嘘だろ?こんなに弁当が美味しいなんてさ…!
先日、埼玉県さいたま市で行われた運行管理者基礎講習(貨物)を受講してきました。
さいたま市にした理由は単純に日程の関係です。
東京のほうがよかったのですが、どうしても平日ですから都合によっては遠征です…。
今回講習を受講するにあたって一番の敵は「平日」ですね…。
講習場所はさいたま市桜区の桜区役所に隣接している「プラザウエスト」です。
NASVAの埼玉講習はここみたいですね。(ここ1~2回しか知りませんが)
さいたま市ですが端っこのほうです。
施設は新しくて綺麗!
目次
朝はそんなに早くないし休憩もしっかりある
講習は10時スタートなのでけっこうゆったり進行で助かります。
(1日目) (10:00 ~ 16:30)
(2日目) (10:00 ~ 16:00)
(3日目) (10:00 ~ 16:30)
初日は10時から16時半まで、6時間半の講習です。
とはいえ、12時~1時のお昼休憩、1時間毎に10分の休憩が入りますので実質4時間ちょっとですね。
時間割は今回はこんな感じでした。
1日目
時間 | 講習内容 | 講師 |
9:55~10:00 | 支所長挨拶 | 機構支所長 |
10:00~11:00 | 自動車運送事業に関する法令 (事業の許認可・届け出などに関すること) |
機構職員 |
11:00~12:00 | 自動車運送事業に関する法令 (運行管理業務に関すること) |
機構職員 |
12:00~13:00 | 昼食休憩 | |
13:00~15:00 | 輸送の安全確保に関すること | 機構職員 |
15:00~16:30 | 自動車の事故防止に関すること | 機構職員 |
あいだあいだに休憩が挟まるのであまり長くは感じませんでした。
基本的に大きなスクリーンに写し出したスライドショーを見ながらテキストで追うという形でした。
会場に到着
今回、プラザウエストには区役所と共同利用している駐車場が併設されていますので車で行くことにしました。
予約確認表には「できるだけ公共交通機関を」と書いてありましたが電車だと倍以上かかってしまうので…。
駐車場は有料で3時間まで無料、以降30分毎に100円というコインパーキング形式です。
かなり余裕のある駐車場で、皆さん車で来ている方も多かったようです。
緑も多くて素敵な雰囲気です。
さて会場に到着すると1階ロビーにてレストランの店員の方が臨時で「お弁当予約」というブースを作ってくれています。
ここでお弁当をお願いすると、お昼の時に会場の外で受け取れるためとっても便利です。
お値段はたしか600円だったと思います。(500円だったかも?)
写真は撮り忘れましたがかなり立派なお弁当で、ハズレお惣菜の全く無い豪華なお弁当でした!(嬉しい!)
ダブルメインな感じで、豚の生姜焼きと鯖の塩焼きが一緒に入っていたり、普通だったらマカロニサラダがちょびっと入ってる小さなスペースにはカレー味のロールキャベツが入ってたりして嬉しい!
味付けはちょっと濃い目で男性受けの良い感じですが、濃すぎるわけでもないのでパクパク食べれちゃいます。
おかずが多いので自然とお弁当はボリュームたっぷりですので少食な方はちょっと注意かな…。
でもでも、朝用意するのめんどくさくて「昼食べなくていっか」と思ってる人には楽ですよー。
いっぱい人が並んでる
お弁当が美味しすぎて話が脱線してしまいました…!
2階に上がると長蛇の列!
何かイベントかな?と思っていたら受講者の列でした…。
列に並ぶこと10分ぐらい?でようやく受付。
列に並んでいるあいだに顔写真のチェックが行われます。
めったに使わない運転免許証サイズ(タテ3cm x ヨコ2.4cm)の顔写真が必要です。
あらかじめ印刷しておいた予約時に発行される予約確認表と番号札を交換する際に受講料(¥8,700)を手渡しで支払います。
この際、なるべくお釣りがでないようにしたほうが良いと思います。
多分長蛇の列の原因の半分はお釣りだと思います。
受付ではテキストも渡されます。
A4なのでおっきいです。
会場広い!
