平成27年 第2回 運行管理者試験「旅客」 受験してきました

ここが・・・県民総合活動センター・・・(ごくり)

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2016年3月6日、伊奈町 県民総合活動センターで平成27年度 第2回 運行管理者試験 [旅客]を受験してきました。
ちなみに前回平成27年第1回は[貨物]を受験して運良く合格することが出来ました。
「運行管理者試験(貨物)合格していました」

※追記:旅客も受かってました(`・ω・´)ゞ

旅客は埼玉県伊奈町、貨物は埼玉県鳩山町

今回は講習会は神奈川県横浜で受講して、試験は埼玉県で受けることになりました。
運行管理者試験では試験1~2週間前まで選択した都道府県のどこで試験が行われるのか教えてくれません。
ですので突然やってくる受験票に書いてある試験地に問答無用で行くしかありません。
埼玉も東京もそこそこ広いですからちょっと怖いですよね。
これ北海道とか離島の人とかも突然なのでしょうか・・・?予定でもいいのでどこで行うか教えてくれてもいいと思うのですが・・・。
今回の埼玉県の試験では旅客は埼玉県北足立郡伊奈町内宿台6丁目26 県民総合活動センターで行われました。
”北足立”って東京かと思いますよね・・・。
個人的に「さいたま市で行われそうな気がする」という謎の直感を信用して埼玉受験にしましたが素直に東京にすればよかったですね。
ちなみに貨物の受験地は埼玉県鳩山町 東京電機大学鳩山キャンパスだったそうです。
ただ個人的には前回の「熊谷」に比べれば良い試験地でした!

時間割

試験日:    平成28年 3月 6日
受付時間:   12:00 – 12:50
試験時間:   13:15 – 14:45(90分)
退席可能時刻: 14:00 – 14:35
退席禁止時刻: 14:35以降
結果発表日:  4月1日(金)

県民総合活動センター

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コバトンかわいい!
埼玉県の人がスポーツとか習い事をするところなのでしょうか?
綺麗な建物で、中央がずっと吹き抜けになってて明るいです。
宅建の試験対策講座などもありました。
今回は2-3階の大きなセミナーホールを使って試験が行われました。
旅客の受験者数は貨物に比べて非常に少ないので特に混雑などはありませんでした。
座席は机の両端に一人ずつだったので良かったです。
真ん中だとちょっといやですよね。
男性がほとんどで、女子は数えるほどしかいませんでした。
講習会では結構見かけたのですが、補助者のための受講の方が多かったみたいですね。
試験開始まで注意事項の説明がありました。
携帯電話の電源を切り、配布された封筒に入れて封をします。
このとき筆記用具を忘れた場合は恥ずかしがらずに試験官に申し出ましょう。貸してくれるそうです。

今回の試験は難しかった?簡単だった?

やはり平成24年以前から考えると相当な難化が進んでいます。
前回も書きましたが20%前後で安定させるつもりなんじゃないかなと思います。
また、旅客バスの事故が相次いでいる現状を考えると来年度の試験は更に難化していくことが予想されます。
今回の試験問題ですが、もちろん難しかったのですが「自動車公論社テキストで十分合格できる」内容でした。
ただ、過去問を解きまくる戦法が有効だったかはかなり疑問です。
過去問と同じ問題もでましたが、それだけでは新出問題への対応が厳しいです。
講習会だけで合格できた・一夜漬けで合格できたというすごい方もいるようですが、私はおバカなので3週間ぐらい勉強しました。

今回の試験の難しかった問題

問25、④の踏切内で立ち往生したタクシーの運転士が「1,非常停止ボタンを押して」から「2,旅客を避難させた」という設問。
本来であれば「旅客を避難させて適切な防護措置をとる」という原則があるはずなので何よりも乗客の避難を優先しなくてはならないはずなのですが、常識で考えれば非常停止ボタンを押してから避難させるべきですよね・・・?
適切な防護措置に「非常ボタンを押す」が含まれているのであれば、避難後に押すしかありません。
ですがもし非常停止ボタンを押さなければ列車の乗客にまで被害を与えてしまうかもしれません。
ただこれがバスじゃなくタクシーなので、避難させてからでもそんなに時間的に変わらないのかな・・・?
難しかったです。

明日9時に公式の正答が出ますのでドッキドキしながら眠ります。
おやすみなさい!

追記:公式の正答で問25の④は不適だそうです。
うーん、道路交通法第三十三条三項には「車両等の運転者は、故障その他の理由により踏切において当該車両等を運転することができなくなつたときは、直ちに非常信号を行なう等踏切に故障その他の理由により停止している車両等があることを鉄道若しくは軌道の係員又は警察官に知らせるための措置を講ずるとともに、当該車両等を踏切以外の場所に移動するため必要な措置を講じなければならない。」
とのことですので、電車の運転士に対して踏切内に障害物があることを知らせるのは必要な動作ですよね。
運輸規則50条7項には「事業用自動車の故障等により踏切内で運行不能となつたときは、速やかに旅客を誘導して退避させるとともに、列車に対し適切な防護措置をとること。」と書いてあります。
難しいところですね。

ちなみに試験は自己採点23点でちょっと危なかったですが一応合格ラインとなりました。
まだチェックミスなどもあり得るので安心はできませんが一段落ついたかんじです。
次は何の資格を取ろうかな!