安価な水冷ヘッドを液晶付きにする後付けキットをヘッド以外の場所に貼った本末転倒な話はこちら

ちっちゃな画面……!ハイテクの予感……!

なんだかまた変なものを買ってしまったALVAです、こんばんは。

最近のCPUクーラーは簡易水冷が多く、CPUに密着している部分を水冷ヘッド(ウォーターブロックや水枕とも)と言います。
この水冷ヘッドに液晶画面がついていて、なんかCPUの温度とかを教えてくれるかっこいいやつが流行ってるみたいですね。

私も欲しい!

しかしこの液晶付き簡易水冷CPUクーラーのお値段は約3万円程度からと高級品です。

なんとか安くすまねえかなあと思っていたらこんな製品がありました。

ウォーターブロックに直接貼り付けてまるで液晶付き簡易水冷クーラーのように見えるっていうマジック!

お値段は約1万円。

今回購入した水冷クーラーはDeepCool LS720 SEという格安簡易水冷なのでもちろん液晶はついていません。
(もっと安いThermaltakeの1万円を切るクーラーを買おうとしていた)

そもそもLS270に+1万円したほうが絶対に性能やコスパは良くなるのですが、今回は明後日の方向の幸福度追求でいくことにしてみました。

届いた

超シンプル薄っぺら箱。
ダイソーとかの箱入り製品の感じ。

箱に説明が直接貼り付けられているのですが、以前海外から購入した3.5インチのミニスクリーンで使ったソフトと同じものをインストールするように書いてありました。

このソフトあんまり出来が良くなかったし、テーマの自作もクセが強めなのでちょっとむずかしかった思い出も。

中身はめちゃくちゃシンプル。

説明書は英語か中国語。
付属品は3Mの両面テープ2枚。

本体はなんか聴診器みたいですね。
ぼーっと見てるとなんか目玉みたいでかわいいです。

裏面は両面テープを貼るためフラットです。

ケーブルの先はマザーボードのUSB端子に挿すようです。
ガジェットでこの接続方法はレア……!
しかし内部で完結できるのでよく考えられていますね。

取り付け……画像はない

さて、いざウォーターブロックに貼り付けようと思ったのですが、意外とDeepCoolのデザインが良くて隠したくなくなっちゃいました。

本末転倒ですが今回はNZXTのケースの白い板の部分に直接貼り付けてしまおうと思います。

取り付けはゴチャついてたので撮影できませんでした……。

取り付けてみた

左が水冷ヘッド。
中央やや右のかわいいうさぎが写ってる丸いのが今回の製品です。
表示されている画像は「Tenor」というGIF画像共有サービスからお借りしたものですが、作成者=投稿者なのかはわからないのでもし掲載に問題があればお手数ですがご連絡ください。

この商品のすごいところはGIF画像もいけること。
このうさぎさんもグラスのプールの中で動いてるので見ていて癒やされます。

これは写真の撮り方の問題なのですが、画像よりもかなり明るいです。
明るさの変更もソフト側で可能、明るさのイメージはiPhoneの最大輝度より少し暗いぐらいというのがわかりやすいでしょうか。

テーマ設定ソフトには20種類程度のオリジナルテーマが登録されています。

これは外周を線がくるくる回転しているタイプ。

これも似たようなやつ。

派手なプリセットの中にもこういう自然なやつもあります。

TenorのGIFを設定して動く楽しいガジェットにする

テーマ設定ソフトで自作のテーマを作ってからテーマ設定画面でバックグラウンド画像をGIF画像を指定すれば使用率グラフなどの表示されない動く画像だけにできます。
TenorでいくつかGIF画像をお借りして表示してみました。

おなじみの海外ミームねこ。

レトロなピクセルアート。

夏を感じる画像など、好きなGIF画像を指定できます。

驚いたのがこのGIF画像。
7秒間の3Dダンス動画なので容量は大きく20MBもあるのですがまるで動画のようなフレームレートでまったくカクつきがありません。

元ネタはVtuberグループホロライブの戌神ころねさんの『Doggy god’s street』をOmiyaクラブさんがRemixした楽曲に、Kanauruさんが3Dダンス動画を作成したというもの。 

これほど性能が良いのには驚きました。
以前購入したものは5~10FPS程度でしたからね。

動画で見るのと遜色ないのには驚きです。

※追記

「無理だよね」と思っていて試しもしなかった動画ファイルの再生が普通にできました(驚)

15MB程度の480p動画を普通に再生できています。

なんだこれ、すごい。

アプリの使いやすさも◎

以前購入したときと比べ、かなりアプリが使いやすくなっています。

ただスリープ、シャットダウンなどをするとデフォルトモードに戻ってしまい毎回Runボタンを押さないといけないのが苦痛。

でも調べても同じ症状の人がいないようなのでおま環なのかもしれません。

マザーボード&CPU&メモリを変更してOSクリーンインストール後も同様の状態だったのですが、解決できた人は教えて下さい。

テーマ作成も簡単にできます。
簡単な英語なので誰でも感覚で操作できると思います。

もしわからなければコメントいただければ詳しい記事でも書いて投稿します。

まとめ:意味はないが意義はある……かもしれない

虚飾を排したものこそが美しいとわかっていても、なぜか光らせたくなるゲーミングPC。

本商品もPCの機能において別に必要のないものだ。

「なくてもいい」、しかし「あってもいい」。

そんな程度の気持ちであれば購入してみてほしい。

PCケースの中でるんるんに踊るうさぎとかに癒やされれる。

ちなみに本商品はAliexpressでも販売されている。

金額的には1~2,000円程度お安くなっているが、日本語の説明はない。

個人的には安く変えるならそっちの方がいいが、日本で販売されているものは一応株式会社タイムリーさんの名前が載っているので初期不良や問題が発生したときに若干有利だろう。
この商品買う人ならサポートはいらない気もする。

とはいえアプリケーションなどはTURZXから入手できるし、箱に載っているURLだとアプリのバージョンが古いので直接TURZXのサイトからダウンロードするのをおすすめする。

この商品を使って人とは違う一風変わった痛PCやおしゃれなPCを作ろうぜ!