会場は前の席から到着順で席番号を渡されるので早く行くと前の方の席、遅く行くと後ろの方の席になります。
今回は3人がけの机だったので真ん中になると悲しくなってしまいますがそこは運ですね…。
前の席は2~3列はスクリーンが見えにくいからか空いていました。
視力の弱い人は機構職員の方に申し出れば前の席にしてくれると思います。
スクリーン
(空席区間)
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○●○ ○●○ ○●○ ○●○ ○●○ ○●○
○●○ ○●○ ○●○ ○●○ ○●○ ○●○
○●○ ○●○ ○●○ ○●○ ○●○ ○●○
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だいたい教室はこんな感じ。
三人掛けの机ですがそこまで机上は狭くなかったように感じました。
推奨するわけではないですが、知り合いや友人と一緒に座りたいなら一緒に並べば右端の折り返し席にならない限り近くに座れるはずです。
ただ今回の講習では二人組の職場の同僚っぽい男性が私の席の真後ろで講義中もチョコチョコ喋ってたのでマナーは守ってほしいかもです。
講習はゆるい
講習はテキストとスクリーンで行われます。
ちょっと遠い上にあんまり大きなスクリーンではないので視力が良くない人で後ろの方なら申し出たほうが良いと思います。
1日目は基本的な運行管理者の法令について勉強。
テキストは簡単にしか書いていないためテキスト読む→「法令開いて下さーい」→テキスト机の下にしまって法令集を取り出す→「次はテキストでーす」→ループ
そのため講習中はこの2冊をとっかえひっかえしなくてはならず、結構大変でした。
とはいえ、自分の意志で受ける講習ですから誰も監視していません。
ゲームやってる人やスマホいじってる人も多いです。
もちろん眠ってる人も…。
殆どの人はしっかり聞いてましたけどね。
それでも講習内容は比較的試験に直結する内容でしたし聞いといて損はないはずです。
1日目午前中の講習内容
スタートはNASVAの支所長さんのご挨拶。
色々とタイムリーな話題や、関越自動車道高速バス居眠り運転事故の話とかでたような?痛ましい事故でしたね。
すぐに講習に入りました。
午前中は自動車運送事業の事業者側の法令、運行管理業務について。
この辺は主に事業者側がすべきこと、運行管理者がすべきことの境目を意識して学習するといいんじゃないでしょうか。
例えば勤務時間などを決めるのは事業者側、何時に出発するかなどの運行指示を行うのは運行管理者。
休息が出来る施設を整備するのは事業者、適切に休息を取るように指示するのは運行管理者・・・みたいな。(間違ってたらごめんね!)
初日の午前中で運行管理者のするべきことについての講義は終了しちゃうかんじです。
機構職員の方の講義はとてもわかりやすいですよ。
スクリーンには重要語句を太字&赤字で表示してくれるのでそのあたりにはマーカーで線を引いておきましょう。
あとで試問の時にめっちゃ役に立ちます。
お昼休み
みんな我先にと会場の外へと駆け出していきます。
会場の周りにご飯食べれるとこは徒歩圏内ではほぼないと思うので、ご飯は持参か前述のお弁当がおすすめです。
お外は天気がいいので外で食べてもいいかもしれませんね。(夏なら)
午後の講義
午後の講義は輸送の安全確保、事故防止など。
運転者の方への指導、運行記録計などの話だったような。
点呼や運転者の方への指示、必要な指導方法。
結構勉強することがいっぱいあります。
ひとまず1日目が終了
これで1日目が終了。
9時55分~16時30分なので約6時間。
長いといえば長いですね。
ですがNASVAの講習は職員の方も優しいし、講師として登壇される方もみんなハキハキと喋ってくれるのでわかりやすいです。
実は知人が東京都羽村の「オートライフセンター」で受講したのですがそちらは結構厳しかったようです。
会場も小さいしせいぜい30~50人ぐらいらしいです。NASVAの会場はその十倍は軽くいたんじゃないかな?
予約もネットでできるしNASVAおすすめですねー。
トラック協会も講習を行っていますがそちらは知りません。
オートライフセンターも結局NASVAの教科書を使ってるようです。