ついにワイヤレスゲーミングキーボードでデスクトップが完全ワイヤレス化!

これは便利…!

ケーブルがあるよりはないほうが好きなALVAです、こんばんは。
以前からデスクトップ周りをケーブルレスにしたいなーと思ってたのですが、ゲーミング機器はワイヤード信頼性至上主義派が多いこともありワイヤレス化の進まない分野でした。
ゲーミングとしてワイヤレスマウスが世に出たのは記憶が正しければRazerのMambaだったと思います。
当時はマウスなんてそれほど高いものでもなかったこともあり、お値段も他に比べれば高めで買えなかった思い出があります。笑

昔のワイヤレス機器は本当に信頼性が低かったのでそもそもワイヤレスは論外でした。
電池はすぐ切れる、接続も切れる、ユーザーがブチギレるという三段切りです。
さて、そんなワイヤード至上主義のゲーミング機器業界も少しずつワイヤレス化が進みました。
まずはマウスが、そしてヘッドセットなども無線化しました。
しかしキーボードだけは難しかったのです。
キーが多いこと、同時押しが必要だということ、こまめに充電するのは大きいので面倒。
多数のキーが常にスタンバイ状態なわけですから、電池も消費します。
ゲーミング機器やゲーミングPCに多く見られる男の子の夢「LEDピカピカイルミ」の実現も難しいという点も問題のような気がします。笑
私は光るのが嫌なのでむしろありがたいのですが…。

さて、そんな逆風吹き荒れるワイヤレスゲーミングキーボードの世界にLogicoolが投入したのがこちら!

ゲーミングキーボード ロジクール G613 ワイヤレス メカニカル LIGHTSPEED Bluetooth対応 パームレスト ROMER-G

ワイヤレスゲーミングキーボードG613です!

実用性のあるワイヤレスゲーミングキーボード

現在Logicoolゲーミングのラインナップの中でワイヤレスキーボードはG613のみ。
Razerも取扱はなく、CorsairがK63Wirelessというテンキーレスモデルを販売しています。

G613の特徴はなんといっても「無駄がない」ということ。
NumLockの表示すら無く常時光る部分は基本的になし。
模様もなし、印字はプリント、LCDディスプレイもマクロ切り替えボタンすらありません。

唯一機能と呼べるのは左端のマクロ6キーとゲーミングモードで余計なキーを無効化するスライドスイッチぐらいでしょうか。

ワイヤレス化のために極限まで削ぎ落としたキーボードはシンプルで美しく感じます。
また、ゲーミング用途であればテンキーレスが流行する中でテンキーをきっちり備えている点は評価したい部分です。

また電池寿命は驚きの18ヶ月。
単3(AA)乾電池2本で動作し、容量が15%以下になるとキーボードの警告灯が点灯しPC上でもメッセージが表示されるようです。

キースイッチは詳しくはないのですが、ROMER-Gメカニカル スイッチというものが搭載されているようです。
個人的にはパカパカ言う安っぽいキーストロークがお気に入りなのですが、このメカニカル式というのも押した感じがあっていいですね。
反面、押すのに疲れる感じはあります。もっと軽くてもいいかも…?

届いたので簡単なレビュー

早速Amazonさんで注文して届きました。
お店などで試打する人もいると思いますが、私は基本的にお試しが苦手ですしワイヤレスは現状これ一択なので試す必要もありませんでした。

届いてみて一番最初の感想は「重い」でした。
これまで使っていたG15(S)と比べると異様な重さです。
G15Sは1100グラム、1460グラムです。
たった360グラムの差ですが、容易に位置を変えることができないほどに重たく感じます。
反面、ずっしりとした重みは位置ズレせず安定したキー入力が可能です。

キーレイアウトも文句なしで打ち間違えはめったにありません。
かな入力もしないので、ローマ字だけのほうがシンプルで好きです。

右上のメディアコントローラはiTunesなどの操作にもってこいです。
ただしうちの環境ではミュートキーのみ作動しませんでした。
具体的には画面上はミュートになるのですが、iTunesなどの再生音は流れ続けます。
これは再生デバイスの多さなどが原因かも?なんだろう?
まあミュートキーなんて使ったことないので困りませんでした。

右上のゲーミングスイッチは便利ですね。
ただスライドスイッチじゃなくてボタンのほうが良かったような気もします。
わざわざスライドするの若干面倒です。
まあそういうときはデフォルトプロファイルでキー無効を無効化してしまえばいいかもしれません。

何よりこれでキーボード・マウス・ヘッドセットが全てワイヤレスとなりました。
机上にエフェクターやオーディオインターフェースなどがあるので、キーボードがワイヤレスになったのはかなり大きな一歩です。
今後は耐久性などもレビューしていきたいと思います。