2021年買ってよかったものシリーズ。エアダスターを上回るパワー!
缶のエアダスターで風魔法を操ることができるALVAです、こんばんは。
PCを使っていると様々な場面でエアダスターが便利ですよね。
ケースの中のお掃除にも使えますし、キーボードのお掃除にも便利。
そんな便利なエアダスターですが、缶のタイプだと内容量は有限なので使い切るとゴミ捨てまでの流れを考えるだけで面倒くさい気がしてしまいます。
缶の頭のプラスチックを外したり、缶に穴を開けたり……。
可燃性ガスを使用しているのでそれなりに処分時の危険もあります。
それに環境のことを考えると、可燃性ガスや缶ゴミを出すのってよくないですよね!
捨てるのが面倒くさいわけじゃないんですよ!?環境のことを思って……!ほんとですからね!?
しかも私は貧乏性なのでエアダスターもったいなくてチビチビ使っちゃうんですよね。
あー無限に使えるエアダスター無いかなぁぁぁぁ!?
ありました!
無限に使えるエアダスター「サンワダイレクト 200-CD065」
これこれぇ!
まさに欲しかったのはコレ!
充電式でコードレスなのもポイント高いですよね!
ちなみに旧機種もあるようでそれはこちら。
旧機種の方は評判はまあまあって感じですが、新機種のこちらの方がレビューがいい感じしますね。
とはいえ缶のエアーダスターの威力は凄まじいものがあります。
ほっぺたを凹ますぐらいの火力はありますからね!(筆者は特殊な訓練を受けています。顔に向けるのはマジでやめましょう。)
電気の力で、しかもこんな小さくてそんな強い風力が出せるのでしょうか?
ブロワーやエアーコンプレッサーも持っていますが、どちらも重くAC100Vの有線接続や大容量バッテリーで動きます。
こんな小さな筐体でパワフルな風は出るのでしょうか?
ということで早速購入してみました。
いつでも自由に使えてコンパクト!
早速Amazonで注文して、すぐに届いたのがこちら!
箱は印刷とかのない無地の梱包で、オフィス用品なんだなーっていう感じ。
箱の中身は……
・本体
・ノズル
・USBケーブル600mm(Type-Cだけど後述しますが特殊なものかも?)
・取扱説明書
とシンプルな構成。
本体は結構大きめで、ずしりとくる重さですが重心がしっかりしているので重くは感じませんね。
サイドには持ちやすいようにくぼみがあり、後方にも同様にへこみがあるのでホールド感はバッチリです。
手の小さい方や女性でも持ちやすいように配慮されています。
画像左側の末端部が黒くなっており、穴が空いているのは空気の吸入口だからです。
ちょっと写真が白飛びしちゃって申し訳ないのですが、正面下方のつぶつぶの部分は吸気用のスリットではなく、こちらもグリップに配慮したデザインなのだと思います。
逆手にして持った時に親指が当たる部分です。
旧製品がデザイン性のかけらもないガンタイプだったのとは対称的に、こちらはユニバーサルデザインを意識した製品になっているように感じました。
逆さになってますが3つの点はLEDインジケータで、3段階の風力4段階の充電状態を現すためのものです。
黒いボタンは電源ボタン。押す回数で風力が変化します。
さらに下の黒い台形の部分は充電コネクタの防水?キャップです。
中にはType-Cの充電端子が入っています。
電源をONにすると「<ブオワーァァァァ!」という音とともに強力な風が先端部から吹き出します。
さらに先端部には白いLEDライトが搭載されており、風が当たる部分を照らしてくれます。
ノズルを付けたところ。
ノズルパーツはプラスチックの専用品なのであまり乱暴に扱わないほうがいいかもしれません。(かなり頑丈なので大丈夫だと思いますが)
ノズルをつけると約270mm(27cm)になります。標準的な500mlペットボトルよりキャップ3個分ほど大きいという感じです。伝わるかな……?
底部が空気吸入口だと言いましたが、この黒いプラスチックの部分は取り外すことが出来ます。
黒いパーツの中央部分を押し込むと取り外せます。
中にはメッシュタイプのフィルターが入っています。
少し目が粗いので、機器の保護用というよりは空気と一緒にゴミを飛ばさないように配慮したものだと思います。
精密機器にも吹きかけることがありますから異物が混入しないのは嬉しいですね。
ちなみにフィルターも外れるので汚れが酷くてもなんとかなりますね。
こういう細かいところまでキッチリ作ってあるのでガタツキもなく、しっかりした作りになっています。
重さは?音はうるさい?
