エアブラシの選び方、どのエアブラシがいいのか、中古でもいいのか、何を重視すべきかなどを初心者の視点で書いてみます。
こんばんは、ALVAです。
今回は長文で初心者向けのエアブラシ購入について書いてみようと思っています。
初心者である私が実際にエアブラシを買うために調べたこと、重視したこと、間違っていたことなどを中心に書いていきます。
このことからもわかる通り私はエアブラシのことをまるでわかっていないド素人なので、一部または全部が間違っているかもしれません。
第1章 筆で塗るのって難しくないですか?
2016年7月2日、私はこんなツイートをしています。
模型道についに挑戦してみようと思ったんだけど、よく考えたら子供の頃からプラモデルなんて作ったことないや…。
でも、もう買っちゃったんだよね! pic.twitter.com/Zo4kA7iRhJ— ALVA (@radioalvas) 2016年7月2日
このタミヤから発売されている『1/35 ドイツⅡ号戦車F/G型』を衝動買いしたところから私の模型道が始まりました。
ここに書いてあるとおり、私は子供の頃から1回もプラモデルを作ったことがありません。
この模型を衝動買いした時点で、私はニッパーどころか接着剤もピンセットも筆も何一つ持っていませんでした。
もちろん家族や友人にも模型をやるような人はいませんし、誰かに聞いたりできる環境もありません。
特に女性の方で私と同じような境遇の人は多いと思います。
兄や弟がいてプラモが好きとかじゃないとなかなか接点がない世界ですよね。
女子だけで模型屋さんに行く事なんて基本ありえないし、このプラモの世界ってやってみたいと思っても入り口が結構狭い時代だと思います。 (模型屋さん自体がすくないし)
でも、この世界に一歩足を踏み入れてみると思っていたより敷居が低いこともわかったのです。
さて、そんな私ですがどうしても戦車模型を作ってみたくてネットで調べたり書籍を購入したりしてプラモデルについて少しずつ学んでいきました。
そして完成したのが2016年7月5日でした。
#模型戦車道
初めての模型、なんとか完成しました!
ひどい出来です。そこらじゅう塗装はみ出してるし、塗りムラあるし…。
でも思い描いていたものが完成度はともかく実物として目の前にあるという嬉しさは想像以上でした! pic.twitter.com/lUcH6nCcxR— ALVA (@radioalvas) 2016年7月5日
ひどい出来です。さながら素人油絵といった感じでデコボコしています。
それでも初めての戦車模型が形になったことは嬉しかったです。
この戦車は筆で水性アクリル(タミヤカラー)を塗りました。
さて、ここで感じたのは「筆で塗るのって難しくない?」ということでした。
もちろん私が誰よりも不器用な可能性は高いのですが・・・。
では模型を塗装する代表的な塗装方法3つを見てみましょう。
ちょっと見にくいかもしれませんが、画像としてまとめてみました。
やはり初心者の人はコストがかからず工作などで馴染みのある筆塗りから入るのではないかと思います。
スプレーってDIYとかやってる人以外はめったに使ったこと無いですし、馴染みも薄いですよね。
では初心者にとって筆塗りこそがベストなのでしょうか。
ここで原点に立ち返って考えてみましょう。
私が戦車模型を作りたいと思ったのは”アニメ「ガールズ&パンツァー」に出てくるすてきな戦車を自分なりに再現したいから”です。
これを読んでいるみなさんはどうでしょうか。
人の数だけ模型を始める理由があると思いますがそのどれもが目標として「綺麗に作りたい」はずですよね。
もちろん「最初から綺麗に作れるわけないんだから」という考えは重要でしょう。
でももし最初からある程度綺麗に作れたら嬉しいですよね?
どんな模型初心者でも「綺麗に作りたい」というスタート地点は共通しているわけです。
さて下図は私が短絡的に考えた初心者の塗装経験のチャートです。
ここで第一章の結論として「初心者にこそエアブラシが必要なのでは?」と感じました。
自分の理想の塗装ができずに挫折して模型をやめてしまう初心者を減らすためにも、筆塗りを繰り返して技術を習得するより予算さえ許すのであればエアブラシを思い切って導入してもいいのではないでしょうか。(コストを考えれば筆塗りがベストなのは変わりません。)
もちろん筆塗りの技術も同時に学んでいくべきですが、無理して修行のように筆塗りだけで素晴らしい仕上がりを目指すのはちょっと大変ですよね。
筆塗りのみでしっかりとした技術の土台を積み上げていくことを否定するつもりはありませんし、筆塗りが自分にあってると思っている人にまでエアブラシをおすすめする気はありません。
現に海外のAFVモデラーの間では筆塗りの人気が高いそうです。
でももし筆塗りがうまくいかずにあきらめかけている初心者のかたがいたらエアブラシを思いきって買ってみませんか?
初心者の私が生意気にこんなことを書いてしまいごめんなさい。
エアブラシって専門的な感じで、解説にも聞き慣れない難しいことが書いてあって買うときすごく大変ですよね。
特に「初心者のくせにエアブラシ」という「猫に小判」な感じがどうしても自分の中にあって、そんなとき「戦車模型の作り方」という本で「初心者にこそエアブラシは必要」と書いてあり衝撃を受けました。
「エアブラシは上級者向けツール」というわけではないようです。
そして個人的に一番「エアブラシが必要」と思った理由は「模型専門誌も初心者向けの入門書もほとんどがエアブラシを所有していることを前提に書かれている。」ということです。
もちろん筆塗りやスプレーの解説もありますが、筆塗りのみを書いているものは少ないのではないかと思います。
ということで初心者の人の背中を押してあげることが少しでもできればいいなと考えて、
初心者だからこそ書ける内容を書いてみたいと思いました。
だめだめな文章ですが、もしよければ第二章もよろしくお願いします。
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