いまさらー!?
もうすぐ製品版が出るというのに体験版をプレイするアホなALVAです、こんばんは。
実は私、体験版ってプレイしないんです。
偽物とはいえゲームブロガーとしてそれはどうなのって感じですが、昔から体験版が大嫌いなんです。
理由はそのうちコラム的なもので詳しく書いてみようと思っているのですが、要するに「一気にプレイしたい」のです。
一番盛り上がりそうな瞬間に止め無くてはならない、そして製品版でもう見たところをプレイしなくてはならないので2回目が雑になるというのが理由です。
そんな理由で避けようと思っていた『戦場のヴァルキュリア4 体験版』ですが、どうやらセーブデータの引き継ぎが可能でしかも引き継ぎ特典まであるとのこと。
かといってリリースの約一ヶ月前にプレイすると絶対導入部を忘れるのが目に見えているので、発売前の週末にプレイすることに決めました。
もしまだ未プレイの方がいたらぜひプレイをおすすめします。
綺麗なオープニングムービーはまさに正統な1の後継作
さて、初代の『戦場のヴァルキュリア』をプレイした際に驚いたのがオープニングの線画スケッチから水彩画風の着色がされてしかもそれが動き出すというシーンだと言う方は多いのではないでしょうか?
あのオープニングで一気に引き込まれた私は当時寝る間を惜しんでプレイした覚えがあります。笑
今作『戦場のヴァルキュリア4』のオープニングもまさにその「動き出す面白さ」を意識した演出となっています。
セピア色の写真が少しずつ色を得て動き出す導入は本当に美しく、そして彼らが過去の人物でありその足跡を追うという感じが素敵でした。
思い返してみれば2では学園の遠景が線画からアニメタッチの絵に変わるなどこの演出はシリーズにおいて重要な役割を果たしていますね。
祖国を守った歴史上の人物達が、遠い平和な未来で動き出す―――。
ゲームをスタートするとオープニングと同じように線画から一気に美しい風景へと描かれる演出が登場します。
この美しい景色が今作の始まりの地にして、彼らの胸の中にいつもあるであろう故郷の風景です。
スポットが当たる小隊とキャラクターたち
今作で焦点が当てられるのはエディンバラ軍 第101師団 第1戦闘旅団 第32機甲レンジャー大隊E小隊。
かつて登場したガリア公国ではなく、本作ではヨーロッパ西部を支配する連合体である”大西洋連邦機構”に属するエディンバラ連合王国(United Kingdom of Edinburgh)の連合王国軍が大西洋連邦機構の連邦軍へと編入されており、その小隊がメインとなるようです。
本作の時代設定は第一次ヨーロッパ大戦休戦後に勃発した第二次ヨーロッパ大戦真っ只中の征歴1935年。
東ヨーロッパに君臨する帝国は”ラグナイト”と呼ばれる鉱物資源を求め西方へと侵攻を開始。
『戦場のヴァルキュリア1』『戦場のヴァルキュリア3』と同じ時代設定ですが、これまでの物語の舞台となったガリア公国ではなく本作は帝国対連邦の主戦場である連邦東部戦線、連邦が劣勢をはねのけるために決断し実行した”ノーザンクロス作戦”の尖兵を務めるレンジャー大隊E小隊の活躍が描かれるようです。
戦車長であり主人公とも言うべきクロード・ウォレス中尉。
E小隊の小隊長を務めており、天性の勘と真面目+熱血を武器に戦う指揮官。
戦車長も務めている。
ヴィンランド合衆国の大学に飛び級で進学していた才女レイリィ・ミラー技術少尉。
ヴィンランド合衆国の名はこれまで出ていないので、どうやらアメリカ合衆国のようなポジションの模様。
小隊配備の中型戦車を製造した国であるようなので、アメリカ合衆国がモデルかもしれません。
よく見ると戦車もM4シャーマンのような前面装甲です。
E小隊の誇る凄腕スナイパーであるカイ・シュレン曹長。
ネコみたいな雰囲気のあるクールなスナイパーでかっこいいですね。
このイケメンはラズ軍曹。
口調は乱暴、おっちょこちょい、ケンカ腰だけど素敵です。
ダルクス人だけど今の所それを原因としたいざこざが無いようでよかったです…トラウマが…。
THE・突撃兵といった性格なので突っ込んでいく姿が頼もしすぎます。
体験版の感想は◎
正直、大きな期待をしつつ心の中では『蒼き革命のヴァルキュリア』の二の舞にならないことを心配しない日はありませんでした。
例えば変にアクションシステムを導入したり…。
しかし、SEGAはあの作品の失敗をしっかりと受け止めてちゃんと原点回帰したようです。
そもそもあれはシリーズの名前を騙る偽物というか、むしろオリジナルであのシステムならそれほど酷評されなかったでしょう。
ゲームシステムはこれまでと操作からほぼ同じです。
反撃や迎撃などもそのままで、CPを複数回利用して一気に戦線突破も可能です。
とはいえあまり突出できないようなギミックが多数あり、それを打破する新兵科などもあります。
それが擲弾兵です。
榴弾砲を抱えて戦場を駆ける彼らは敵の機関銃陣地や拠点防御を打ち破る兵科です。
1で戦車兵の対戦車槍をぶっ放して遠距離の陣地を吹き飛ばしたりした苦労も解消されたようです。笑
Sランク取ったよーっていう自慢ではなく、正直序盤の難易度は異様に低いです。
選べる難易度はイージーかノーマルなのですが、ノーマルでもかなり簡単でした。
かなり下手な私でもクリアが可能なので、過去作のテクニックは今でも十分使えます。
序盤なので大丈夫だと思いますが、昨今の風潮で難易度が低下傾向ですからちょっと心配です。
物語の主戦場は今作ではロシア―フィンランドぐらいまで北上するようで、帝国領首都シュバルツグラード(SCHWARTZGRAD)へと進むようです。
ひとまず色々と思うところはあるのですが、今回はここまで!
発売日はもう明日に迫ってますからね!
本当は戦車随伴歩兵の話とか、戦車の集中運用や兵員輸送車の使用がされていないこととかも書きたかったのですがそんな話はぜったいつまんないですし。
ちなみに私はアニバーサリーエディション初回限定版を買いました。
というのもなんとあの第七小隊のみんなと戦えるDLC付きだそうで、たぶん普通に配信されるのでしょうけどせっかくですしセットで買っちゃいました。
イラストレーションブックも気になりますし。
Amazonさんが発売日に届けてくれそうです。
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