫したり加工した点もありません。
これ組み立てていた頃は超絶忙しい時期でして、ボロボロになりながら帰宅してなぜか眠れなくてそのまま3時間ぐらいで組み立たりして。笑
そして2ヶ月ぐらい放置して、突然深夜に趣味部屋で無心で真っ黒に塗りだしたのが先月でした。笑
そうそう、サーフェイサーでグレーにした後はあえて黒に塗ったんですよ。
「黒立ち上げ」というんだそうです。
黒いサーフェイサーを使えば良かったんですが、あいにく持ってなかったのでフラットブラックで塗ったんです。
そこから、フラットホワイトにいくつかの白やグレーを足した塗装を3回ほど塗ってみました。

実は同時期に組み立てて黒に塗って放置しているT-34もあるんです。笑
完成は来年でしょうか・・・。

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