sasakure.UK – grope for smart feat. Hatsune Miku / スマートを模索する feat. 初音ミク

スマートすぎる電話機と、スマートになりきれない僕ら。

こんばんは、ALVAです。
スマホって便利ですよね。

なるべく年齢不詳でやっておりますが、私が子供の頃にはもちろんないものでした。
画面をタッチして使用するという意味ではたしか小学生の時にジャンクに等しいPDAを買ってもらったのが初めて。

今のような静電容量式のタッチパネルを搭載したものという意味では中学生の時に母が購入してすぐに難しくて放り出してしまいなし崩しで頂いてしまったiPod touchでしょうか。
いまだに現役で動くんだからすごい機械です。
ちなみに今は母もiPadとiPhone二刀流でバシバシ使いこなしてます。かっこいいです。

便利は便利なのですが、道具が便利だと起きるのが使用者の問題。
包丁のない時代は少し不便だけど安全。
包丁が生まれたら、すごい便利だけど使う人によってはとっても危ないものになる。

道具がどんどん進化しても使う人が変わらないんだから、原始時代でも今でも人間自体は変わってないのかもしれませんね。
私の前にあるパソコンだって、世界を変えられるほどの発明や人々が感動する映像を作れるほどのスペックはありそうですが、使用者が私なのでせいぜい動画見てゲームに使われるだけ。

結局、道具はどこまでいっても道具で、22世紀になったってどこでもドアを悪用する人はいるんでしょうね。
進化したような気になってる人類は、逆に道具がなきゃ生きていけないし退化しているのかも・・・?

ということで長々書きましたが、大好きなsasakure.UKさんが9周年記念(初音ミクを使った楽曲を投稿し始めて)で公開された『スマートを模索する feat. 初音ミク』を聴きました!

一番最初に聴いたのは確か「カムパネルラ」。
初音ミクの存在は知りつつも、その声は「人に近づける」という努力が多かったと思います。
どれだけこの電子音の歌声を人の声に近づけるか。

その中でこのカムパネルラはどこかたどたどしい歌声が逆にピッタリでこういう最適解もあったんだと驚いたのを今でも覚えています。

また、アポロ11号のカウントダウン音声が使われていて初めて聴いたときも今でもうるうるしちゃいます。
アポロ11号も大好きだし、銀河鉄道の夜も大好きだし、そしてこの『カムパネルラ』も大好きになっちゃいました。(もしよければ検索してみてね!)

まるで美しい絵本を読んだあとのような気分にさせてくれる作品を作ってくださったsasakure.Ukさん、これからも追いかけられたらいいな。

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