『ダストボックス2.5』 高津カリノ

おはようゴミ箱のゴミども

声優界の夢の詰まったダストボックス!

ゴミ箱と部屋の境界線が曖昧なALVAです、こんばんは。
2日連続で高津カリノ先生のマンガをご紹介。
最近マンガ買いすぎて年始に買ったマンガをいまさら消化中です。
家の書庫はもうマンガで埋まりきっています・・・。

今日は2015年から連載がスタートしている高津カリノ先生の最新作『ダストボックス2.5』をご紹介します。

ダストボックス2.5(1) (ヤングガンガンコミックス)

本作が描くのは「声優業界」。
声優さんにスポットがあたる作品はたいてい美少女キャラが出てくるイメージですよねー。
でもこのマンガでは顔(と声)以外はとても残念なイケメン、
超実力派なのに水晶玉とイタコ(芸)が手放せないベテラン女性声優、
ハーレムものの主人公ばかり演じてきたせいで女心を勉強しすぎて女言葉になってしまった男性声優などなど・・・
かなり特殊な人達ばかり出てきます。

個人的には声優さんをあえて知らないようにしています。
たまにアニメを見た時に、声優さんの顔が浮かぶのって場合よっては複雑なんですよね。
そのむかし、小学生の頃に峰倉かずや先生の『最遊記』というマンガを読んでいたころに声優さんも好きだったんです。
でもそのせいで『パイレーツ・オブ・カリビアン』観ても『ONE PIECE』観ても「平田さんだ!」ってなっちゃうんですよね。笑
『忍たま乱太郎』の土井先生が出てくると「あ、関さんだー」ってなっちゃう。
ただ4人ともすごいプロの声優さんなんで、演じ分けが上手すぎてぜんぜんオッケーなんですけどね。

まあそんな感じで、意図的に声優さんの情報を避けて暮らしています。
でもそれがもったいないなーって思うぐらいおもしろい声優さんっていますよね。
金田朋子さん大好きだし、そこつながりで松来未祐さんが亡くなったのは本当に悲しかったし。
田の中勇さんが亡くなったのも残念でした。
もちろん大塚明夫さんは大好きですし、山寺宏一さんのおはスタで育った世代ですし。笑

そんな個性的な声優さんに負けないぐらい個性的な声優キャラクターが出てくるのが『ダストボックス2.5』です!(自分語り長くてすいません)

主人公の神静真は「迷惑をかけない」ことを教訓(トラウマ)にして生きています。
そんな彼が「世間に迷惑をかけないように」と引きこもっていた生活から抜け出して、声優業界へと入っていくというストーリー。
無事声優事務所に入社できた静真ですが、なんとそこは声優業界の「掃き溜め」と揶揄される「ダストボックス」という事務所。
なので人格に問題のある人達ばかりですが、実力はずば抜けている人たちばかり。
そんな事務所に入社した静真はおかしいけど、すてきな先輩たちに助けられ、そして大いに助けて成長していくのでした。

『俺の彼女に何かようかい』よりも4コマに軸を置いているようで、4コマごとにタイトルが入りますね。
なので1巻でもかなりのボリュームです。

やっぱり星人と日歌里、早乙女と勇羽の組み合わせがいいですね。
星人とみことの組み合わせも面白いです。笑

次の巻が楽しみだなー。