ノズル取り付け状態で351.6グラム。
普通サイズの缶ビールと同じぐらいの重さですね。
本体のみで346.1グラム
ノズルは5.6グラムでした。
重量はそれなりですが、デザインとバランスが優れているので持っていて重いとは感じませんでした。
駆動音は今回iPhoneアプリの騒音測定器というものを使用してみました。
精度はそれほど高くないとは思いますがお手軽です。
測定結果は……75db(デシベル)!
テーブルの上にiPhoneを置き、マイクがある底部を製品に向けました。
製品は立てて同じくテーブルの上に置いた状態です。
測定距離は100mmで、iPhoneの底部から製品の中心部までの距離です。
底部の空気取り入れ口がふさがっているのが気になり、横向きにしたり底部を向けたりしましたが75db前後で変化ありませんでした。
環境省の生活騒音パンフレットによると75dbは「地下鉄の車内」とのこと。
東京都環境局では「掃除機 60~76db」とのことなので概ね掃除機と同じぐらいの音だとわかります。
ただしこの測定は100mmという非常に近い距離で行っており、300mmほど離すと70db程度まで下がりました。
あくまで体感ですが掃除機よりもかなり高い音なので、壁を貫通するような強い音だという感触はありませんでした。
エアダスターよりもうるさそうだと感じるかもしれませんが、エアダスターをキーボードに当てたときの「シューッ!」という音も計測してみたら75dbでした。
つまり使用時の音はそれほど変わらないということです。
ただしエアダスターは使用時の一瞬ですが、200-CD065は電源ONだとずっと音がするのでそこは大きく異なります。
使用してみて
ブウォーーーーー!!!!!
エアダスターだとチビチビ使うしかなかったのですが、常にエアダスターレベルの風が吹き出すのでめちゃくちゃ便利です。
これと大きめの絵筆の組み合わせでキーボードとかがきれいになるので最高です。
実はこれまでもいくつかのキーボード掃除ができそうな製品を買ってました。
ぶっちゃけ両方とも微妙でした。
机上の掃除機としては便利だったのですが、キーボードは形が複雑なので……。
ずっと掃除=掃除機と思っていたので、こんな小型のブロワーがあるとは思っていませんでした。
検索しようと思ったのも歯医者さんで「プシュー!」ってなる風のやつあるじゃないですか。
それ見てた時に「あー3wayシリンジあればキーボード掃除便利なのになあ。」と思って検索したらありました。
置いておいてもペットボトル一本分ぐらいのスペースがあればいいわけですし、ドリンクホルダーとかにも入れておけそうです。
デザインも白と黒のツートンで悪目立ちしないのでいい感じです。
旧製品の黒一色はザ・PC用品って感じでしたが、ちゃんとデザインに気を使ってくれて嬉しいです。
最近買ったものの中でもかなり買ってよかったなぁと思ったものです。
実は缶のエアダスターよりも威力がある
httpss://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/200-CD065
サンワダイレクト公式の画像から引用しました。
比較表の通り風速は弱でもエアダスターにダブルスコアで勝っているようです。
使ってみるとわかるのですが風速に関しては比較が難しいように感じます。
200-CD065を使ったあとにエアダスターを使うと飛んでいくゴミもありますし、その逆もあります。
エアダスターはノズルが細いため極小のスポットを狙い撃ちできるのは200-CD065にはない利点だと思います。
逆に200-CD065はノズルが太いので大きな面積を綺麗にするのに向いています。
やっぱり可燃性ガスのニオイがないのはいいと思いますし、そもそも可燃性ガスを出さないので万が一ということがないのがいいですね。
あとは残量を気にせず使えるのでちょっとしたことでも使うようになりました。
床はルンバが掃除してくれるのでちょっとした塵をいつでも吹き飛ばせます。
気になるポイント
・電源ONにすると本体の継ぎ目、電源ボタン、USBポートなどからも風が吹き出す。笑
これは製品の仕様上しょうがないとは思うけど、ちゃんと塞げばもっとパワーが出るのかも?
ただそれでも十分パワーがあるので問題なし。
・充電ケーブルが独自仕様?
充電ケーブルはUSB Type-Cなのですが、色が紫で独自規格なのかも?(急速充電仕様でしか見たことがない色)
家にあるケーブルで充電できるか試したのですが、1本はダメでPC接続の1本は使えました。
Amazonのレビューでも他のType-Cで充電できないと言っている人がいたので何か条件があるのかも?
・ノズルが太い
エアダスターのノズルと違いかなり太いので、キーボードの隙間に入れたりはできません。
そんなに気になりませんが、やっぱり細いノズルも欲しかったかも。
同じコンセプトで威力の強い製品もありました。
無名のメーカーですが、威力重視ならいいかも。
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